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楽しいとは言えないこんなようなことはありませんか?お腹の調子が悪くて、そこにいるみんなにわかってしまう。しばらくは必死で堪えて(周りの人も気づいていないと願って)無視するか、あるいは一時凌ぎに薬を飲むかも知れません。けれど、遅かれ早かれ消化不良の痛みが襲ってくるのです。
どうしてでしょうか?アーユルヴェーダの専門家であるロバート・E・スヴォボーダ氏によれば、「消化不良は全ての病気の元であり、その症状から他の全ての症状が起こる」からです。アーユルヴェーダでは、健康の鍵は正しく働くアグニで、消化の火という形で栄養を吸収しアーマと言われる老廃物を取り除くのを助けます。消化がうまく働いていると、体の全ての組織や臓器に栄養を与え健康を支えます。アグニのバランスが整って強いときは、以下のような恩恵があります。
- 消化の働きが効率的になる
- 毒素の蓄積が最小になる
- 体内の温かさ
- エネルギーと生命力
- 心が明晰になる
- 精神力
- 健全さ
けれど、アグニが弱く、消化が不完全で毒素が残ると、身体中の血液やリンパ、エネルギーの流れを妨げます。こうした老廃物を自分で取り除くことができないときは、アーマが蓄積されて病気になります。アーマの蓄積の兆候には以下のようなものがあります。
- 消化の働きが悪くなる(膨満感、ガス、便秘、下痢)
- 毒素の蓄積の表れ(舌苔、体臭、過剰な粘液、嗅覚異常、混濁尿)
- 体内の冷え
- エネルギーが低くなる
- 心がぼんやりして、忘れやすい、混乱する、集中できない
- 精神的、感情的に弱くなる
- 病気
実は、消化の力を整えることは可能です。おすすめの方法をいくつか見てみましょう。
太陽の力を活性化する
アグニは太陽神経叢(みぞおち)にあります。熱を作ってこの場所にある筋肉を強化することで、火を焚きつけて消化力を高めることができます。
習慣的な有酸素運動をおこなう。 アーユルヴェーダの一般的なルールは、額や腋の下、背骨に沿って汗が出るまで毎日運動することです。
腹筋を強化する。毎日、腹筋運動、クランチ、脚上げなどを5-10分行う。
プラナヤマを練習する。 消化力を高め全体的な健康を維持するために最も大切なエクササイズがプラナヤマの実践です。資格のある医師のもとで教わるべきアグニ・サラというものもありますが、まずは、腹筋の引き締めと上下に激しく動かすパンピングという2つのステップを覚えましょう。
習慣的な有酸素運動をおこなう。 アーユルヴェーダの一般的なルールは、額や腋の下、背骨に沿って汗が出るまで毎日運動することです。
腹筋を強化する。毎日、腹筋運動、クランチ、脚上げなどを5-10分行う。
プラナヤマを練習する。 消化力を高め全体的な健康を維持するために最も大切なエクササイズがプラナヤマの実践です。資格のある医師のもとで教わるべきアグニ・サラというものもありますが、まずは、腹筋の引き締めと上下に激しく動かすパンピングという2つのステップを覚えましょう。
食べる前に
腹式呼吸を5分間行いましょう。これによって体の休息と消化の反応やリラックスする神経が活性化され、消化器への血流が増加します。
右側の鼻腔が開いているか確認します。 ヨガの考えでは、どちらの鼻腔が優勢かによってエネルギーに微細な影響を与え、消化を助けたり妨げたりします。左の鼻腔が優勢の(開いている)ときは、エネルギーはより陰(冷たく受け身的)。右の鼻腔が優勢の時はエネルギーはより陽(熱くアグレッシブ、活動的で消化には理想的)になります。
ヒント: もし、食事の途中で、優勢な鼻腔が右から左に変わったら、食べるのをやめます。これは、十分食べたという体の微細な信号です。また、食後に左側を下に5分間横たわることで、右の鼻腔を開いたままにできるため、消化力が刺激されます。
食事でするべきこととしてはいけないこと
消化の火を点け(たり消したりす)るのは、何を食べるかではなくどう食べるかだと、アーユルヴェーダの医師たちは考えています。有効な食べ方6つのヒントです。
すること
- バランスの良い、野菜中心の自然食法に従う
- 最も重い食事はアグニが最も強い正午あたりに食べる
- 食べない時間を毎日12時間作る(例:午後7時から午前7時まで)
しないこと
- 食事中に冷たい飲み物を飲んで消化の火を消すこと
- 食べ過ぎでアグニを疲弊させること
- 夜遅い時間の軽食やジャンクフードで内臓を弱めること
腹部マッサージ
調子の悪い(そして無視していた)お腹には、愛情をこめた優しいケアが驚くほど効きます。
オーガニックのごま油を温め、静かな場所で灯りを暗くし、横たわって、5分間ほど時計回りにお腹をゆっくりと優しく撫でます。これによって、ガスの溜まったお腹が鎮まって、消化力を高めるとともに、体や呼吸に意識を向けやすくなります。
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