2023年7月28日金曜日

視力のための7つのヒント 
7 Tips for Better Vision


メガネやコンタクトレンズ、そしてレーザー手術など、現代の科学によって視力低下に対するさまざまな治療が可能です。けれど、これまでの常識やヨギが持つヒントもまた効果がありのです。



以下のいくつか、あるいは全てをやってみて、視力が強化されたり視界が明瞭になるか試してみましょう。

1. 目の筋肉をリラックスさせる

見ることは無理なく行うものです。じっと見つめないで、画像が目に入ってくるままにしてみましょう。目と目の周りの筋肉を緩めます。緊張させないで、ただ見ましょう。


2. まばたきを多くする

見つめていることに気づいたら、何度か素早くリズミカルにまばたきしましょう。実際、特に読書している時やコンピューターで作業している時は、よくまばたきをしています。まばたきは目を休ませて潤いを与え、視線を和らげることを思い出させてくれます。


3.「手のひら」エクササイズを試す

1日に何度か、手のひらを素早く擦り合わせて、閉じた両目の上に被せます。数分の間、完全な闇の中で、手の暖かさが目に染み込んでいく感覚を味わいましょう。


4. 日光浴

日の当たる心地よい場所に座って目を閉じ、頭を優しく左右に動かしましょう。10分間、日光の暖かさをまぶたに染み込せます。特に暑い時期は、これを早朝か午後の早い時間に行うと良いです。


5. キャンドルをみつめる

暗い部屋に灯したキャンドルを、腕の長さ以上離れたところに置きます。キャンドルの炎をそっと見ながらリラックスした呼吸を100回数えましょう。見つめてしまう癖がある人は、キャンドルを2つ使います。30cm離して置き、吸う息と吐く息のリズムで2つのキャンドルを交互に見ましょう。


6. 夜明けに呼吸の練習をする

夜明け前に外に出て、東の地平線がよく見える場所を見つけます。舌を突き出して管のように丸めたら、地平線の少し上にある赤いラインを見ながら息を吸いましょう(鼻から吐きます)。息を吸うたびに、涼やかな夜明けの空気が赤い光と混ざり合って、目の上に流れるのをイメージしてみましょう。


7. 露ウォーキング

草が露に濡れる早朝に、裸足で草の中をお散歩しましょう。これが視力を強化するとは思えないかもしれませんが、ヨギはそうだと主張します。数ヶ月試して、確かめてみましょう。





(出典)https://yogainternational.com/article/view/7-tips-for-better-vision/

2023年7月20日木曜日

記憶力を自然に高める方法
Boost Your Memory Naturally


誰かと会う約束を忘れてしまっていた?鍵を無くした?顔は覚えているけれど名前は思い出せない?こうした物忘れは、特に40歳をすぎればよくあることです。けれど、そうである必要はありません。アーユルヴェーダによれば、何歳になっても記憶力を高めることはできます。以下のヒントが、あなたに合うかどうか試してみましょう。



活動的でいる


週に5回以上、新鮮な空気の中を30分歩くか、ハタヨガの太陽礼拝を12回繰り返しましょう。肩立ちや鋤のポーズなどの逆転ポーズで、脳への血流を増やしましょう。



呼吸する!


ヨガの実践である、片鼻ずつの呼吸や「アヌロマ・ヴィロマ」は、左右の脳を活性化し記憶力を高めます。あるいは以下を試してみましょう。前を見てまっすぐ立ちます。そっと息を吸い込んで、頭を後ろに倒しながら喉頭蓋(舌の根本のすぐ後ろにあります)を締め付けて、吸い込む息の最後で空を見上げましょう。息を吐き出しながら、喉を締めたままゆっくりを顎を胸に引いて、地面をみます。貝殻を耳に押し付けた時に聞こえる海のような音がしたら、正しくできています。これを7回繰り返しましょう。



学ぶ


記憶は筋肉のようなものです。使わなければ弱くなります。新しいマントラや詩、サンスクリットの書物などを練習して、そらで唱えられるまで毎朝繰り返し頭を鍛えましょう。そしてまた新しいものを覚えていきます。



