https://yogainternational.com/article/view/yoga-for-headaches
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頭痛は誰でも経験したことがあるでしょう。
偏頭痛や単なる二日酔いだったり、はたまた、食べ物によるアレルギーだったり、長時間陽に当りすぎだったり、視力の問題かもしれません。が、頭痛のほとんどの原因は、特に首の緊張によるものなのです。そしてそれはヨガで治すことが出来るのです。
まずは、頭痛を予防することが大切です。そして頭痛を予防する最良の方法は、頭と首の位置を正しく保つこと。これが意外と難しいのです。問題となるのは、頭骨の基部から肩の上端に延びる頚椎(首)の位置です。7つの椎骨からなる頚椎は、それぞれの間にクッションとなる椎間板があり、後方向かってにアーチ状になっています。首は、脊髄の中で最も可動性があるのですが、同時に最も安定性のない部位なのです。
肩の上で頭を安定させたり回したりするための筋肉が数多くあります。そのひとつが「僧帽筋」です。肩の上部にある僧帽筋は、頭骨の基部から肩上部の外側まで延びています。僧帽筋上部が収縮すると肩は耳の方向に持ち上がります。腕を挙げる際に使う筋肉ですが、緊張して常に肩を少し挙げ気味にしていると僧帽筋上部を使いすぎることになり凝って痛みを感じるのです。肩甲骨を後方そして下方に下げると、僧帽筋の伸張を感じることができます。こうしないと、この部位の緊張が頭と首の位置が正しく保てなくなり緊張性頭痛を引き起こします。
このタイプの頭痛はまた、頚椎の神経圧迫からも起こります。首の悪い位置が原因で神経が圧迫され、頭や眼の奥が痛くなるのです。
ですから、正しい姿勢を保つことで頭痛は防止できますし、また姿勢で頭痛が改善されることもあるのです。
正しい姿勢を保ちリラックスするヨガ
- タダーサナ
- ヴィパリタ・カラニ
- シャヴァーサナ
- サーランバ・セツ・バンダ・サルヴァンガサナ
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ただし、頭痛のひどいときは、ただただリラックスして休むようにして下さい。
このほか、ヨガの呼吸法も効果的です。