2018年4月15日日曜日

ナチュラルな6つのデトックス法
Detox Your Body Naturally

今回は、アーユルヴェーダに基づいた簡単にできるデトックス法を少しだけ紹介しましょう。
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身体には、時間とともに蓄積される毒素を排出する自然にデトックスする仕組みが備わっています。毒素は、食べ物や水、呼吸する空気の中にも存在します。

毒素のレベルが高い時は、身体の自然な解毒過程を補うためデトックスの食事をときどき摂るよう専門家は勧めています。解毒は肝臓の働きを助け、自然なバランスの取れた身体へと戻す手助けをしてくれます。
デトックスといえば24時間や数週間など一時的なものだと多くの人は思っているでしょう。しかし実際には、身体を解毒するのに必要な方法は継続的に行うこともできるのです。

それによって気分もよくなりますし、毒素のため時折かかる病気の頻度も減らすことができます。
規則的に身体をデトックスするのはとても簡単でシンプルです。すこしずつ身体を解毒させる日々の方法はたくさんあります。



1. 水をたくさん飲む


水は、全ての内臓の健康に重要であり、身体の代謝を助けます。
水はまた、排泄によって体内の毒素を排出します。実際、毒素を多く含んでいる便のお通じをよくしてくれます。健康な腸や消化器官は、お手洗いを使うたび有害な毒素を排出されるのを助けてくれるでしょう。
毎日コップ8〜10杯の水を飲むようにしましょう。この量は、気候や運動量によっても変化するかもしれません。
できれば、銅の容器に汲んでおいた水を一杯、毎朝空腹時に飲むと消化器官が正常に働き続けてくれます。


2. レモン水で1日を始める


身体の有害な毒素を減らすために、毎朝一杯のレモン水を飲みましょう。
レモンのクエン酸が解毒を助けます。レモン果汁の原子構造が胃の消化液と似ており、肝臓が胆液を作ることを助けます。胆液が多いことで、食べ物が消化管内をスムーズに通ることができます。


3. 乾布摩擦をする


皮膚は解毒をする主要な内臓のひとつなので、死んだ細胞や皮膚の奥深くに蓄積された毒素を取り除く簡単でシンプルな方法が乾布摩擦です。
また、皮膚から出る汗によって毒素を排出する汗腺を活性化させます。

  • 自然のブラシや乾いたヘチマを手にとって、お風呂場でまっすぐ立ちます。
  • ゆっくりと手足の先から始め内側へとうつりましょう。
  • 10〜20分程度続けます。
  • それから、ゆっくりと暖かいお湯に浸かり、最後に冷たいシャワーを浴びましょう。
  • よい保湿剤で皮膚に栄養を与えましょう。
  • 週に3〜5回行うと良いでしょう。


4. オイル・プリングをする


オイル・プリングは、体から有害な毒素を取り除く古代のアーユルヴェーダのテクニックです。解毒だけでなく、代謝調整ホルモンを刺激し、体重の減少を促します。
このテクニックはまた、口臭予防や歯の美白、口内の健康にも効果があります。

  • オーガニックのココナツオイル大さじ一杯を口に含みます。
  • 口の中でオイルを15〜20分間クチュクチュさせます。
  • 吐き出したら、いつものように歯を磨きます。
  • 30分間は食べ物を取らないようにしましょう。
  • 毎朝空腹時にこれを行います。


5. デトックス・スムージーを楽しもう


ほうれん草、ケール、ビーツ、りんご、オレンジ、梨、キウイ、パイナップル、アボカド、アルファルファの芽、生姜などの果物や野菜で作ったグリーン・スムージーを毎日の食事にに加えると大変健康的です。様々なベリー類やナッツ類、種などを加えることもできます。


6. 緑茶を飲む


解毒を助けるには、毎日のコーヒーを緑茶に変えましょう。緑茶は解毒を助ける抗酸化物質が豊富で、体から有害な毒素を取り除くキャリア抗酸化物質であるグルタチオンの生成を助けます。
緑茶にはまた、ポリフェノールと呼ばれる微量栄養素が含まれ、毒素に妨げられている脂肪燃焼ホルモンの生成を促します。この健康的なお茶はまた、体重の減少を助ける自然な代謝を活性させます。
毎日カップ2〜3杯の緑茶を飲みましょう。緑茶に飽きたら、解毒作用のある違うハーブティに変えてもよいでしょう。



