2017年6月15日木曜日

<日記> 当たり前のこと

隔週で70〜80歳代の方々を対象にシニアヨガを行なっています。
あくまで高齢者なのでハードなアサナは行いませんが、
参加者の方々がまあホントにお元気なので、そんなに特化しないクラスにしています。

が、先日、ブロックとベルトを使って胸を開くポーズを試したところ
おそらく高齢者でなければなんでもないことに
ものすごく時間がかかってしまいました。
ベルトをかける位置、左右の腕の位置、ブロックを置く位置の調整。
ひとつひとつご説明したつもりでも、やっていただきたいようにできた方はたった1人。
結局、1人ずつお手伝いをしてやっと、という感じで。

そうなんです。
シンプルなこと、これまでやったことのあることは結構すっとやられます。
多少複雑でも、多少筋力が必要でも大丈夫なんです。
高齢者って初めてやること、新しいことが苦手なんですね。
そして新しいことが複数になるとややパニックになられます。

老いるということは、当たり前だったことができなくなっていくことなんですね。
無理をしない程度に、脳を活性化できるように
身体のコーディネイションが向上するように心がけて行きたいと改めて感じました。
いい勉強になりました。

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