2018年7月26日木曜日

睡眠はスーパー・フード 
Sleep is a Superfood

こうまでも暑いとなかなか夜も眠れませんが、睡眠は疲れをとり体と心を回復させる大切なものです。よい睡眠を取るためのヒントを試してみましょう。
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劇的に健康を促進し、ストレスを軽減、生活の質に影響を与えるという面において、睡眠はスーパーフードです!ケールを何杯も食べたり自分自身に優しく語りかけたりしたとしても、しっかり休養していなければ決して元気になることはありません!

健康的な生活習慣を取り入れていても、夜のよい睡眠の習慣を確実にしている人は多くはないのではないでしょうか。毎晩、推奨された時間目を閉じているアメリカ人は、たった約4割だという証拠もあります。生活、体のためにもよりよい睡眠を取るべきなのです。


睡眠不足が蓄積されると…
  • 免疫が下がる
  • 代謝が遅くなる
  • ストレスに弱くなる
  • コルチゾールのレベルが上がる
  • 不機嫌でイライラし、あまりよくない選択をしてしまう


冷蔵庫の前で、アーモンドバターの瓶を空にしてしまいいったいなんで?と呆然とするなんてことありませんか?
当たり前の事だと思えるでしょうが、ちゃんと休んでいたら何もかもがよくなるんです。

「午後2時以降のカフェインをやめる」とか「寝る前1時間は電子機器をつかわない、明るい光を避ける」など厳しいルールや禁止事項はおいておいて、落ち着いてリラックスするための行動をオススメしたいと思います。これらは鎮静と集中の効果があり、深く安らかな眠りの準備となります。翌日には元気よく生産的な1日となるでしょう。



よりよい明日のための準備


最初のアドバイスは食事です。前の夜に朝ごはんを決めましょう。スムージーの材料の皮を剥いたり刻んだり、オーツ麦やトーストしたトッピングを用意したり、朝起きたときにバランスのよい食事が待っているようにしましょう。また、エクササイズ用の洋服や会社に持って行くバッグ、子供のお弁当の準備をしてもいいでしょう。前もって用意しておくと朝の忙しさを忘れて本当んいリラックスした状態で眠りにつけます。



習慣が鍵


毎日、体を休め始める時間を決めましょう。そしてその習慣を続けます。機器のスイッチを切り、落ち着くラテをすするとか、柔らかなパジャマに着替えたり、あたたかいお風呂に入ります。夜の習慣は、精神的にも身体的にも眠りの準備となり、体が眠りに着く準備をする合図だと理解させるのです。



就寝前の日記


この習慣はすぐに心と体をリラックスさせ、よい眠りへと誘います。さらに:ギラギラひかる画面から目を離すこともできます!やるべきことを書き出して頭を空っぽにするもよし、感謝を表現するもよし、より幸せに眠りにつくことができます。考えを紙に出してしまうのは精神浄化作用があり、このシンプルは習慣が心の状態に大きな効果があり、不安が減ってより静かな眠りを誘うことにきっとあなたも驚くでしょう。



ラベンダーを取り入れる


この小さなお花の魔法のようなパワーを私は信じています。料理用ラベンダーを食事に取り入れたり、エッセンシャルオイルで香りを楽しんだり。香りだけでも、ストレスを減らしよい眠りをサポートしてくれますので、チア・プディングに少し入れたり枕にさっと塗ったりしましょう。ラベンダーは、よい睡眠の友です。




1日の疲れをお風呂で解消


就寝前の温かいお風呂は簡単な(そして効果的な)リラックス法です。DIYの睡眠レシピをお風呂に追加してさらに高いレベルを目指しましょう!忙しい1日からゆったりとしていき、下界から離れてより落ち着きを感じ自分自身に繋がるのにはたった20分しかかかりません。

睡眠レシピ:

エプソン塩 1-2カップ(マグネシウムは不安を解消、筋肉痛を鎮める)
ベーキング・ソーダ 1/2 カップ(解毒)

以下の1、2種を追加します:
ローズ・ペタル(自然に鎮静、よい香り)
ラベンダー(リラックスを深める)
マジョラム(催眠)
ペパーミント+オレンジのエッセンシャル・オイル(ストレス緩和)

