2016年1月30日土曜日

幸せと長寿の秘訣を92歳のヨギが語る
A 92-Year-Old Yogi Shares Her Secrets To Happiness & Longevity


3つの職業に一度の人生、それが今日私がいる場所までかかった時間です。私が誰なのかを知り、本当に私らしくあるために。それは毎日の努力、希望、そして恐れないことが必要です。そして、80歳半ばになるまではこの変化は起こり始めなかったのです。

私が歩いて話せるようになって以来、「挑戦」という言葉は直感的に私のモットーであり続けています。今日まで、そのモットーは私自身のもととなっています。挑戦に対峙すればそれを受け入れることができますが、出会わなければチャンスを生かす機会を失っているということなのです。あなたの人生の旅を変えることのできる何かを失い、もしかするとそのチャンスは二度とこない可能性もあるのです。

ヨガの練習、タンゴを踊ること、空中ブランコや縄跳び、どれもやろうと思っていたものではないのですが、それでも人生のとても遅くになってからやることになったのです。これらの練習はこの地球上の私という存在への最も実りのある挑戦なのです。

空中ブランコを始めて、突然、詩や音楽、ブログを書くことになりました。タンゴは、タンゴの作曲に。そして、まったく予期していなかったのですが、友人のスカーレットがハリウッドYMCAのクラスに私を連れて行ってくれたことでヨガを始めたのです。

クラスはとても混んでいて、熱くて、その瞬間は気分の良いものではありませんでした。けれど、先生からの短い話とたった5分のメディテーションの後、初めてのダウンドッグ(下向きの犬のポーズ)をしたときには、「ちょっと待って、これすごくいいと思うわ・・・」とでも身体が言っているかのようでした。

私の身体は大きな痛みや困難もなく反応し、そして言うまでもなく、そのクラスは、その後今に至るまで何年間も続けているとても素晴らしく力強い旅の始まりだったのです。

近い将来に、去るつもりはありません。

私はそれをヨガで見つけました。ひとつひとつのポーズの間の時間が練習の本質です。私はためにヨガをし、ヨガをするために生きています。私の人生はヨガの練習によって前進していると理解しているのです。

私は毎日45分間のヨガの練習で一日を始めます。全筋肉に油をさし、心と身体を強くし、精神が呼吸をします。そうです、身体を鍛えるにはいろいろな方法がありますが、私の考えでは、ヨガほどすべてを包括的に行えるものはありません。

ジムに行っても(私は選択しませんが)、身体や心になんからの働きかけをすることになります。疲れてしまうかもしれませんがきっと自分にこう言うでしょう「私自身を私の一番の友人にとっていいことをやった」と。

あなたの身体は間違いなく、そのままであなたの一番の友人であり素晴らしいパートナーです。身体も充電が必要なのです!「時間がない」なんて言わないで。それは嘘。時間がないなんて、気分をよくして長生きすることを妨げるつまらない言い訳に過ぎないのです。そして私が生き証人です。


また、朝に縄跳びをするのが大好きです。この練習は私の身体全体を刺激し、一日でも欠かしたら死んでしまうかもしれません!秘訣は、ゆっくり始めるのです、まずは1分、そして2分、というように。最終的に、私のように取りつかれてしまったら、6分間までいけるでしょう。きっと全体的なスタミナがついていくことに驚くはずです。

縄跳びなんて身体に悪いという人の声は聴かないでください。私はもう2年間跳んでいますが、まったく何の痛みもありません。この練習が循環器にどういいか考えてみてください。新しい血液と酸素が肺と心臓に送られるのです。臆病にならないで、ただ試してみてください。きっと長く健康的な人生が送れると私が保証しましょう。

私にとって、ヨガ、タンゴ、縄跳びは素晴らしいトリオなのです!ただひとつが私の人生を変えたというのではなく、素晴らしい92年という人生の旅をよりよいものにする新しい方法をいつも探し続けていることなのです。

生まれた時から、あなたは素晴らしい道具を与えられています。「身体」です。あなたの人生でたったひとつ得ることのできるものですから、愛し、尊び、敬意を払いましょう。身体の声を聞きましょう。注意を払ってすべての可能性に気づきましょう。私は、これまでになく気づいていますが、そうした英知は、時間と練習からだけ得られるものなのです。

人生を生き、自分がしていることを愛していれば、あなたのためにそこで待ち受けているすべてのチャンスにもっと受け入れることができるでしょう。人生の本質は「あなた自身」なのです。私たちはみな同じ人間です、少し形が違うだけです。

していることを愛し、あなた自身を愛しましょう。定期的な献身的なヨガの練習が、健康で長生きする鍵だと、私を例として理解してください。すべての呼吸は意味があるのです。そして、それを行っている間、楽しむことを忘れないでください。もし楽しんでいないのなら、人生がまったくつまらないものになってしまうからです。



出典:MindBodyGreen
http://www.mindbodygreen.com/0-20677/a-92-year-old-yogi-shares-her-secrets-to-happiness-longevity.html

2016年1月29日金曜日

<日記>チャクラが!

