11月になり急に寒くなってきました。
妙に暑かった今年もようやく終わりに近づいてきたという感じです。
次はどのように暖かくするかにシフトしていく時ですね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
アーユルヴェーダによれば、吹きすさぶ風や寒い季節はヴァータ・ドーシャ(血流、消化、心の動きなど全ての動きを司る性質)を悪化させ、冬の冷たく湿った重いエネルギーはカパ・ドーシャ(重み、関節の潤滑、体の液体バランスを調整する性質)を大きく増やすことがあります。
冬は、増えたヴァータによって関節炎、消化不良、集中力の低下などの問題を引き起こし、カパの崩れたバランスが風邪、体重増加、倦怠感などにつながることがあります。次の簡単なコツを使って、冬の間、暖かく過ごしドーシャのバランスを保ちましょう。
- 暖かくエネルギッシュでいたいですか?腎臓にストレスを与えるカフェインの代わりにアーユルヴェーダのお茶を飲みましょう。8カップの水を沸騰させます。生の生姜を薄く切ったもの3枚、クミンシード小さじ1/4、フェンネルシード小さじ1/4、黒胡椒2粒、ミントの葉数枚と一緒に保温ポットに入れます。1時間置いたものをゆっくりと1日かけて飲みましょう。
- 毎朝10ー15分間、ハーブを入れた温かいオイルで体をセルフ・マッサージしましょう。このマッサージ(アビヤンガと呼ばれます)は、血流を促し、オイルが肌や体の組織に栄養を与えて保護してくれます。
- 粗挽き小麦、雑穀、とうもろこしなど栄養のある穀物をたっぷり食べましょう。少しの精製バター(ギー)と調理しましょう。ギーは風味豊かで消化管を潤します。
- 黒胡椒やクミン、生姜、マスタードシードなど温めるスパイスをスープやサラダ、前菜などに足してカパの不活性な性質を和らげましょう。
- ヴァータのバランスを保つため毎日の習慣を崩さないようにしましょう。
- 少なくとも週に4回は30分のエクササイズを行なってカパの不動のエネルギーに立ち向かいましょう。
- 何よりも、温かいくつろげる人たちと過ごしましょう。外が暗く憂鬱な季節に、彼らの笑い声や前向きなエネルギーであなたの毎日が陽の光で照らされますように。
0 件のコメント:
コメントを投稿