お湯をバスタブに入れながら好きな材料を入れてその香りを吸い込み、そしてお湯に体を沈めて心と体を完全にリラックスさせましょう。




ヨガで回復を


リストラティブ・ヨガは、心と体を落ち着かせるのにもっとも効果的なもののひとつです。就寝前にヴィパリタ・カラニ(壁に両脚をあげるポーズ)をするのもよいでしょう。床に横たわり、ボルスターやブランケット、ストラップを使ってヴィパリタ・カラニを行うのもよいですが、ただベッド・ヘッド近くで壁に向かい両脚を壁に伸ばしてもよいでしょう。両腕は体から45度ていど離して置き、5-10分間そのままでいましょう。



1日の終わりに、睡眠習慣をよくするもっとも効果的な方法は、眠りを一番優先させることです。私は、ぎりぎりまでメールの返事を書いたり記事を読んだりして遅くまで起きていることもあるけれど、心と体にもう十分だと話しかけて必要な休養をちゃんと取るようにしています。よい睡眠を取りましょう。甘い夢を!

2018年7月19日木曜日

スクワットの変化するパワー 
The Transformative Power of Squatting

今日はUPLIFTの記事からです。
ヨガに Malasana というしゃがむポーズがあります。
お行儀が悪いと言われてしまうこともあるこのポーズにはとてもいい効能があると言われています。今では和式のトイレも少なくなりしゃがむことも少なくなりました。
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忘れ去られた姿勢の驚くべき効能


「あるグルが私にこう言った・・・」で始まる文章は、大抵の場合あまり信用できないものです。けれどこの間、イースト・ロンドンのヨガクラスでマラーサナというスクワットで休んでいた時にインストラクターが口にした言葉に私はびっくりしました。「あるグルが私にこう言った、西洋の問題はしゃがまないことだって」

これは本当なのです。先進国の多くでは、休むというのは座ることと同じ意味です。机の前の椅子に座ったり、ダイニングチェアで食事をしたり、自動車や鉄道ではシートに座るし、家に帰ったら心地いいソファでNetfixを見るのです。こっちの椅子からあっちの椅子へと歩く時、たまの激しいエクササイズ以外は、ほとんどの時間を私たちは座って過ごしています。椅子に背中をつけ続けるというこの行為によって、私たちは世界的にも歴史的にも異端者となっています。過去半世紀で、疫学者らは動きのパターンをどう研究するかを変えざるを得なくなっています。現代では、エクササイズの量とは別に純粋にどれだけ座っているかが問題になっているのです。

しゃがまないことは、生体力学や生理学上の影響があるだけでなく、もっと大きな問題があるというのです。頭でっかちでクラウドや電話とばかりすごしている世の中、私たちの祖先であるヒトが地面から初めて立ち上がって以来得てきた地面とつながる力を、しゃがまないことで失っているのです。言い換えれば、それがいいのなら今こそ始める時なのかもしれません。


世界の多くの地域では、
椅子に座るのと同じようにしゃがむことが生活の一部


能動的休息としての深いスクワット


誤解がないように言えば、スクワットは単なる進化の産物ではないのです。この惑星の多くの地域の人々は、今でも毎日、休んだり、祈ったり、食事を分けたり、トイレを使ったりしています。(アジアではしゃがむスタイルが普通で、世界中の田舎にある汲み取り式ではしゃがまなければなりません) ニュージャージーからパプア・ニューギニアにいたるまで、歩きはじめの子供たちは歩くのと同じくしゃがむこと(そしてそこから立ち上がること)をいとも簡単に覚えます。病院があまりない国では、しゃがむ姿勢はまた人生の最も基本的な部分である「出産」にも関係しています。

西洋だけがしゃがまなくなったわけではなく、世界の豊かな中級クラスではそうです。インド出身の私の同僚 アクシャット・ラティは、グルによれば「西洋と同じくインドの富裕層でもそう」と言っていました。

けれど西洋では、貧富に関わらず全ての人がこの姿勢をしなくなりました。概して、スクワットはみっともなくて不快な姿勢で、絶対に避けるべきものだと考えられています。やるのはせいぜいクロスフィットやピラティス、ジムでのウェイトリフトの間くらいで、ときどきウェイトを使ってが多いでしょう(250万年前にはとても役立ったとは思えない繰り返しの動きです)。これは、能動的休息としての深いスクワットが進化や発達の過去に築かれたという事実を無視しています。あなたが快適に深いスクワットをすることができないのではなく、どうやればいいのかを単に忘れているだけなのです。

