2017年3月15日水曜日

アーユルヴェーダのお薬 その後<デトックス>

さて、インドから帰ってきてそろそろ1か月が経ちます。
帰ってきた直後は、心も安定して穏やか、何をするにも緊張が解けた状態だったのですが、さすがにその効果も薄れてきたようで、毎日の忙しい時間に追われている感覚が少しずつ戻ってきました。そろそろまたデトックスの時期です。

現地のアーユルヴェーダ医師に処方されたお薬で、一か月に一回ペースでやるように言われたのが Virechana と呼ばれるデトックス法です。自然のハーブやオイルで作られた下剤をお白湯と一緒に飲んで、腸をきれいにするのです。


ハーブの入ったヒマシ油

この瓶の半分のオイルとコップ一杯のお白湯を、夕食後(30分以上)飲みます。



・・・・これが、激マズなんです!



だいたい油を飲むということがしんどいのに、ハーブのせいで匂いが凄くなっていて。
でも、身体のため、と思って涙をこらえて飲み込みます。
口の中や唇にまとわりつく油をお白湯で流し込みます。

そして、その後お白湯を何杯も飲み続けます。
   ↑ これが重要です。一緒にトリートメントを受けた友人はあまり飲まなかったため、
     結局、朝になっても腸をきれいにすることができませんでした。

私の場合、飲んでしばらくしたら少しだけ嘔吐してしまいます。
今回も、耐えられなくなって吐きましたが、ほとんどが胃酸な感じでした。
インドでは、寝る前にお腹が何度も痛くなってトイレに行くことになったのですが、
今回は朝までゆっくり寝てから始まり、痛みもほとんどありませんでした。もしかしたら、前回は少し便秘ぎみだったからかもしれません。
起きてからもお白湯を飲み続けます。どっちにせよ喉が渇くので飲みたくなりました。
そして腸の動きが収まったら終わりです。

Virechana をした後は、内臓が過敏になっているので、
食事は消化のよいものを摂り、疲れた身体を休めるようにします。
そこで、食べるのが Khichdi 。

バスマティ米とムング豆のおかゆ

このおかゆは基本的に、バスマティ米(細長くうるち米よりもさらっとしていて柔らかい)と、ひきわりしたムング豆をターメリックとクミン、ギー(精製バター)を加えて作ります。(このおかゆについてはまた詳しく記事を書きますね)

朝と昼はこんな感じで過ごし、夕食から少しずつ普通の食事に戻していきます。

というわけで、今日はケララの海を思い出しながらゆっくりしておきます。





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