しばらくの間は物理的な距離を置くことが、私たちの最も病気に弱い 人々をCOVID-19から守るための方法であることが明白になってきましたが、ヨガの実践にはどう向き合えばいいのでしょうか?ヨガを実際に実践するためのこのような特別な機会は、今後の人生の中で再び経験する人は少ないのではないでしょうか。
今の公衆衛生の優先事項は、ヨガの実践において私たちが行っている性質にうまく寄り添うことです。思いやり、協力、そして自分自身よりも自分自身を心配するよりももっと大きなもののために生きるということ。どのようにヤマとニヤマ(パタンジャリのヨガスートラに書かれた倫理原則、してはいけないこととするべきこと)を、先の見えない荒波の中を航海するためのコンパスとすることができるのでしょうか?
公衆衛生のヤマとニヤマ
ヤマ(してはいけないこと)
アヒムサ(非暴力):たとえあなたと近い関係がなくても、最大の保護を必要とする人たちへの非暴力を実践しましょう。
サティヤ(誠実):自身の専門の範囲内から出ないでおきましょう。誤った情報を広めたり、公衆衛生の責任者の努力を軽視しないでください。あなたが事実だと確信できる信頼できる情報源からの情報だけを共有しましょう。
アステヤ(不盗):他者の健康を盗まないでください。社会的距離を保ち検疫ガイドラインに従いましょう。本当に必要出ない限り病院や医師のもとに行かないで、弱い人たちのために供給量を残しておきましょう。
アパリグラハ(不貪):他人のものをむやみに欲しがったり他の状況と比較したりせず、寛大でいましょう。
ブラフマチャリヤ(抑制):ウィルス封じ込め戦略を行いましょう。
ニヤマ(すべきこと)
サントーシャ(知足):打ちのめされそうな時は、抑えきれない感情が湧き上がっても友情や共感を思い出して配慮のある思いやりを自分自身に向けましょう。そんな時は、前向きな感情や感覚に感謝して味わいましょう。大好きな友人に向き合うように自身の神経系や精神に向き合いましょう。
ソーチャ(清浄):正しい衛生状態を保ちましょう。手洗いが最善です。手や物の表面の除菌剤の正しい使い方を覚えましょう。
スワディヤヤ(独修):医療制度に対する自身の先入観について自問しましょう。人種差別や外国人差別の感情が起こったら自問しましょう。あなたの言葉や行動は、そうした違いに関係なく全人類に影響することを心に置いて、追いやられてゆく人々に特別の配慮をしましょう。
イシュワラ・プラニダーナ(より高みにいる力に身を委ねる):より大きなものに貢献しましょう。今こそ、生命という広大な海のひとつひとつの波として一体となる輝かしい瞬間です。
(出典)https://yogainternational.com/article/view/the-yamas-and-niyamas-of-public-health
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