「スクワットから全て始まる」とニュージーランドのウェリントン在住の整骨医で作家のフィリップ・ビーチは言います。ビーチは、「原型姿勢(archetypal postures)」の概念の先駆者として知られています。これらの姿勢(床に両脚を平らに置いた深い受動的スクワットに加え、足を組んで座る、膝とかかとをついて跪坐くなど)は私たちにとって良いものであるだけでなく、「体の構造に深く刻み込まれている」のです。


これらの姿勢がいかに重要かに気づいていなければ、人間の体を本当には理解していないのです。 ニュージーランドは、寒くて湿ってぬかるんでいます。現代のズボンがなれけば、こんな冷たく湿った泥に背中をつけたくはないので、(椅子がなければ)長い時間しゃがんでし過ごします。トイレでも同じ事です。このように私たちの生理機能はこうした姿勢のように作られているのです。



なぜしゃがむことをやめたのか?


なぜしゃがむことがそんなによいのか?そしてなぜ私たちの多くがやめてしまったのか?

それは単に「使わなければ失われてしまう」ということにつきる、とカナダはオンタリオの高度理学療法教育研究所(APTEI)の創設者で理学療法士のバーラム・ジャム博士は言います。

私たちの体にある関節の全てに滑液があります。これは栄養を軟骨に供給する体内のオイルです。 この液を作るのにふたつが必要です。動きと圧迫です。ですので、関節が可動域いっぱいに動かなれけば(股関節や膝が90度を越えなければ)体は「使われていない」と退化し始めて滑液の生産をやめるのです。

健康的な筋骨格系は、しなやかで潤った感覚を与えてくれるだけでなく、もっと広く影響します。欧州心臓予防学会の2014年の研究では、手や肘、脚の支えなしで立ち上がることが困難な被験者は、容易に立ち上がれる被験者よりも寿命が三年短いことがわかったのです。





トイレ・デザインの発展


西洋では、日常的にしゃがまなくなった原因はトイレのデザインに深い関係があります。地面に掘った穴、屋外トイレ、おまるなどはどれもスクワットしなければなりませんが、研究では、用を足すときに股関節が大きく屈曲していると負荷が軽減されることを示されています。腰掛け式のトイレはイギリスの発明ではありません。最初の簡単なトイレは紀元前4世紀のメソポタミアに遡り、古代のクレタ島にあったミノア文明は水洗トイレの先駆けであったと言われています。しかし、イギリスに初めて導入したのはチューダー王家で、16世紀、凝りに凝った玉座のようなトイレで「トイレの宮内官」に用をたす助けをするよう頼んでいたといいます。

後の200年間はトイレの革新はゆっくりと不規則なものでしたが、1775年の時計職人アレキサンダー・カミングスが立ち上がった水槽の下につけるS字のパイプという重要なを開発をしました。しつこいコレラの発生と悪名高い「偉大なる悪臭」ののち1858年ロンドンでとうとう完全に水洗の機能する下水施設が作られ、1800年代半ば以降になって腰掛け式トイレが家庭でも普通に見られるようになり始めました。

今日では、アジア全体でみられるしゃがむタイプの水洗トイレは、西洋のものと同様に清潔です。しかしジャムによれば、欧州の腰掛け玉座デザインへの移行は、多くの西洋人のスクワットに対するニーズ(そして毎日の習慣)を奪い取ったのです。確かに、スクワットが便通を良くするという事実が、西洋式トイレをしゃがむものへと変えるプラットフォームである lillipad Squatty Potty など、スクワットのように曲げた姿勢で座ることができる製品のカルトのような人気に火をつけています。 ジャムによれば、

スクワットがこんなにも不快なのは、普段しゃがまないからです。けれどもし1日に便通に1、2回、排尿に5回、トイレに行くとしたら、1日に6回はスクワットすることになります。




「原始的」な姿勢


この身体的な不快感がスクワットしない主な理由である一方で、スクワットに対する嫌悪感が西洋文化でもあります。オフィスの椅子でスクワットや足を組んで座ることが股関節に良いことだとしても、現代の仕事場での服装では(正式なオフィス・エチケットはいうまでもなく)、概してこの種の姿勢がしにくいものです。西洋のリーダーや議員などが地面に近いところに浮遊するとすれば、可愛らしい幼稚園児と写真撮影するときぐらいなものでしょう。確かに、ニューヨークやロンドンなどの都会で歩道にしゃがみこんでいるような人というのは、私たちが素知らぬ顔をして急いで通り過ぎようとするタイプの人であることが多いでしょう。ジャムはこう説明します。