2018年4月9日月曜日

<日記>久しぶりのトレーニング

ここのところ受けてみたいトレーニングやワークショップがなく
インド行きも流れてしまい、インドネシア行きも流れてしまい、
ついでに暇があれば行こうと思っていたシンガポール行き(里帰り?)も流れてしまった昨今ですが、やっとアガるトレーニングを受けてきました。

昨年の夏にバンコクの友人を訪れた際に、以前から知っていてクラスを受けに行ったスタジオの先生が来阪してのトレーニングでした。

テーマは、Yoga for Healing と 骨盤と背骨を整える です。



私は、彼のヨガへのアプローチが好きで、ストイックで科学的でありながら精神的な面に重点をおいていて、でもなぜかゆるりとリラックスしているような。
アメリカ人でありながらアジアの南国に長く住むという環境がそうさせているのか。

どちらのテーマも、これまでの私自身の知識と経験を裏付けるものであり、
そこからさらに深く理解することを促してくれるものでした。



それにしても、トレーニングを受けるたびにいつも思うのです。

シンガポールで、なんだかよくわからないうちにドクターや他の先生、先輩たちの指導を必死で頭に詰め込んでいたこと、そして、その情報が多すぎて消化するのに時間がかかっていること、日本に帰国して継続的に指導を始めてからもしっかり思い出せなくて何度も本やノートを持ち出して復習していること。。。
それらがトレーニングを受けるたびに、再び記憶の表面に浮き出てきて、デジャブな気分になるのです。つまり、私がシンガポール授かったトレーニングは、それほど深く膨大で全てではないにしても多くを網羅していたのだということ。そして、それを本当に自分のものにしていくには生半可では不可能であり、いくら時間があっても足りない。

でもいいんです、焦ることはない。
ヨガはいつもそこにあって、一生かけて少しずつ取り込んでいけばいいのだし。
そのプロセスを楽しめばいいのだし。

そんな風に思うのです。


残念ながら、今回のトレーニングの先生は、このあともっと自分に向き合うため教えることをしばらく休むそうです。そしてまずは禅寺で座禅修行をするのだとか。
あるヨガ友が、好きな先生がみんな瞑想の方に行ってしまって教えることをやめてしまうのが悲しいと言っていたことがあります。長く続けているとそんな境地になっていくものなのかもしれませんね。私はまだまだそんな風にはなれそうにはないですが。







不眠症:眠りを誘う健康的な21の食べ物と飲みもの 
21 Sleep-Inducing Healthy Foods And Beverages For Insomnia

基本的に私は睡眠時間が長く睡眠不足になるとてきめんに体調が悪くなる体質ですが、ほとんど不眠になったことはありません。30代前半で仕事が異常に忙しかったころは、神経の興奮状態が続いて眠れなかったこともありましたが、それも一時的なものでした。
ヨガには自律神経のバランスを整える効果があるので、習慣的に行うと睡眠と覚醒の切り替えがうまく働くようになってきます。
その効果が現れるまで、またはサポートとして、以下の食品を試してもよいかもしれません。
今回は、Ayurveda Experience のブログからです。
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不眠症に良いのは、トリプトファン、マグネシウム、カルシウム、ビタミンBを多く含むもの、またセロトニンやメラトニンを増やすものです。



