2016年11月21日月曜日

毎日12分のヨガが骨の健康を促進する可能性 
New Research on Yoga and Bone Health

毎日12分のヨガが骨の健康を促進する可能性

カルシウムやビタミンDをたくさん摂取していますか?そしてヨガは?
骨粗しょう症や骨減少症の治療や予防に関して、こうしたアドバイスがされているのを聞いたことがあるかもしれません。これは一部には、2015年11月にTopics of Geriatric Rehabilitation (高齢者リハビリのトピック)誌に発表されたローレン・フィッシャーマン博士による10年にわたる研究での研究結果のせいなのです。

フィッシャーマン博士らは、木のポーズ(ヴルクシャサナ)、三角のポーズ(トリコナサナ)、戦士のポーズII(ヴィラバドラサナII)、体側を伸ばすポーズ(パルシュヴァコナサナ)、ねじった三角のポーズ(パリヴリッタトリコナサナ)、バッタのポーズ(シャラバーサナ)、橋のポーズ(セツバンダサナ)、仰向けの足を持つポーズ(シュプタ・パダングシュタサナ)のバリエーション2種、座位のねじりポーズ2種、屍のポーズ(シャヴァサナ)の12ポーズを研究しました。全体で12分の練習のDVDが被験者に与えられ、それで練習を行いました。

インターネットで募集した741人の被験者のうち、227人が毎日あるいは2日に1回のヨガを行う者を抽出し、それぞれ「完全適応」と「中程度適応」とラべルつけしました。その他の被験者の89%は女性で平均68歳でした。80%以上の被験者が骨粗しょう症か骨減少症と診断されていた人たちです。

被験者の骨ミネラル濃度(BMD)のデータを、研究の最初と10年後に収集しました。

その結果は?驚きです!227人の「完全適応」「中程度適応」の被験者の脊椎、腰、大腿骨の骨ミネラル濃度に改善がみられました。研究者らによれば、「ヨガに関係した深刻な怪我は、一切みられなかった。ヨガを実践者に、質的な骨質の改善が現れた

もちろん、さらなる研究は必要ではありますが、この結果は有望であり、ヨガの実践者らが毎日マットの上に立つ理由のひとつとなることでしょう。



(出典)https://yogainternational.com/article/view/new-research-on-yoga-and-bone-health

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