どこかにしゃがむというのは、原始的で社会的地位が低いとみなされます。しゃがむといえば、インドの農民やアフリカの村の部族、非衛生的な都会の床などを思い起こすでしょう。私たちはそこから進化したと考えるでしょうが、実はそこから退化してきたのです。


ロンドン在住の助産師であり整骨医のアヴニ・トリヴェディは(私自身の座るときの痛みで過去に彼女を訪れたことがある)、出産の姿勢としてのスクワットも同様だといいます。いまでも多くの世界の発展途上地域では重要なもので、西洋でもホリスティック出産運動によってますます提唱されています。

スクワットの出産姿勢では、筋肉がリラックスし仙骨が自由に動いて赤ん坊が押し出されると同時に、重力もその役割を果たします。しかし、この姿勢が原始的であるという認識によって、女性たちはこの能動的姿勢から、出産のプロセスで作用が少なく体系化されていないベッドへと移ったのです。




進化的衝動


では、しゃがむことにしてオフィスの椅子と永遠にさよならするべきでしょうか?ビーチは「どんな姿勢でも長時間保持すると問題が起こる」と指摘し、深いスクワットの姿勢であまりにも長い時間(日に数時間)過ごす人びとに、膝や骨関節の問題に高い発生率がみられるという研究もあります。

しかし、しゃがむ行為をほとんどやめてしまった私たちにとっては、「実際にこれをやりすぎることはできない」とビーチは言います。この種の動きが関節の健康や柔軟性を促進するという範囲を越え、世界中で大きくなっているヨガに対する興味が「地面に接していることが身体的に自らを自分自身(画面に支配され超知能化された私たちの暮らしから大きく失われた何か)につなげる」という認識に幾分強い影響力をもっているのだろうとトリヴェディは指摘しています。

ビーチは、これは流行ではなく進化的衝動なのだと認めています。現代のウェルネスの動きは「床の生活」が鍵なのだと気付き始めています。自らを地に着けるという体の行動は人類がこれから変わっていくのに何も不足しているものはないと、彼は主張しています。

ある意味、スクワットは人間全員が来たもとの場所であり、だからできるだけ多くそこを訪れるのは当たり前のことなのでしょう。





(出典)https://upliftconnect.com/the-transformative-power-of-squatting/

2018年7月13日金曜日

アーユルヴェーダでの3つの鬱 
3 types of depression as per Ayurveda

アーユルヴェーダでは、精神的な疾患も同じくドーシャに基づいて考えられます。
深刻なものでなくても、気分の変動があればそれはもしかするとあるドーシャが過多になっている可能性があります。どのドーシャが多すぎるかがわかれば、そのドーシャを食事などで鎮静化すればよいとわかりますね。
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3つの鬱


鬱の診断は逆症療法の基づいたものだけではない。アーユルヴェーダでは、独自の鬱の定義や種類がある。実際、アーユルヴェーダによれば、鬱は体に過多に存在する3つそれぞれのドーシャに沿っている。その原因によって現れる症状も異なる。
アーユルヴェーダでは、3つの体質がある。ピッタ(空、気)、ピッタ(火、水)、カパ(水、地)だ。これらのバランスの崩れが病気をの原因となり、異なるドーシャの過多が異なる鬱の症状を引き起こす。つまり、3種類の鬱があるのだ。ヴァータが過多なヴァータ型、ピッタが過多なピッタ型、カッパが過多なピッタ型だ。



ヴァータ型鬱

「気」のヴァータは、呼吸を表し体内の生命力だ。つまりヴァータ型の鬱は生命力が抑圧されて、無気力、倦怠感があらわれる。このタイプの鬱は感情的虐待体験から来ることが多く、懸念、不安、恐怖の感情に関連し、不眠症として現れることがある。このタイプでは、摂食障害や睡眠障害を起こすことがある。健康的で安定した日々の睡眠やオーガニックの食事が効果的。



