今年は二回目を迎えました。
世界各地で、様々なイベントが行われました。
国連からのニュースです。
2016年6月21日-- 国連事務総長 潘基文氏は今日、誰もがさらに健康的な選択、ライフスタイルを取り入れ、民族、信仰、年齢、性別や性的指向に関わらず、他の人々と調和するよう呼びかけた。
「ヨガの練習はまた、この地球の資源を消費しているという我々役割、そして隣人を尊重し共に平和に生きるという義務をもつ個人であるということの認識を促してくれる」潘氏は第2回国際ヨガの日を記念し述べた。昨年の国連総会にて6月21日をその練習に割り当てるという決議がされたのだ。「全ての人にとって尊厳と機会のある持続可能な未来を構築するために、こうした要素は不可欠である」と、氏は加えた。
ヨガは、インドを起源とする古代からの身体的、精神的、霊的な訓練であり、現在世界中で様々なかたちで行われている。「ヨガ」という言葉はサンスクリット語で「結合する」「一体化する」という意味があり、身体と意識の一体化を象徴する。
今年の国際ヨガの日式典は、昨年の国連加盟国全一致で採択された持続可能な開発目標(SDGs)の実現に向けた健康的な生活の重要な役割に焦点をあてている。
ヨガの効果に言及しながら、事務総長は説明した。「運動不足は、例えば癌、糖尿病、循環器疾患など多くの非伝染性の病気と関連しており、世界規模での主要な病気や死亡原因となっています。健康を促進し、正しく呼吸する方法を伝え、ストレスを解消するヨガは健康的なライフスタイルを培うのに役立ちます」
8歳の時にインドでヨガを学び始めた世界一高齢のヨギニ97歳のタオ・ポーチョン・リンチさんによれば、ヨガの古くからの訓練は「永遠の呼吸」に象徴されるという。
今日の本部でのヨガセッションの一部としてUN Radio にポーチョン・リンチさんはこう語った。ますます多くの人がヨガに参加するのを見るのは大変うれしく、「息を吸うというのは、自分の中の生命力と同調し、命の魂そのものに同調していいる」と教えたかったのだと。皆は彼女にできないことをいつも言うけれど、それには興味がないと言う。「外に出て行動する可能性が私のなかにあるってわかっているもの!」
国連に関して、ポーチョン・リンチさんは最も必要なものだと述べた。「膝を突き合わせて話し合う必要があるでしょう。人生で何が間違っているのかを探す必要はないわ。頭に浮かんだものは具現化するのよ。だから、平和と美、そして何か皆ができる良いことを具現化しましょうよ」皆がヨガの訓練をする世界とはどのようなものかという質問に対し「美しい春のような、何もかもが栄えた世界でしょう。憎しみはない、人々の笑顔を信じるわ」
Isha Foundation の創設者であるヨギのSadhguru Jaggi Vasudevは、世界中の20億人のヨギ達に向けて述べた。基本的に「それは効果があるからだ」 内側から「整えれば」誰もが楽しく穏やかな生活を送れる。戦地でヨガを教えることはできないかもしれないが、戦争それ自身が人の心の中で何が起こっているのかを示している。「だから、外側から始められない、内側から始める必要がある」と彼は言った。