たくさんのご馳走やスイーツを目の前にし、食べすぎたり不規則に食べることはアーマの蓄積を引き起こします。歯止めが利かなくなると、アーマが原因で身体が詰まり、免疫系が弱まります。食欲減退や関節のこわばり、便秘、呼吸器の異常、アレルギー反応や体重の増加など経験したことがあるでしょう。その原因のほとんどはアーマなのです。
休暇中の毒素の蓄積を防ぐ
では、どうすればアグニのバランスを保ちアーマの蓄積を防止できるのか?まずは下記の簡単なヒントを。
1.お昼の食事に重点をおく
夕方や夜に重い食事を摂るより、消化力が最も強く、太陽が最も高い位置にくる12時から午後2時の間に最も大きい食事をするべきです。重いディナーを摂る事は消化器系に負担をかけるだけでなく睡眠をも妨げかねません。お腹がいっぱいで苦しく眠れなくなることを避けるため、就寝の少なくとも三時間前には軽い消化の良い食事をしましょう。
2.規則正しく食事を摂る
食事を食べ損ねたって?食事を抜くとアグニが混乱して弱まります。一日に3回、同じ時刻に食事をすることで消化のバランスが保たれます。前に食べたものが完全に消化される前に食べることもアグニを混乱させる元になります。私達の身体は、次の食事をするまで消化するためには、最低3時間は必要なのです。新鮮なフルーツやドライフルーツ、水で浸したナッツなど少しで軽いものなら、午後のおやつもよいでしょう。では、どうすれば、前の食事の消化が終わったとわかるのでしょう?それは「お腹がすく」ということです!身体の声を聞きましょう。3.食べすぎに注意する
これは、特にこの季節には最も難しいことかもしれません、が、とても大切なことです。自分の空腹レベルに従って食べることです。私達の身体は、自分でどれだけ消化できるかを知っています。ただそれを聞くだけなのです。たくさん取らず、ゆっくり食べること、そしてお腹がすいてなければ少し待つことも必要です。ゆっくり食べると、お腹がいっぱいになった時点で身体がそれを教えてくれます。腹八分目(あるいは4分の3)にしましょう。どんなにいい食物でも食べすぎはアーマを作ります。4.ハーブをうまく使う
もし上記ルールのどれかを破ってしまったとしても、心配しないで!休暇中は楽しむべきです。アグニをサポートするために、自然の知恵であるアーユルヴェーダのハーブを使うことができます。ぬるま湯、生姜水やクミン茶を飲んだり、食前に塩少々と生のスライスした生姜を食べると、食欲を増進させたり消化液の分泌をよくしたりできます。5.消化力を下げる食物をとらない
翌日の方が美味しい食べ物があると言う人はいますが、アーユルヴェーダでは残り物はよくないといわれます。作りたての食べ物は、消化しやすく生命エネルギー(プラナ、気)が多く含まれているので、作りたての方がよいのです。また残りものだけでなく、重い揚げ物や冷たい食べ物、飲み物はアグニを弱めてアーマの蓄積につながります。火に冷たい水をかけるところを思い浮かべてみてください。それが、食前、食事中、食後に冷たい飲み物を飲むということなのです。
6.スイーツに気をつけて
消化力を下げたり体重が増加しないようにするヒントです。甘い物好きなら、ジャンクなお菓子よりはホームメイドのパイやクッキーがよいでしょう。市販のお菓子は大抵は、身体に有毒でアーマになってしまう保存料や人工香料、着色料などが含まれています。また、栄養やプラナが少なく消化するには重いです。市販のケーキはまた、身体が必要としているよりも多くの砂糖や脂肪が含まれていることが多いのです。
7.6つの味全てを摂る
甘みはみんなが好む味でしょうが、甘いものだけを食べるわけにはいかないものですね。アーユルヴェーダは味を6つに分けています。甘、酸、塩、苦、辛、渋味です。全ての味を毎回取るようにするとよいのです。そうすることで、満足感を得ることができ、我慢できないほどの強い食欲を感じなくなります。
8.バランスのとれた食事を
炭水化物、蛋白質、脂肪のバランスが取れた食事を取ることも大事です。もし炭水化物だけを摂っていたら血糖値は急に上がりますが、後で疲労感や倦怠感を感じます。全ての志望が悪いわけではないのです。なぜなら、オリーブオイルやギーといった健康的な油は細胞に栄養を送るのに必要だからです。アーユルヴェーダでは、完全な栄養を摂るためには様々なメニューを摂るべきだといわれています。適切に食事をしていれば、サプリメントなどは必要ないのです。
9.毎日の運動
一日に最低30分の運動は、無駄な体重を落すだけでなくアグニを高めアーマを減らします。例えば、食後の軽い散歩は消化を助ける素晴らしい方法です。ヨガのアサナは、心と身体のバランスをとり、また消化を助ける理想的な方法です。
10.毎日の習慣
食事の時間だけでなく、日々の習慣もまたとても大切なことです。排泄、睡眠、労働習慣などが適切であると、免疫系を強く保つことができ、身体からアーマを取り除くことが出来ます。お祝い気分を楽しみながらも、毎日の習慣を保つように心がけましょう!
出典:ayurveda next door
http://ayurvedanextdoor.com/ama-during-the-holidays/
http://ayurvedanextdoor.com/ama-during-the-holidays/
0 件のコメント:
コメントを投稿