ジョティスヨガでは大阪茨木市などでセラピーを基にしたヨガクラスを行っています。
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2019年12月12日木曜日
ヨガと瞑想が否定的感情の脳領域に関係 Meditation and Yoga Practice Linked to Reduced Volume in Brain Region Tied to Negative Emotions
Psypost の記事です。
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「Brain Imaging and Behavior(脳の視覚化と行動)」で発表された研究によれば、瞑想やヨガの練習は、感情の処理に携わる脳の領域である右の扁桃体の大きさに関係している。
この研究のため、1990年からオランダで現在も行われている人口を基にしたロッテルダム・スタディの中で収集されたデータが分析された。この調査では45才以上の15,000人あまりの人が募集された。
研究者らは、瞑想とヨガに関する質問に答え、脳のMRIを行った3,742人について特に関心を抱いた。彼らの多くは脳のスキャンを複数回受けており、経時的な組織変化が観察された。
研究者らは瞑想とヨガが、ストレスとストレス反応の両方に対しプラスに関係することを発見した。瞑想やヨガを実践していると報告した被験者らはストレスをより多く経験しているとも答えた。しかし、実践者の90.7%が、瞑想やヨガがストレスを対処するのに役立っているとも答えている。
瞑想やヨガを実践していると答えた被験者らは、右の扁桃体と左の海馬の大きさが、実践しない者と比較して小さい傾向があった。また、実践者たちの右扁桃体は時間が経つに連れ小さくなる傾向があった。右扁桃体が恐れや不快な刺激に対する嫌悪感をコントロールしていることを研究が示唆している。
「大きさの差異は扁桃体の右だけで見られ、左には現れていない。これは前回の小規模研究とも一致し、右扁桃体は左扁桃体と異なり、ネガティブな感情や即時の行動に関連している。一方で左側はポジティブな感情や記憶と関連している」と研究の中で記されている。
この結果が示すのは、瞑想やヨガの実践者は自らのストレスをより気付きやすくなるが、同時にそれに対処できるようになるため扁桃体の大きさが小さくなる」と研究者は説いている。
前回の研究では、瞑想のトレーニングが脳スキャンによって測定された右扁桃体の感情的刺激への反応活動の相対的な減少を作り出していることが発見されたが、それと今回の結果が一致している。
しかし今回の研究では(全ての研究と同様)いくつかの制約を含んでいる。
「かなり多くの人口ベースの被験者ではあるが、それでも全般的に健康で調査に参加する意志を持った参加者のみで行われている」と研究者は言及している。「さらに、この研究は主に年配者であり瞑想やヨガを若年者のように活発に行っていない可能性もあり、また、脳の可塑性減少のため若年者と異なる組織反応を見せている可能性もある」
(出典)https://www.psypost.org/2019/08/meditation-and-yoga-practice-linked-to-reduced-volume-in-brain-region-tied-to-negative-emotions-54273?
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