インド人にとっては「ナマステ」は普通の挨拶ですが、それを外国人がしているのを見るのは彼らにとって奇妙に映るのかもしれません。
日本でも挨拶はお辞儀をして行いますが、同じような意味合いがあるのでしょうか?
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ヨガが人気を集めていますが、クラスの最後にお互いにしあう挨拶「ナマステ」もよく行われるようになっています。世界中にヨガが広まる一方で、ヨガがインドのものなのでナマステを最後に言うことはとても重要なことなのです。禅のヨギたちもクラスの最後に言うでしょうが、さてその意味を理解しているでしょうか?きっとそうではないでしょう。
「ナマステ」の意味:
ナマステとは、サンスクリット語の「ナマスカラ(Namaskar)」を起源にしており、文字通り「私はあなたにお辞儀をします」と言う意味です。誰かがナマステと言う時、合掌してやや前に屈みます。この手の位置は「ナマスカラ・ムードラ」と言います。
ナマスカラ・ムードラをするとどうなるか:
ナマスカラ・ムードラで合掌すると、身体の「空」の原素(sunya)が強まります。それによって身体が聖なるエネルギーを吸収しやすくなるのです。
ナマステを口にするとどうなるか:
合掌してから、挨拶をする人にナマステと言い頭を下げます。そうすると、身体が二つ目の原素である「地」の本質と繋がります。
ナマステを言っている時の身体:
「空」と「地」の2原素原素が身体の中に現れて来ると、他の3つの原素である「水」「気」「火」とも繋がります。これが、ナマステを言っている人からのよりポジティブなエネルギーとオーラの流れを生み出すのです。こうしたこと全てによって、より安定し、その瞬間に存在していることをより感じることができます。
ナマステと言う時に伝わるエネルギー:
ヨガクラスの最後にナマステと言うと、この良いエネルギーが相手に伝わります。これがお互いをさらに繋げます。
ナマステを言う時なぜ体に触れないの?:
エネルギーの交換を素早く促す握手という西洋の文化と異なり、ナマステはただなマスカラ・ムードラを両手で作ってお辞儀するだけです。これは、相手の身体的オーラというよりは内にある霊的エネルギーに頭を下げて行うものだからです。身体的接触をすれば他の人のネガティブなオーラがあなたに流れ込むかもしれませんが、それはナマステをいう時には起こらないのです。
(出典)https://timesofindia.indiatimes.com/life-style/health-fitness/yogis-this-is-what-saying-namaste-at-the-end-of-a-yoga-class-means/photostory/61778089.cms
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