先日のシニアクラスで、チャクラのシンボルが背中に刺繍されているタンクトップを来ていたのですが
その形が気になったらしい生徒さんが「ちょっと見せて!」と。
そして、持っていたメモにささっと書き写して帰られました。

ああ、ご興味があるのだな、と
次のクラスのときにチャクラの資料をお配りし簡単に説明しました。

すると、その次のクラスのときに
「これ見てみて!」と言われるので何だろうと近づいていくと
なんと、マットケースにご自分で刺繍したチャクラのシンボルが縫い付けられているのです!

すごい!

「なんの形がわからなかったけど、なんとなくいいと思ってたの。
説明を聞いて意味がわかってみると、作ってみたくなって」

いつも、私がさらっとご説明するヨガ哲学のことを一番熱心に聞かれている方です。
これからもきちんとお伝えしていかなくては、と思いました。

御室のスタジオ

2016年1月26日火曜日

強力に寒い季節を乗り切る3つの方法
3 Tips To Feel Your Best In Extreme Winter Weather



自然のリズムにより敏感にある季節、強力に寒い季節の間、どうやってバランスを保てばいいのでしょう?戸外の環境に順応できない私たちは、ドアを閉め極端な季節がもたらす不快感を断ち切ろうとするでしょう。このどうしようもない寒さに文句を言い、日々をなんとか生き、もしかしたらどこか別の場所へ行ってしまいたいとさえ願うでしょう。行き場がなく、孤独で、元気がなくなったと感じるかもしれません。簡単なことではないのです。でも、自然から学ぶことで、この季節を穏やかに過ごすことができるのです。



1.深く掘り下げる


地面やその上にあるものすべてが凍ってしまったように見えるとき、植物と同じように過ごしてみましょう、深く掘り下げるのです。植物全体の2分の3は、たいてい根系です。大きなオークの木が、地下でどう過ごしているが想像してみましょう。根は生き生きとしていて、やってくる春に向けてエネルギーを蓄えています。けれど今は、力を蓄えて隠れています。表面に何もないときは、探るべき場所は「内側」なのです。

毎日行う簡単な呼吸の練習(アンドリュー・ウェイル博士)
身体は楽に、背筋はまっすぐに。鼻から吸って4つ数えます。7カウント息を止め、8カウント口から吐きます。毎日これを2回、できれば日の出時と日の入時に。もしくはいつでも。



2. 元気を出す


アーユルヴェーダでは、寒く凍える温度と乾いた粉雪は、すべての動きを制御するヴァータのドーシャをもたらします。バランスが保たれていると、ヴァータは独創性、創造性、熱意を促進します。しかし、多すぎると、ヴァータはこれらの特徴を強く引き出しすぎて、不安や心配、情動不安などを押し進めます。

考えすぎは、衰弱につながります。できないことややりたくないことについての思いは、無力感や不満の感情を残します。伝統的に、日々の習慣をきちんとこなすなど地に着いた行動や温かく重い食べ物などが心を落ち着かせるのに役立ちますが、極端な季節にはこれが微妙になります。

これらを行いすぎると、今度はカパのドーシャが増加し、重さや倦怠感などを促進します。これら2つのドーシャのバランスをとるのは、この環境では少し工夫が必要です。ヴァータを鎮めるため温かく火を通した食べ物をとりますが、野菜のスープやシチューなど軽いものを選ぶようにしましょう。肉や精製糖を取らない日を作りましょう。できれば戸外で20分間散歩をして、カパを増やさないようにします。可能なら15分間日の光を浴びて太陽のエネルギーを集め、ピッタのドーシャを活性させます。それが生産性につながります。



3. 流れにまかせてみる


自然のものはみな、周りの環境に適応して生き残っていきますが、私たちもそうです。気温が下がって寒く感じた冬の初めを考えてみましょう。ここ北東部では最初に4度以下に下がると凍えそうに感じるものですが、2月までには4度なんて真夏のように感じるものです。極端な季節で感じることにとらわれないで。いつも変化しているという事実に気づかなくなってしまうから。

この季節の日の出は、私たちが目を覚ます時間と同じくらいでしょう。スマホのお天気アプリがあなたの地方の日の出が何時かを教えてくれます。日の出の数分前に起きて空を見ましょう。上記の呼吸法を行います。すぐによい効果が得られるはずです。

日々、氷は解けその下に水が流れ、凍った大地の奥で水を求めて根が広がり始めます。毎日が春に向かっています。うまくいかない時もあるでしょうが、自然のぺースに寄り添うことができればもっと心地よくなるのです!