ピッタ型鬱

このタイプは、感情、体験、食事などあらゆるものの代謝の問題に関係している。3つの中でもっとも深刻だと考えられている。原因は、身体的あるいは口頭での虐待に関連していることがある。ある専門家によれば、ピッタ型の鬱には、暴言、アルコール、白砂糖、過労、強すぎる野心の5つが原因となると指摘している。攻撃的な行動や激怒などさらに激しい感情があらわれることもある。ピッタ型の鬱はまた、自傷行為に陥ることが多く、自殺することもある。



カパ型鬱​

これは組織のドーシャだ。全てのタイプの中でもっとも活気がなく、ヴァータのように無気力や倦怠感が起こる。過眠や不活発な生活スタイルが原因になることもある。しかしこのタイプの鬱では、肥満の率が高く摂食障害を持つことが多い。役立たずである感覚、精神的枯渇の発作を経験することもある。




https://timesofindia.indiatimes.com/life-style/health-fitness/3-types-of-depression/photostory/64733328.cms

2018年7月6日金曜日

湿疹のための食事:避けるべき4つの食品 
Eczema Diet: The 4 Foods To Avoid If You Have Eczema

汗をかく季節は湿疹が出やすくなります。
何を避ければよいのか、アーユルヴェーダの見地からも見てみましょう。

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アーユルヴェーダの知恵は、体が外的なストレスにどう反応するかに影響する食品の選び方を教えてくれます。感情と食事は直接的な関係があるからです。私たちの選択がドミノ効果を作り出します。平穏と害、どちらをももたらす可能性があるのです。

食べ物は、体のあらゆる段階において現れます。血漿(ラサ)から、血液(ラクタ)、筋肉(マムサ)、脂肪(メダス)、骨(アスティ)、神経(マッジァ)、性的エネルギー(シュクラ)まで及びます。このように、食べ物と体、湿疹がどう現れるかには重要な関係性があるのです。

湿疹に関係するドーシャは主にピッタです。湿疹は皮膚の表層の炎症反応によって起こり、赤みや熱をもたらし、そしてヴァータの特性である乾燥を作り出します。これを知っていれば、炎症を高めるピッタの食品を避けることが必要となります。つまり湿疹のための食事では、次の4つの食品をやめます。湿疹関連の発作や発疹を減らすのに大きな効果を得ることができるでしょう。



乳製品


古代のアーユルヴェーダのテキストでは、牛乳は大変聖なるものと考えられており、牛はなによりも敬れた存在でした。しかし今日の牛は遺伝的に異なり、違うものを食べています。現在の牛乳は体内でアレルギーの原因となると確認されている分子が25種含まれており、発疹の誘引となりえます。




湿疹などの自己免疫疾患によって免疫系が傷つくと、免疫は混乱し防御反応を起こします。それが卵のタンパク質を異物の侵入と認識し化学物質で攻撃し、それが炎症反応を起こすのです。


精白糖


ソーダやキャンディ、白米、シリアル、ジュースなども含まれます。

体が精白糖を分解する方法が原因で、このタイプの糖が体内の炎症を高めるという研究は多く存在します。精白糖は単鎖糖なので消化する必要がありません。この早い反応により、細胞内の糖を急いで取り込もうと膵臓からインシュリンが勢いよく分泌します。エネルギーが勢いよくどんどん入って来るのです。ううむ、何でも勢いよく入って来るものは有害になります。自然は、周期の過程に沿って生きなさいと教えてくれているのです。自然を急がせると、精白糖が体内で炎症を起こすというような有害な影響を起こすのです。


加工食品


加工食品の多くには保存料が入っています。保存料は、商品の保存性を高めるためにいれられており、食品の生命力を高める為ではありません。皮膚の湿疹を起こす保存料は数多く存在します。例えば、アイスクリーム、ヨーグルトやケーキ、お菓子、にはプロピレングリコールが、ビール、サラダドレッシング、ベーキングミックスには皮膚疾患を起こす可能性のある乳化剤が入っています。このように考えれば、パックされた食品に生命力は少ししかなく、体を治したければ、栄養や命に溢れた食品を選択する必要があるのです!

