季節はどんどん春になり、外は花粉や埃が飛びまくっています。
鼻がムズムズ、目も痒い!薬を飲むほどでもないけれどなんとかこの不快を解消したい。
そういう時は、(そういう時でなくても年中した方がいいのですが)ヨガ・アーユルヴェーダの叡智クリヤ(浄化法)ですっきりしましょう!
VYASA出版物 Yoga for Promotion of Positive Health のクリヤの章からの抜粋になります。
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はじめに
クリヤ(Kriya)とは浄化法のことです。ある意味では、私たちはみんな毎日クリヤをしています。入浴、洗顔、歯磨きなど全てクリヤなのです。しかし、ヨガでのクリヤとは、ヨギによって開発された特別のテクニックを指し、内臓の浄化を意味します。ヨガの伝統で伝えられてきたクリヤは主に6つあり、「サット・クリヤ」と呼ばれるとても包括的なものです。
サット・クリヤとは
- トラタカ 視野
- ネティ 鼻腔上部(喉から)
- カパラバティ 気道下部(鼻孔から肺)
- ドウティ 消化管上部から胃
- ナウリ 腹部内臓(ナウリの準備段階としてアグニ・サラ)
- バスティ 消化管下部、特に直腸(消化器全体にはサンカ・プラクシャラナ)
クリヤの目的
- 例えば目や気道、消化管など体内部の管を浄化、すなわち体内の経路の汚れを取る。それにより不活性を取り除く
- 内なる気付きを深める
- 経路の過敏な反応を和らげる
- スタミナ、忍耐力をつける
クリヤの原理
- 外的媒体と意志によるコントロールにより体のシステムを刺激する
- クリヤの間、そしてクリヤ後は深くリラックスする
ジャラ・ネティ(鼻腔の浄化)
やり方:
- ネティ・ポットに満たした滅菌したぬるま湯に小さじ半分の塩を加える。
- 両脚を開いて立つ
- ネティ・ポットを右手に持つ
- ネティ・ポットのノズルを右の鼻孔に入れる
- 口は開けたまま楽に口で呼吸する
- 頭をまずやや後ろに倒し、それから前、左と動かし、ポットの水が右鼻孔から入って重力で左からでるようにする。ポットが空になるまでそのままにする
- 左側も同様に行う
- 鼻腔に残った水を取り除くため、カパラバティのように左右交互に息を吐いて水を吹き出す
効果
禁忌
プラスチック製のネティ・ポット |
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