2016年1月15日金曜日

寒い季節のアーユルヴェーダ
Ayurveda for the Colder Months




日が短く寒い季節、日差しも少ない。とうとう冬が来た。この季節、身体の調子も心も落ち込みやすい。寒くじめじめと湿った日には、ヴァータとカパのドーシャが悪化します。むくんだり、咳や風邪をひいたり、時には恐ろしいインフルエンザに罹ったりも。

日光が不足すると私達の体力が奪われます。ですから、季節に向けて免疫系に焦点をあてるよい機会となります。休養をしっかりとって(年末年始には難しいかもしれませんが)、消化の火であるアグニを増やす栄養価のあるものを摂りましょう。

ピッタ・ドーシャが多い人にとっては冬はいい季節といえるでしょうが、寒い季節にバランスを保つアーユルヴェーダのコツを理解することは誰にとっても有益でしょう。



ヴァータを鎮めカパを落ち着かせる暖かく栄養のある食事を


私達は基本的に、冬の季節に多く食べるようにプログラムされています。多少の体重増加は仕方ないでしょう。たまには食べたいだけ食べてもいいのです。栄養価が高く消化のよいものが何なのかを考慮して、食事の賢い選択をしましょう。

朝食は暖かいお粥やオートミールがいいでしょう。昼食や夕食には、お米、大麦、ライ麦をたくさんとりましょう。ギーやココナツ、アボカド、ヘンプ、オリーブなどの健康的なオイルをさがしましょう。サラダなどヴァータを悪化させやすい季節はずれのものを避け、季節の根菜を足したスープやシチューを摂る様にします。ホットミルクに身体を温める生姜やシナモン、カルダモンなどのスパイスを入れて一日を終わりましょう。



あなたの人生にもっとスパイスを


赤ワインを楽しむ季節です。リラックスできるだけでなく、身体を温めるという二つの効果があります。ワインを飲まないという人には、温める様々なスパイスを入れたお茶を飲むと同じ効果が得られます。シナモン、黒胡椒、クミン、ターメリック、タラゴン、ローズマリー、オレガノ、唐辛子などを使ってみましょう。少しのスパイスが大きな効果をもたらしてくれます。



Dを探せ!


日光が少なくなる冬には、ビタミンDの多いものを摂りましょう。サーモン、マグロ、タラ、乳製品、卵、キノコ、ヨーグルト、チーズ、ズッキーニ、トマトなどがお奨めです。



地に足をつける


アビヤンガと呼ばれるアーユルヴェーダの自分で行うマッサージは、心を落ち着かせます。ごま油でマッサージすると乾燥肌が潤って血流がよくなります。頭のオイルマッサージは、季節の変化がもたらすフケ、頭痛、不安症などを防止します。また、温かいお風呂やスチーム、サウナは身体を温め寒さを撃退するのにとても良い方法です!



血流をよくする


弱った消化力を刺激したり、代謝を調整したり、身体の毒素を取り除くのに最も良い方法のひとつは、エクササイズをすることです。寒い季節には、身体は最も必要とする場所、内蔵から熱を取ろうとします。これが手足が冷たくなる理由です。「骨まで寒い」という感覚です。太陽礼拝などの繰り返す力強いエクササイズがいいでしょう。実際、太陽礼拝は朝に行うことが理想的で、体内に熱をおこして重要な筋肉を温めます。カパラバティの呼吸法もまた、体内の熱を作ったり消化の火であるアグニを改善する素晴らしい方法です。



休んで準備する


12月は、休養をとり一年を省みて新年に向けて準備をする時間です。自分の内側をみつめ、種を蒔き、意思を固めましょう。地につき、静けさの中で内省的になるときです。これを利用して、瞑想の時間をとったり日が短くなるとともにやってくる静けさを受け入れましょう。光が不足するので、季節的な鬱になることもありますが、これを防ぐため、光について瞑想したり、「オーム」など心に響くマントラを唱えましょう。

ひどい粘膜性の風邪をひいたときは、数日の間、食事を減らしましょう。軽く温かいスープなどの簡単な食事をとって、休んで回復させます。乳製品、甘いもの、揚げ物、イーストを使ったパンは避けます。これらは、停滞をより悪くします。咳のでる風邪には、ジンジャーティーがとてもよく、ローハニー(熱を加えていない蜂蜜)を少し入れると特によいです。

気力が増し、地に着いた健康的な春を迎えるために、温かく光をたっぷり浴びた冬が過ごせますように。






出典:Wanderlust
http://wanderlust.com/journal/ayurveda-for-the-colder-months/

2016年1月8日金曜日

ボールを使った股関節のためのヨガ
A Sequence for Healthy Hips

あなたは、あなた自身や痛んでいる細胞組織を治す大きな力を持っています。それは、痛みや機能障害、疲労や心の不安などを引き起こす、見過ごしがちな身体の簡単な動作にまで至るでしょう。立ったり、座ったり、歩いたり息をしたりというあなたの行動が、あなた全体に連鎖反応を起こします。理想的なよい姿勢を保つための強く安定した身体の組織にするため、全ての動きに注意して正常化させなければなりません。