脳に栄養を


アーユルヴェーダによれば、記憶力を上げる食べ物はサツマイモ、オクラ、ほうれん草、オレンジ、にんじん、牛乳、ギー、タピオカ、アーモンドなどです。



体と心を解毒する



アーユルヴェーダのお米と豆の料理であるキチャリだけを5日間食べると、記憶力を弱めたり病気の原因となるアーマ(毒素)が体から取り除かれます。
キチャリの作り方です。バスマティ米1カップと黄色のひいたムング豆1カップを2度洗いましょう。お米と豆に刻んだコリアンダーの葉を少し足して、6カップの水に入れ、時々かきまぜながら5分間煮ます。弱火にしたら蓋を少し開けたまま25ー30分火にかけましょう。生の刻んだコリアンダーの葉と小さじ1のギーをかけて、1日3回5日間キチャリを食べると心身ともに浄化されます。



ハーブ


アーユルヴェーダの書物の中には、「メディャ(記憶力を高めるという意味です)」と四バレル記憶力を高めるとされる特別なハーブ類が書かれています。これらの中で最良のものは、ブラフミ、ジャタマムシ、ブリンガラジ、シャンカ・プシュピで、オンラインやインド食品店などで購入できます。こうしたハーブの摂り方は以下です。


記憶力向上ハーブティーを作りましょう。上記の4つのハーブを足した小さじ一杯分を、1カップのお湯に10分間浸します。1日2回、濾したお茶を空腹時に飲みます。


鼻腔にオイルを塗布しましょう。アーユルヴェーダでは鼻は脳、つまり記憶の入口とされています。そのため、ある花の香りでニューヨークのセントラルパークを散歩した日を思い出したり、マリナラソースの香りで家族のパーティを思い出したりするのです。嗅球(嗅覚に関連する脳の神経中枢)を刺激するには、温めたブラフミのギーを両方の鼻に5滴(オンラインで購入できます)、就寝時に横たわって天井の方に頭を傾けて垂らします。そしてそっと数回吸い込んで副鼻腔のほうへオイルを吸い込みましょう。


ブラフミのミルクを飲みましょう。小さじ1/2のブラフミとサフラン少々を1カップの牛乳で煮ます。牛乳が3回沸いたら濾し、少し冷まして飲みましょう。

2023年7月6日木曜日

ヨガニードラと5つのコーシャ
Yoga Nidra and the Five Koshas


ヨギの眠りと言われるヨガニードラの瞑想は、コーシャという5つの大きな部分に基づいていていることが、ヨガの経典で述べられています。これらの層は「鞘」とも呼ばれ、肉体、エネルギー、精神・感情、より高度な知性、そして至福のかたまりがあります。ヨガニードラの聖典にあるように、各層はそれぞれに重要であり、瞑想中の実践者がその場に落ち着いて気が乱れないように働きます。


では、想像してみましょう。今、大好きなセレブに会うために、4人の友達と行列に並んでいます。そのセレブに挨拶してもらった友人Aは嬉しそうに興奮し、会えたことに満足しました。次に友人Bがセレブと会うと、興奮のためにすぐに座り込んで休まなければなりませんでしたが、その後はやはり満足しました。そして他の2人の友達もまたセレブに会って挨拶し満足感を得たあと、心を整理するために立ち去りました。けれど、セレブはあなたに会う前に立ち去らなけれななりませんでした。この出来事であなたは、気を揉んでがっかりしました。もしセレブが5人全員と時間を過ごせたら、あなたも満足してこの体験を分かち合いながらおしゃべりできたことでしょう。けれど、あなただけが会えなくて、もやもやして何かが間違っていると感じるでしょう。


これと同じことがコーシャにもいえます。もし、あるコーシャが見過ごされたり満足できなければ、そこに調和はありません。ですから、私はヨガニードラの指導者として、ヨガニードラから目覚める時にまとまったひとつの自分自身を感じられるように、各層を味わえるよう気を配ります。