不眠症とはどう定義できるでしょうか?不眠症(ニードラナーシャ、アニードラなどと呼ばれます)は深い眠りに入りにくく維持しにくい状態です。十分な睡眠が取れないまま目が覚め、深い眠りに再度入ることができないこともあるでしょう。また、目覚めた時に疲労感、消耗感を感じることもあるでしょう。
睡眠(ニードラ)は、精神的にも肉体的にも健康であるためにとても重要な役割を果たします。アーユルヴェーダによれば、健康的な生活を送るために行うべき最も重要な原則のひとつが、3つの下位で支える柱の原則(ウパシュタンバ)です。これらは食事(アーハール)、睡眠(ニードラ)そして自制(ブラフマチャリア)です。古代のアーユルヴェーダの聖人アチャリア・シュシュルタは、眠れない原因について言及しています。それらは、ヴァータや(と)ピッタ のドーシャの増加、精神的な乱れや不安、怪我などです。伝統的にアーユルヴェーダでは、家畜や魚介などの肉、水牛の肉やミルクの摂取が不眠によいとされています。小麦、ブラック・グラム(黒豆)、ヨーグルトやギーなどの乳製品もまた不眠を軽減させる可能性があります。ぶどうなどの果物、砂糖やヤシ糖、ワインを使った食べ物も不眠によいでしょう。この他にも、健康的な睡眠のために摂取できるものがいくつかあります。

以下の21の食べ物は、その効果が証明されている物です。毎晩、良い睡眠を取りましょう。


不眠のための食べ物


1. 七面鳥


少量のトリプトファン(1g)が入眠時間を短縮し睡眠の質を高めます。約300gの七面鳥(鶏胸肉の場合は約450g)で摂取が可能です。


2. かぼちゃの種


約200gのかぼちゃの種には約1gのトリプトファンを含まれており、よりよい睡眠が取れます。Journal of Research and Medical Scienceに発表された研究によれば、500mgのマグネシウムを補うと老年者の不眠が改善されるということがわかっています。これは、1日約半カップのかぼちゃの種とカップ1の火を通した葉物野菜を取ることになります。


3. 成分無調整牛乳


牛乳は、カルシウムやミネラルが豊富で体内のメラトニン調整をしてくれます。また、牛乳に含まれるアミノ酸トリプトファンが体を鎮静させる効果があります。

成分無調整牛乳1クオート(0.94リットル)に含まれるトリプトファンは732gで、血漿トリプトファンが血液脳関門を多く通過するため睡眠導入がよくなります。

アーユルヴェーダによれば、水牛のミルクは重たく油分が多いため、睡眠を促す効果があるとされています。実際、温めたミルクは、多くの家庭で不眠解消に効くとされています。


4. ヨーグルト


ヨーグルトもまた豊富なトリプトファンを含み、カルシウムやマグネシウム、ビタミンB12や睡眠に入りやすくするビタミンB5の栄養源となります。ラクトース不耐性のためミルクを飲むのに不快感がある場合も、ヨーグルトならとれるでしょう。含まれるカルシウムは不眠の不安を下げます。

マグネシウムは松果体からのメラトニン分泌を促し、神経過敏を防ぎ、催眠します。ビタミン12は、精神錯乱や認知症、過労を防ぎます。ビタミンB5はストレスや不安を削減します。


5. マグロ


トリプトファンと同じく、マグロはメラトニンやセロトニン生成に不可欠なビタミンB6が豊富です。


6. きび + オーツ麦ふすま


きびは、トリプトファン、カルシウム、鉄が豊富です。不安症、鬱、不眠などの症状に効果的です。

マグネシウムやカリウムが豊富なオーツ麦は夕食に適しています。オートミール(暖かく、穏やかで柔らかい)の性質自体が睡眠や鎮静へと向かわせます。オーツ麦はまた、オチプトファンも多く炭水化物が多く取れます。

これらは、体内でセロトニン分泌を促します。セロトニンは「心地よい」ホルモンでストレスを減らし、より穏やかな気分へとさせるため睡眠を助けるのです。また、オーツ麦は通常ミルクと共に食されますが、これもまたリラックス効果のある飲み物でよく知られているものの1つです。


7. チーズ


カッテージチーズは、何時間にもわたり筋肉にアミノ酸を送る消化のゆっくりとしたカゼインタンパク質を含むため、睡眠前のタンパク源としては完璧なものです。また、カルシウムやトリプトファンも豊富です。カッテージチーズに含まれるカルシウムは、脳がトリプトファンを使って睡眠をうながすメラトニンをの生成を助けます。