下記のシーケンスは特に股関節に有効です。テニスボールを使って行います。

ダブル・ピジョンでチェック

床に座って脛を交互に重ね、右の足首が左の膝の上に、左の足首が右の膝の上にくるようにします。足首は曲げておきましょう。


このポジションで背骨が曲がるようであれば、ブロックかスツールを使いましょう。
一度に両足をのせるのではなく、片方ずつ行って股関節をチェックするのもよいでしょう。

座ったまま腹式呼吸を5-10回したら、足を入れ替えましょう。

注意:
誰もがこの写真のように股関節が開くわけではありません。無理をしないで、自分自身の可動域を感じるようにして下さい。

ロール・シーケンス

梨状筋

Action 1:
仰向けに寝て、ボールをひとつずつお尻の下、上後腸骨棘の真下にくるようにおきます。ボールがお尻の筋肉深くに押し込まれるので、梨状筋の根元に圧力がかかるようにしましょう。

両足の裏をつけて、膝を外側に開きます。腹式呼吸を数回行ってボールと馴染みます。

数秒間お尻に力を入れた後、力を抜いてリラックス。5-8回繰り返します。


注意: 圧が強すぎると思ったら、壁ぎわで立ってボールを壁に置いて寄りかかりましょう。

Action 2:

右側のボールを床に置いた右足の下に置きかえ、左のお尻とボールに体重を乗せ、梨状筋に沿って転がします。一般的にお尻を横切っている、仙骨から大腿骨上部の突起へと伸びる筋の伸びを感じましょう。この動きが、梨状筋の端にある全ての筋肉に同時に圧をかけます。



Action 3:

ボールを使って、左の大腿骨上部突起を探します。骨盤と腰を動かしてこの骨の周りにボールで円を描き、腱とここを繫いでいるその他の柔らかい組織の上を転がしましょう。






反対側も1-3まで繰り返します。


マム・ジーンズ・ポケット

Action 1:

二つのボールを並べて中臀筋上部の端に置きます。左下に寝て頭をブロックか枕の上にのせ、数呼吸ボールを馴染ませます。





お尻の横にある中臀筋を活性化させるために左の足の外側を床に押し付けます。そしてその緊張を解きます。2回繰り返しましょう。

つま先を伸ばしたり足首を曲げたりしてボールに対して上下の動きを行い、中臀筋に沿って転がします。(写真なし)

Action 2:
骨盤を前後に動かして、ボールを押し付けます。骨盤を前に戻す前に、お尻の上部にボールを強く押し付けて圧が大きくかかるようにしましょう。(写真なし)






Action 3:
数回、左の膝を持ち上げたり床におろしたりして優しく筋肉をボールで刺激します。




自転車こぎの動きで、左脚を床から数センチ持ち上げます。一方向に数回漕ぎ、反対側も行います。


脚を変えて actions 1–3まで繰り返します。

大腿筋膜

Action 1:
ズボンの前ポケットがくる辺りである左の大腿筋膜張筋に沿って二つのボールを置きます。上前腸骨棘の横になります。

右足を左の膝前に置いてボールを固定します。数回深呼吸をしてボールを馴染ませます。


大腿筋膜張筋に沿ってボールが動くように左のつま先を伸ばしたり足首を曲げたりします。これはとても小さな動きです。

Action 2:
身体と腿をボールの上に持って行き、この小さな筋膜に抵抗を与えます。5-8回繰り返しましょう。




Action 3:
下になっている膝を曲げたり伸ばしたりして大腿筋膜張筋をストレッチします。(写真なし)



Action 4:
左腿の横側中央、腸脛靱帯に沿ってボールを転がします。膝は曲げたままにし、圧が強すぎると感じたら左の上に右腿を重ねます。(そうでなければ、右脚は左後ろに置きましょう)




左腿を前後にスライドさせ、ボールが腸脛靭帯と外側広筋を横切るようにします。




方向を変えて actions 1–4 を繰り返します。


ダブル・ピジョンで再チェック
身体を戻して股関節の可動域が広くなっているか、背骨をまっすぐ保つのが楽になっているかを確認しましょう。




1.お尻の片方に何らかの緊張がありましたか?
2.少し歩いてみて、お尻の細胞が活性しているのを感じますか?
3.この文を完成しましょう。「私は_________のを感じる」


出典:Yoga International
https://yogainternational.com/article/view/a-sequence-for-healthy-hips?