では5つのコーシャを知り、ヨガニードラにどう関連するかを探りましょう。



1. 肉体の層


第一の層は、おそらく最も認知しやすい肉体的な層、アンナマヤ・コーシャです。文字通りに言えば「食物鞘」であるアンナマヤ・コーシャには、すべての筋肉、骨、腱、靭帯が含まれます。このコーシャは直接体験することができます。あなたの体ですから、あなたが見て感じることができます。


ヨガニードラの練習において、この層へはボディスキャンのように肉体的な体験とともに注意を向けます。「頭をリラックスさせて、腕、脚、上半身、下半身を緩めましょう」などのインストラクションを聞いたことがあるでしょう。体は直接話しかけられますし、観察できます。次の層へと移るに従って、ある意味では肉体への直接的な気づきが消えていきます。



2. エネルギーの層


第二の層はプラナマヤ・コーシャ、エネルギー体です。この層は知覚できますが、アンナマヤ・コーシャよりもかなり微細です。ヨガ哲学では、私たちのエネルギーであるプラナはナディと呼ばれる内部のエネルギー経路に沿って、呼吸とともに動きます。プラナは「呼吸」と訳される場合もありますが、呼吸そのものではありません。呼吸とともに働きますが、呼吸よりも微細です。


ヨガニードラでは、呼吸を観察することでプラナマヤ・コーシャと繋がります。息を吸ったり吐いたりするのをただ観察するように言われるかもしれませんし、指を使わないナディショーダナのような呼吸の練習をするかもしれません。「息を右の鼻から吸い込んで、少し止めます。左の鼻から吐き出して、止めます。左の鼻から吸い込んで、止まります。右の鼻から吸い込みましょう」などなど。呼吸に集中することで、体内のエネルギーの制限を緩めることが目的です。そしてこの層は、肉体の層と同様に消え去っていきます。



3. 精神・感情の層


第3の鞘はマノマヤ・コーシャ、精神の体です。これは、最も魅力的な層で感情のある場所だと言われています。怒りや恐怖に我を忘れたと感じる時(または上記の友達Bのようにスターに夢中な時)、私たちはこのコーシャにいます。マノマヤ・コーシャは、全ての状況における直感的な心の状態と関連していて、意識的にも無意識的にも自分自身や他者との関わり方をあらわにします。この層を押し殺し無視してなんとかしようとしても、感情は表層に(あるいはそれ以上に)突然湧き上がって、そんな感情や体の反応を抑えられない「限界点」に達してしまうこともあります。ですからこの層は、感情に操られることなく感情を体験できるヨガニードラで働きかけることができるのです。


ヨガニードラでは、全身の重さ軽さの感覚に気づいてください、心の中を感じとって、あるいはリラックスした時(またはそうでない時)のことを思い出してくださいと促されるかもしれません。この体験のすごいところは、マノマヤ・コーシャはまさに別の層だと感じられること、そして不安や幸福感や怒りはあなた自身ではないこと、ただ反応や内側で起こった感情にすぎないと気づくことです。


一度この層に触れられれば、この層もまた背後へと隠れていきます。



4. より高度な知性の層


この層はヴィジュナーナマヤ・コーシャ「理知体」で、より直感的なマノマヤ・コーシャよりも知的です。時々、思いがけなく洞察に富んだことが口から出てきて、「どこから出てきたの?」と自問することがあります。それがヴィジュナーナマヤ・コーシャの現れです。その他の例は、本能的な反応です。例えば、左右を見て確かめて何もなかったのに、毎日渡っている道を渡らなかったのがなぜだかわからない時などです。あなたの中の何かがその日は渡らないでと言ったのです。そしてその直後に急に車が飛び出てきたというような。違う道を選んだことで命が助かったのかもしれません。これは、ヴィジュナーナマヤ・コーシャが働いている時です。


