ブライアンのお話の続き
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僕も君もみんな水の世界に住んでいる。地球の4分の3は水で覆われている。最初の生命も海から生まれ出た。宇宙からみたら僕らは美しく青い惑星だ。水がなければ生命もない、海が僕らの生物圏の環境をコントロールしている。大気もまるで玉ねぎの皮のように僕らを守ってくれている。君と僕が出会って、世界をまたいでeメールを送り合っているという事実はなんてすごいことだろう。僕らが今、この場所にたどり着くまでに気の遠くなるような歳月がかかっている。
そんな昔でもない時にこんな概念が現れた。
「この宇宙が始まったのは137億年前くらいだろう」と。そしてこれをふまえて人間が出現した時間を考えれば、「現在から未来へと進む時間の終わりなんて極小さいモノに過ぎない」。
僕はこの概念は間違っていると思う。だって、そんな考えでいると自分がちっぽけでどうでもいいと感じてしまうし、そんな時は人は「何したって変わらない」と自己中心的になってしまうものだから。
本当は、僕らは最初からずっとここにいる。そして137億年もの間ずっとくじが当り続けているかのように生命は続いてきた。全ての要素が星の中で作られたように、とんでもなく繋がった出来事を通して、この宇宙が単純な元素の水素からどのように始まり現在の素晴らしい構造を作り上げてきたのだろう。
十分な要素があって銀河が作られて、そしてこうした銀河のうちのひとつの正しい場所に、中心の混乱から十分に遠くかつ遠過ぎず、そしてちょうど良い量の要素があって・・・。とるに足らないけど安定した恒星が生まれ、周りにその惑星も生まれる。その恒星からちょうど良い距離で僕らが生命存続可能と呼ぶ岩の惑星が作られた。
この岩の惑星はすごく特別だった。熱いコアを持ちその表面は常に動いている。これを地殻構造プレート運動という。この岩の惑星は僕らが月と呼ぶ大きな衛星を従え、この月のおかげで僕らの世界は安定して回り続け生命が出現することになった。この表面の地殻運動はまた、大気を作り出した。生命存続可能な場所にあるおかげで水は凍らず地表の4分の3を覆った。
単純な生命が生まれ、条件が揃ったことでより複雑な生命へと進化した。地球には、ほとんどカチコチに凍って生命が絶滅の寸前まで行った時代もあった。生命は違う形で回復する。ほとんどの生命が消滅する火山活動の激しい時代もあった。生命はまた回復した。6000万年前、地球に大きな物体がぶつかり生命のほとんどを奪い去ったが、この時僕ら「哺乳類」という種が次の展開へと進んだ。確率の法則をずっとずっと超えてこうしたことが起きたと考えてみたら、ただただ驚きだ。
複雑な生命はこの世の宝石だ。準星でもなく、赤色巨星でもなく、ブラックホールでもない。僕らは他の複雑な生命を知らない。どこかにいるかもしれないが、まだ僕らは見つけられていないし接触したこともない。
複雑な生命はこの世の宝石だ。準星でもなく、赤色巨星でもなく、ブラックホールでもない。僕らは他の複雑な生命を知らない。どこかにいるかもしれないが、まだ僕らは見つけられていないし接触したこともない。
実際の話、生命が存在しこの地球に僕らが生まれ存在していることは完全すぎるんだ。つまり、空からエネルギーが降り注ぎ食べ物が土から育つ。この世界に生きることはとても簡単だということを僕らはいつも忘れているのだけど、遅過ぎてしまう前に見つめ直す必要がある。
本当だよ、ここに存在することはとても簡単だ。人間はずっと新しい iPhoneや自動車や超高層ビルや、いろんな政治や宗教を夢見たり、空をみて人間が宇宙コロニーに生物圏を移動させるとか人間が絶滅すると夢見るほどクレイジーでいられる。もし僕らが絶滅したらもう永久に存在することはできない。これこそが僕らが気付くべきことで、僕らは団結して僕らの生物圏を守り浄化する必要がある。だって、僕らにあるのはこれが全てで最後までできるだけ守り続けなきゃならない。
本当だよ、ここに存在することはとても簡単だ。人間はずっと新しい iPhoneや自動車や超高層ビルや、いろんな政治や宗教を夢見たり、空をみて人間が宇宙コロニーに生物圏を移動させるとか人間が絶滅すると夢見るほどクレイジーでいられる。もし僕らが絶滅したらもう永久に存在することはできない。これこそが僕らが気付くべきことで、僕らは団結して僕らの生物圏を守り浄化する必要がある。だって、僕らにあるのはこれが全てで最後までできるだけ守り続けなきゃならない。
こうしたことを全部頭に入れておいて欲しい。僕らは水の世界だ。地球じゃなくて水球と呼んだ方がいいかもしれない。水の一番大きな部分はもちろん太平洋で、だからこそこの最大の水の中心が僕らの中心で、それがマーシャル諸島なんだ。悲しいかな、これに気づいている人はとても少ないし、マーシャル諸島がどこにあるか知らない人さえいる。マーシャル諸島の人々は彼ら自身をこの中心の管理人だと考えている。マーシャル諸島は、陸と水と空が一緒になる場所。このどれかを妨害すると災害に繋がる。長老たちはこれを知っているし、過去、現在、未来の生活もわかっている。彼らの考え方では、過去がなければ未来もない。つまり過去の知恵だけが未来の計画への希望なんだよ。
ー ブライアン
ー ブライアン
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