不安をうまくやり過ごすのためのヨガの効果
毎日のヨガの練習によって、日々の生活で心が落ち着きリラックスでき、落ち着きを持って出来事に対処できる強さを得ることもできます。ヨガは、理想的にはアサナ(ポーズ)だけでなく、プラナヤマ(呼吸法)、瞑想、そして古代のヨガ哲学を含み、これらは不安症の患者にも効果があり、新たに肯定的に力強く人生に対処していくことができます。
落ち着きのない心を鎮めることができる9つのヨガ・テクニック
ヨガのポーズは幸せで健康な心と身体を得るのに役立ちます。アサナは身体から緊張と否定性を解きます。特にいいのは、弓、魚、片足前屈、橋のポーズ、猫のストレッチ、両足前屈、立位前屈、下向きの犬のポーズ、頭立ち、屍のポーズなどです。
2. プラナヤマで呼吸を正しく行い不安を取り除きましょう
呼吸に意識をむけ、不安の原因となる不必要な思考から解き放たれましょう。
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3. 瞑想をしてリラックスした心を楽しみましょう
瞑想は、乱れた心をリラックスさせ、落ち着きと安定を与え、瞑想をすることでまた、自分の周りのささいで小さなことに常に気を取られ心がどのように動いているかを観察することができます。また、見えない将来について不安に思ったり心配しすぎないでいられるのに役立ちます。
アドレナリンが急増するという言い回しを聞いたことがあるでしょう。これは、起こり得る危険に対する不安やストレスによって起こります。例えば、ジェットコースターなどです。そんな時には、アドレナリン・ホルモンのレベルが上がり、心臓の鼓動が早くなり筋肉が緊張、身体から汗を大量にかきます。このストレス・ホルモンのレベルを劇的に下げることが、習慣的な瞑想によって可能なことが科学的研究でわかっています。
4. ヨガ哲学を人生に。常に幸福でいつも楽しみましょう
シンプルながらも深淵な理念である古代のヨガの知識(ヤマ、ニヤマ)を知り、毎日の生活に取り入れることが、幸福で健康的に生きる秘訣です。例えば、サントーシャ(ニヤマのひとつ)は、満足することの価値を教えてくれます。
アパリグラハはまた、ストレスや不安の原因となる、過度の欲望やもっと所有し続けたいという欲望を克服するのに役立ちます。また、ショウチャは心と身体の清らかさについて述べています。この規律は、感染性疾患になるのではという過度の不安を持つ傾向にある場合に特に有効でしょう。
ヨガにおけるヤマとニヤマは私達に、不安とストレスを克服するのに大いに役立つ滋養のある食事をし、健康的なライフスタイルを送ることを薦めています。
5. 祈り、信じ、笑顔を絶やさず!
祈りの言葉は、安心への最良の形であり不安解消を支えてくれます。毎日の祈りやチャンティング、聖歌などは、あなたをポジティブなエネルギーで満たし心を安定させてくれます。また、全てが良い方向になるよう、また守ってくれる大いなる力の存在を深く信じる感覚をしみこませます。さらに、意識的にもっと笑顔でいるようにしましょう。自信と安定、肯定性がすぐに身体に入り込むはずです。すぐに試してみましょう!
6. 他人のために何ができるか考える
ずっと自分や自分のものにこだわっているときに、ストレスや不安の場所が作られてしまいます。自分に何が起こるのかを心配し続けてしまうのです。周りのだれかためにどうすればいいのかに注意を向けましょう。何かボランティア活動にエネルギーを注ぐと、深い満足感や大きな喜びを得られます。
7. 世界は永遠ではないと知る
まわりのすべてが一時的で変わっていくものだと気づくと、リラックスしてそこに落ち着くことができます。「これもまた通り過ぎるもので永遠ではない」という感覚が不安を解消してくれます。瞑想もまた、この人生の原理を見るのに役立ちます。
8. 不安を克服した同様の経験を思い出す
この状況は克服できるのだという大きな自信を得ることができます。大丈夫だと自分に言い聞かせるのです。
9. 肯定的な人のそばに
肯定的な考えの人と多くの時間を過ごすと同様の考えに影響され、人生に対する全体的な姿勢に現れます。肯定的な心だけが、喜びや平和、くつろぎなどを生むことができるのです。
その他不安を解消する方法:
- 歌って踊って楽しみましょう。楽しもうという気持ちが不安から遠ざけてより調和のとれた状態へと導きます。
- 信仰を持って、あなたを愛している至高の存在があることを知りましょう。至高の存在はあなたのそばであなたを完全に受け入れます。安心感は帰属意識から来るのです。
- 不安を遠ざける大きなゴールに向かっているのだという大きな視野を持ちましょう。
- 少し、気まぐれになってみましょう。不安はいつも予期される行動に関係します。まったく関係のない予想のつかないことをしてみましょう。
- 最悪のことに立ち向かう準備をすれば、心が安定するでしょう
また、ヨガは治療ではなく生き方だと知ることも良いことです。ヨガからそのコツを学びながら正式な医療診断を受けることが不安症から早く解放される方法です。
医師は、不安の種類(パニック障害、強迫性障害、心的外傷後ストレス障害、社会不安障害、全般性不安障害など)を理解し、よりよい状態へと導いてくれるでしょう。そしてヨガはより大きな視野であなたの人生に対処する方法を教えてくれるでしょう。逆症療法や現代医療は副作用があるかもしれません、ホメオパシーやアーユルヴェーダなどの代替医療を検討するのもよいかもしれません。
出典:Yoganomimous
http://yoganonymous.com/9-yoga-tips-to-overcome-anxiety-disorder
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