ヨガニードラでは多くの場合、何かを想像するか、物語を使ってヴィジュナーナマヤ・コーシャに働きかけます。それはあなたを観察しているあなたです。よくわかりませんよね?高度な存在から見れば、あなたと私がいる場所に違いはなく分かれてもいません。熱帯雨林を歩いている自分を見ているとしましょう。深緑の葉を見ていると、明るいピンク色の花がどんどん大きく育って黄色い中心があなたの全身に光を投げかけます。聞くこと、見ること、感じることは深い内部から現れます。そしてこの層もまた背後へと落ちていきます。



5. 至福の層


第五の鞘はアーナンダマヤ・コーシャ「歓喜体」で、至福へと完全に浸った状態と表現できます。これは5つのコーシャで最も微細で、そこではあなたと神聖なものとの間にはほんの僅かな差があるだけです。


ヨガニードラでは、他の層のすべての練習においてこの層が存在しており、また旅の終わりの短い静寂や瞑想から出る前にも存在します。私は多くの場合、ここで1-5分間の静寂の時間をとります。そこには、主に実践の中でしっかりと受け止められている自分自身をただ感じるなど、探求するべきものが多く存在するからです。


ヨギの眠りから覚める時には多くの場合、体と呼吸、心との一体感を感じます。完全であること、そして穏やかな気持ち、完全な静けさのなかの心地よさなどを感じるのです。こんな感覚が持てれば、それはすべての層に働きかけられた証拠です。セレブがみんなを満足させようと会って挨拶し、みんなが穏やで落ち着いた状態で去っていったのです。


2023年7月3日月曜日

コーシャとは:人の存在の5層 Vol.2
The Koshas: 5 Layers of Being

 

第5の体


圧倒的多数の人では、第5鞘がほとんど成熟していません。この鞘はアーナンダマヤ・コーシャといい、霊的な至福である「アーナンダ」として体験される最も微細な部分です。一般的に、聖者や賢者、真の神秘家だけが日々の生きた一部としてアナンダを体験するために心の鍛錬をしているものであり、このレベルの意識が自身の中にあることすら気づけない人が多いのです。


アーナンダマヤ・コーシャは、普通の意識とより高みにある自分自身との間にある最も薄い最後のヴェールであるため、ヨガにおいては極めて重要です。臨死体験をした人の多くは、明るく白い光が放たれて、知性や無条件の愛に包まれた体験をしたと証言しています。これがアナンダマヤ・コーシャの体験です。聖者や神秘家は心を清めることで、死の一瞬だけでなく人生を通してこれを体験するようになるのです。


タントラの伝統では多くの場合、精神は常に聖なる意識に身を沈めている超越的な神シヴァ神を象徴としています。物質やエネルギーは至高の女神シャクティと呼ばれ、この世界全てはこの女神の聖なる体です。シヴァとシャクティは言葉にできないほどの強く愛し合っていると言われています。この最高の愛は、アーナンダマヤ・コーシャで体験され、そこでは精神と物質は情熱的に結びついています。


私たちはこの至福の鞘を三つの実践によって覚醒させることができます。一つめは無私の奉仕、セヴァです。これによって他者と自身の内なる結びつきに心を開きます。二つめは神への献身、バクティ・ヨガです。これによってすべてに宿る聖なる存在と内なる結びつきに心を開きます。三つめはサマディです。非常に集中した瞑想で、自身の聖なる存在へ心を開きます。




輝く健康


あなたは多次元の生き物です。あなたの意識は、多くのさまざまなレベルに現れます。ヨガは、あなた自身へと導き、あなたという存在のすべてのレベルにおいて完全に優美に生きられるよう訓練してくれます。肉体の強化し調子を整えるハタポーズから生命力のバランスをとって活性化する呼吸法に至るまで、心をクリアに鎮める瞑想の実践から知恵と調和の内なる世界を開く自身の探求と無我の愛に至るまで、ヨガは人格の全ての部分を養い統合する総合的なシステムなのです。5つの体と内なる真我(その意識は全てを照らします)を知ることにより、健康と賢明な人生の満足感を体験できるのです。




