2020年10月13日火曜日

パンデミック下でもヨガで良い眠りを 
How to use yoga to sleep better during the pandemic


健康な日常のための正しい眠り


病気そのものだけでなく、仕事のスケジュールの変更や、自宅学習、ソーシャルディスタンスなどCOVID-19は私たちみんなに直接影響しています。


ストレス・レベルが高く、その不安のために夜間の良質な睡眠をとるのがより困難になっています。睡眠のための業界は700億ドルにものぼりますが、多くの疲れきった人々はなお免疫を強く保つために必要な睡眠をとる方法を探し続けています。


残念ながら、不眠症の主な治療に使われているのは睡眠薬です。睡眠薬は誰にでも効くわけでもなく、副作用があり、眠れない根本的なストレスに対処するわけでもありません。そうのため、ますます多くの医療専門家らが不眠に悩む人たちに、まず自然な方法を試すようにと助言しています。クンダリニ・ヨガもひとつの選択肢です。クリヤという特別な呼吸のコントロール法や練習を通し、誰でも必要な満足できる睡眠が取れるのです。




このクンダリニ・ヨガのテクニックは、最近睡眠不足になってしまった人や睡眠障害に悩んでいる人の助けとなるでしょう。Psychology Todayの「ヨガは不眠に効果がある」の記事によれば、「ハーバード医大の研究者が不眠症患者の睡眠に毎日のヨガがどのように影響するかを調査したところ、睡眠の質と量において大きな改善がみられた」



睡眠衛生の重要性



まず、睡眠衛生をよく保つことが不可欠です。夜間を通して質の良い睡眠をとるための最良の状況をつくる習慣です。睡眠の指標としては、眠りに入るまでの時間がかかる、何度も目が覚めて眠りに戻るのが困難、総体的に浅く落ち着かない眠りである、日中に眠気を感じるなどがあります。



一貫した睡眠衛生を各人に合った方法で取り入れることが必要ですが、睡眠の質を改善するために以下のガイドラインを参考にしてください。

  • 就寝時間に近づいたら、明るいスクリーン、またはカフェインやアルコール、ニコチンなどの刺激物を避ける。

  • 日中に運動し、体が休めるようにする。タイミングに気をつけること、遅い時間の運動は睡眠を妨げます。

  • 軽い食事はOKだが、就寝前の思い食事やスパイシーな食べ物は避ける。

  • 脱水状態は睡眠を妨げるため就寝前にコップ一杯の水を飲む。トイレに起きることの方が、脱水よりも全体的な睡眠の障害にはならない。

  • 就寝前に落ち着ける活動を行う。例えば、優しいヨガやゆっくりとした呼吸法、読書、祈りや瞑想など。

  • 夜間の睡眠が浅い場合は昼寝をしない。



ヨギのお勧め:夢を見ず深い眠りのために


たった数分ですぐに深い眠りに至るクンダリニ・ヨガのテクニックを使うことを 3HO Foundation は勧めています。


ステップ1:頭の中が忙しいと眠ることが難しくなる。まず全ての心配や考え、問題を視覚化し、それらを容器に入れてしまい、そしてその容器を心の棚にしまおう。目が覚めるまでにどこかへ行ってしまったり、解決したり、改善してしまうことがたくさんあることに驚くだろう。

ステップ2:うつ伏せになって、右頬を枕にのせる。これが自動的に左の鼻腔を広げて涼やかな鎮静のエネルギーを取り込んでくれる。この状態で長く深い呼吸をしよう。そして手で右の鼻腔を閉じ左の鼻腔で長く深い呼吸を続ける。

ステップ3:眠たくなってきたら、仰向けや横向けなど好きな姿勢になる。眠りに落ちるまで長く深い呼吸を続ける。


睡眠は常に、健康のための重要な要素です。ストレスの多い時は質の良い睡眠が取り辛いものです。上記のステップであなたの睡眠の習慣は向上し、よりよい休息を得るでしょう。






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