この冬、乾燥肌で悩んでいませんか?それとも長い間困っているとか。あなただけではありません。それを日々の生活で解決する方法はあります。もちろん、バランスの乱れはどんどん複雑になっていきますが、科学も同じです。どうしようもなくなる前に、あまりひどくない不快感を摘み取ってしまうことが大事なのです。
乾燥肌はバランスの乱れの第一歩なので、それがもっとひどいものになる前に気を付けて直さなければなりません。どんな症状が出ていますか?ただの乾燥肌なのか、それともなにか他のささいな変化はありませんか?この数週間、数か月に何か特別なストレスはありませんでしたか?不安や便秘、ガス、耳鳴りなどありませんか?こうした症状は乾燥肌と同じ原因を持っています。こうしたパターンを見つけて、原因を断ちバランスを整えましょう。
原因を断つ
アーユルヴェーダ医師は、常に病気の原因を探り、まずそれを断とうとします。いつも可能とは限りませんが、治療をするのに原因を知ることは大変有益です。バランスの乱れの原因の三つは、時期(季節)、最善だと思っていることに逆らっていること、そして感覚器の不適切な使い方(たいていは使いすぎ)です。
乾燥肌に現れる性質は、主に乾燥(もちろん)と軽さと粗さです。そしてこうした性質から、ヴァータのドーシャが犯人だとわかります。ヴァータが必ずしも「原因」ではないにしても、環境や行動、食べ物のせいでヴァータが増えているのです。なので、そのバランスを戻さなければなりません。行動と食事に(環境を変えることは困難なので)反対の性質を取り入れて、悪化させるヴァータの行動を取り除きます。
ヴァータを整える
ヴァータは、ヴァータを作っている自然界の「空」と「気」の元素により起こるよくみられるバランスの乱れで、そうした性質はライフスタイルや環境の中で増えがちなのです。不規則な生活。常に興奮状態にある感覚。季節の影響に沿わないこともありえる「健康的な」食事の収れん性。秋と冬は、ヴァータが優勢になるため一年の中で乾燥肌が起きやすい季節です。が、気候は変えられないので(温かく湿ったジャングルにでも行けるほど幸運でない限りは)、ほかのところを変えます。以下が乾燥肌のために内側と外側からヴァータのバランスをとる方法です。
- ヴァータと反対の性質を取り入れる: ヴァータは冷たく、粗く、軽く、乾燥、繊細で動きがあります。日々の生活や食事でこうした性質を思い出してください。たくさんのパンやクラッカー、生野菜を食べていませんか?ヴァータの性質はそうした食事に多く含まれます。温かく、湿った(油を含んだ)やわらかい、重い食事に変えましょう。この季節により多くの油(ギー、オリーブ油、ごま油、バター、肉、ミルク、ナッツ)をとったりスープやシチューが欲しくなることは自然です。その食欲に気を付けることも自然なことです、なぜならヴァータを整えてくれるのですから。
- アボカド、さつまいも、アーモンドやアーモンドミルク、卵、サーモンなど、内側から乾燥肌に栄養を与えるものを多めに取りましょう。
- そしてこの季節は、生のものやサラダを避け、ジュースやスムージーには氷を入れないとか野菜や果物を一晩室温に置いておくなどしてください。生の生姜、シナモンを何にでも加えましょう。
- 温かい水(白湯)で水分を補給します。ヴァータは本当に乾燥させます。もし便秘していれば、それもまた脱水状態の現れです。魔法瓶にお湯を入れ(レモンを入れるといいです)どこにでも持っていきましょう。朝はまずマグカップ1-2杯のお白湯から始めるとよいでしょう。
- シャワーは控えめに、オイルをたっぷり。アーユルヴェーダの乾燥肌に対するセルフケアで最も大切なもののひとつがアビヤンガです。アビヤンガはオイルで毎日マッサージすることです。ゴマ油や亜麻仁油、アーモンドオイルなどはヴァータを整えます。すべてのオイルが一緒というわけではありません。例えば、ココナツオイルは軽くていい香りがしますが、あまりべたつきません。これはいい性質なのですが、本当に乾燥しているときにはあまり効果がありません。上記のオイルなど重めのオイルが、ヴァータを整えるのには必要なのです。
- 理想的には、シャワーの前に、温めたオイルで頭皮やつま先を含むすべての肌をマッサージしましょう。あまりに不快に感じるときは、寝る前にマッサージをし、専用のウェアを着てオイルがなじむようにして寝ましょう。
- アロエのジュースやジェル、リコリス、カモミールやカレンデュラ、発酵肝油など肌に栄養を与えるハーブなどを摂りましょう。
出典:Ayurveda Next Door
http://ayurvedanextdoor.com/solving-the-dry-skin-dilemma-with-ayurveda/
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