5つの鞘を体験する


5つの鞘は空想的な概念ではありません。実際に体験できるあなたの存在の実在する部分です。以下の8段階の実践で、あなたの人格の内なる側面をより掴めるようになるでしょう。


心地よく座って、頭や首、胴体を直線上に置きましょう。無理をしないでまっすぐに座ります。気を配りつつ、もリラックスしていると感じるはずです。


両目を閉じて、視覚と周りの音から意識を離していきます。意識の全てをあなたの体に集中しましょう。気づきを頭、肩、胸、腰、背中、お腹、腕、脚へと向けます。これがあなたのアンナマヤ・コーシャです。


意識を鼻腔の間の一点に集中し、呼吸していることを感じます。徐々に呼吸がゆっくりと、スムーズにそして静かになります。体の中に脈うつエネルギーに意識を向けましょう。そのエネルギーのおかげで、心臓が脈打ち、肺が膨らんだり萎んだりし、血液が血管の中を流れ、お腹がグゥグゥと鳴ります。この動き(肉体そのものではなく)を統合している力がプラナマヤ・コーシャです。


意識を頭に移します。感覚のインプットと動作のアウトプットを調整している意識の部分に注意を向けましょう。この部分が、鼻が痒いと気づき、手に鼻を掻くよう命令する部分です。ここで、同じ姿勢で長い間座り続けたため不快だと、脚を動かしたいと気づきます。絶え間ななく心の中に湧き起こる反射的な心のおしゃべりが作られるところです。これがマノマヤ・コーシャです。


意識を、頭の中の高いところへと引き上げましょう。意識のこの部分が、意志を持ってこの練習をすると決めて、今も終わりまでじっと座っているよう命令しています。ここが自己認識を広げる価値を認識し、ベッドの中で微睡むほうが気持ちがいいとしても、朝早く起きてハタポーズや瞑想をするように言うのです。これがヴィジュナーナマヤ・コーシャです。


意識を胸の中心へと向けます。深くリラックスして、スムーズで均等な呼吸を続けます。それでは、必要なだけ時間をとって、深い静けさの中へと落ち着いていきましょう。その心の平穏に深く沈んだ状態が、純粋な幸福感です。これは感情的な幸福感ではありません。この状態を離れても、大きな喜びや感謝という感覚として内から流れ出してくるものです。完全な満足感、完全な調和、そして普遍の穏やかさの場所です。欠陥、恐れ、欲望の感覚はありません。これがアーナンダマヤ・コーシャです。


それでは、自身の意識へただ気づいてみます。この体験をした純粋な意識が、この体験を超えて存在します。それがあなたの本当の真我で、あなたの不死の存在です。そこに意識をおいたままできるだけ長く自分自身の中で安らぎを感じましょう。


意識を呼吸に戻します。ゆっくりとスムーズにそして均等に呼吸します。目を開けて。リラックスしてこの体験に浸る時間をかけてから立ち上がりましょう。




死から生へ、そしてその向こうへ


ヨガの書物の多くで、この5つの鞘が3つに分類されているのを見つけるかもしれません。肉体と生命力はシュトゥラ・シャリラ「粗大体」と呼ばれます。精神と知性はシュクシュマ・シャリラ「微細体、霊体」と呼ばれます。歓喜鞘はカラナ・シャリラ「因果体」と言います。これらはさまざまな霊的な伝統のなかで認識されています。1世紀にデルフィ神殿で最高神官を務めたギリシャのプルタルコスは、それらをそれぞれソーマ、プシュケー、ヌースと呼んでいました。


肉体は死とともに崩壊します。霊体は転生とともに崩壊し、次の人生の新しい人格を作ることができます。因果体は何度も何度も生まれ変わり、荷物のようにカルマを運び続けます。それは解脱、高度な真我が生と死のサイクルから自由になる時に最後に崩壊するのです。




(出典)https://yogainternational.com/article/view/the-koshas-5-layers-of-being/