8. ピーナッツ


眠りに着くのが難しい場合に良いのが、ピーナッツや自然のピーナッツバターです。ピーナッツには、セロトニン分泌を増加させる栄養素であるナイアシンが豊富に含まれています。ピーナッツのエキスのある研究では、ピーナッツの茎や葉のエキスが睡眠を助けるとされています。

9. チョコレート


ダークチョコレートのマグネシウムが、睡眠、覚醒、体温など様々な体の機能を担う概日リズムに細胞が対応するのを助けます。

チョコレートは、睡眠不足の悪影響を和らげます。ある研究では、睡眠障害の悪影響をフラボノイドが多く含まれるチョコレートが緩和することを示しています。


10. ドライ・プルーン


干したプルーンは、睡眠覚醒周期を調整するマグネシウムが豊富です。いくつかの研究で、ドライ・プルーンが不安症によいことがわかっています。


11. キウイ


最近の研究で、就寝2時間前にキウイを2つ食べると、睡眠総時間と質の両方に向上がみられました。
キウイには豊富なトリプトファンが含まれます。


12. アボカド


アボカドは、葉酸とカリウムが豊富で、セロトニン、ドーパミン、ノルエピネフリンなどの「心地よい」ホルモンの生成を促し、睡眠を調整します。


13. バナナ


バナナは、トリプトファン、カリウム、マグネシウム、セロトニン、メラトニンの栄養源であり、筋肉を弛緩させて睡眠を誘導します。また、含まれるビタミンB6が睡眠を向上させます。


14. くるみ


テキサス大学のある研究では、くるみがメラトニンとトリプトファンの宝庫であり、深い眠りに入るのに役立つとされています。


15. アーモンド


アーモンドは睡眠へと誘う理想的なナッツです。ビタミンB、鉄、亜鉛、カルシウム、マグネシウム、カリウムが豊富です。こうした栄養素は、脳活動を調整し、筋肉を弛緩させ、メラトニンなどの睡眠促進化合物の分泌を増加させます。


16. 葉物野菜


レタスのトリプトファンは、催眠鎮静そして睡眠を長くさせる効果があります。マウス実験では、レタスがペントバルビタール起因睡眠行動を引き起こすことが観察されました。その睡眠延長効果はジアゼパムに匹敵するものでありながら神経毒性のないものでした。

レタスの葉を切った時に見られる白い液体はラクツカリウムと呼ばれます。この液体には、アヘンに似た弛緩催眠特質がありますが強い副作用はありません。数枚のレタスの葉を食べるかレタスのジュースを飲みましょう。スイス・チャードやほうれん草などの葉物野菜はマグネシウムやカルシウムの豊富なので、眠りにつきやすくなります。



17. タルトチェリー(ダークチェリーと呼ばれる)


タルトチェリーで作られたジュースは不眠の時に効果的です。朝と夜にタルトチェリーのジュースを飲むことは安全に不眠に対処するよい方法で、90分近く睡眠が長くなります。

タルトチェリーはまた、睡眠覚醒サイクルを整えるホルモンであるメラトニン、そして睡眠を促すセロトニンの前駆体である必須アミノ酸トリプトファンの自然な栄養源です。タルトチェリーの抗炎症特性は、不眠状態のメカニズムに効果的に働きます。


18. 米


発芽玄米は、深い鎮静効果があり睡眠周期を整えます。免疫高め、血圧を下げて不安症の緩和を助けます。白米もまたトリプトファンを含み、血糖指数が高いので睡眠を促します。米を食べると、深い眠りに入る時間をかなり削減します。


19. カモミールティー


干したカモミールの花には、テルペノイドとホラボノイドが多く含まれその薬効成分となっています。研究者によれば、このお茶を飲むと神経や筋肉を鎮静させるグリセリンが増え、マイルドな鎮静剤のように働きます。カモミールを使ったハーブティーは不眠に効果的です。


20. パッションフルーツ・ティー


パッションフルーツの花で作ったハーブティーには、優しい鎮静効果があり、睡眠を促します。


21. ヴァレリアン・ティー(セイヨウカノコソウ)


ヴァレリアンの根のお茶は催眠と睡眠の質を高めるとして広く飲まれています。さらに、鎮静と抗不安の性質が多くの研究によって証明されてきています。






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