これらを全てやめてもまだ問題があるようなら、グルテン、大豆、MSG(グルタミン酸ナトリウム)、ナス科の野菜をやめてみましょう。




さて原因の食品を取り除いたので、今度は健康的で新鮮な食品を取りましょう!毎日の食事に取り入れるべき癒しの食品が以下のリストです。


湿疹を治す食品

ピーマン
ケール
セロリ
アーモンド
かぼちゃの種
ひまわりの種
野菜の発酵食品・乳成分を含まず生きた菌で作ったヨーグルト
芽キャベツ
にんじん
さつまいも

これらの食品にはビタミンC、B6、マグネシウム、亜鉛、ビオチン、ビタミンA、ビタミンE、必須脂肪酸、グリセリン、カロチン、抗酸化物、乳成分なしのプロバイオティックスを含みます。全て、皮膚を治癒し、炎症を抑えて消化器官を健康的にします。


治療の美味しくて一番良い方法は食事です。楽しく食べましょう!



https://www.theayurvedaexperience.com/blog/eczema-diet/

2018年7月3日火曜日

靴を脱ぎ捨てよう:裸足は子供の脳を発達させる! 
Shed those shoes: Being barefoot benefits brain development and more!

本格的な夏到来です。
街を歩いていると真夏でも分厚い靴下を履いている人をよくみかけます。冷え性だとか職場の冷房がきついとかあるのかもしれません。
実は私は裸足が大好きです。OL時代には、毎日ストッキングにパンプスという出で立ちだったせいなのか、足指を全く使えてないと指摘されたこともあります。ヨガが日常になった今では、真冬以外は裸足でいますが、足指はまっすぐになり足の裏のガサガサもなくなりました。子供の発達過程で裸足の利点ってなんでしょう?今日はそんな記事から。
子供にいいことは、大人や老人にもいいはずですよね。
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子供の頃、私が裸足でいると母はイライラしていたものです。そして今も、秋と冬以外は裸足でいるからです!

私は靴に縛られるのが嫌いなのです。また、子供たちが靴を履かずにいるのには、ずっと大賛成でもあります。
「子供たちが運動するときはスニーカーを履いているのが普通になっていますが、どうも足が感覚を感じられるものだということを私たちは忘れているようです。足は力強くバランスをとるために床を掴むためにあり、裸足でいるとそれぞれの部分(つま先、付け根、足裏、かかと)をもっと感じやすくなります。さらに裸足でいると、足が強くなり体のアライメントが向上するということを示す証拠もあります。小さな子供は、地面と足の間の障害物を取り除くことで高まる地面との自然な関係性を感じているのです」
何も驚くほどのことはないでしょう。しかし、裸足のほうがよいという科学的証拠があるということに驚かれるかもしれません。何よりも、神経系の発達や脳の理想的な発達に重要なのです!足は体の中でもっとも神経の多い部分であることがわかっていますが、それはつまり脳内の神経経路の構築の一因ともなるということです。ですから靴で覆ってしまうということは、子供たちの脳の中で新しい神経連結が育つためのあらゆる機会を消してしまっていることになるのです。
もちろん、親や先生たちにとって子供たちを裸足にさせるのは不安でしょう。裸足でいることでばい菌にさらされてしまうということもよくある心配です(私の母はそうでした)。しかし、私たちの皮膚は病原菌を取り込まないように作られています。それよりも、病気になる原因の多くは、一日中とても多くのものに触れる手から来ることの方が多いのです。ばい菌を防ぐために一日中子供たちに手袋させようとは思いません。

また、怪我の心配もあります。しかし裸足でいることは実際は足の裏を強くすることになり、釘だらけの工事現場を歩き回らない限りは怪我をする危険はそんなに大きくはありません。
実際、足治療医の多くが、子供たちにとって裸足でいるよりも靴を履く方がもっと有害であると主張しているのです。足は、靴の形に合わすのではなく、自然に発達させなければならないものです。また、靴は足の動きを制限し、歩行、バランス、感覚の発達、体性知覚(周囲の空間における体の向きを理解すること)などに負の影響を及ぼす可能性もあります。
大勢の子供たちが靴と靴下を脱ぎ散らかしてめちゃくちゃになるのが心配なら、履物を脱いで戻すという習慣を練習させることもできます。靴下は靴の中に、靴は壁に沿ってあるいは各ロッカーの前に並べさせます。脱ぎたがらない子供がいれば、「はだしのじかん」とか「つまさきのじかん」のようなテーマで促しましょう。あなたも裸足になれば、もっと脱ごうとするでしょう。