2015年11月10日火曜日

ヨガセラピーとヨガクラスってどう違う
Yoga Therapy vs. Yoga Class

Huffington Post からの記事です。
ヨガセラピーっていったい何なのか、ということを説明しています。
http://www.huffingtonpost.com/jennie-lee/yoga-therapy-vs-yoga-clas_b_8247372.html

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ヨガセラピーは「個人」単位で、健康や癒しに効果のあるヨガの総合的な知識を使って行うホリスティック代替治療です。歴史の古いとても広範なシステムであるヨガに個人に合わせて取り組むことで、身体だけでなく、精神、感情など様々な問題に対応しています。

ヨガセラピーを受ける理由は様々です。身体を若返らせる、ストレスを軽減する、感情の安定性を養う、心を落ち着かせる、自己の内面の本質にもう一度繋がる、などです。それが何であれバランスが崩れていると感じている人にとって、ヨガセラピーは生命力と自己認識を広げるツールを与え、プラスに影響を与えることができます。多くのホリスティックのアプローチと同じように、ヨガセラピーは、その症状や問題が同じであっても、個人それぞれにあわせた治療を行います。

標準的なヨガクラスは、動き、そして時には瞑想といった汎用的なアプローチを提供しますが、「ヨガセラピーは、そのヨガの練習をグループクラスでは通常行わない具体的で慢性的な健康の問題を抱える人々のニーズに応えます」とロヨラ・メリーマウント大学のヨガセラピーRXプログラムの責任者であるラリー・ペイン医師は言います。

要約として、それぞれが相互関係を持ちますが、ヨガセラピーは通常3つのカテゴリーに分けられます。ひとつは、基本的は動き(アサナ)で怪我のリハビリや慢性痛を和らげる、機能向上などといった身体的セラピーです。ヨガが身体的な効果があるという証拠に裏付けられた科学的研究は数え切れないほど存在しています。

ヨガセラピーのふたつめの側面は、心理療法に類似しており、精神的、感情的な法則や実践を使って、環境の変化や喪失感、不安など内面の葛藤に対処するのに役立ちます。感情面での経験は身体に影響を持つため、この治療は神経と内分泌、免疫系間の相互作用を研究する心理学のひとつである精神神経免疫学に関連しています。これは、心身医学の機微、そして考えや感情といった内面の状態が身体にどう影響するのかを明らかにしてくれます。

身体の臓器や組織の生体機能における特定の変化にヨガのテクニックを応用することで、人が緊張したり困難な状況にある場合の無意識に反応する状態から選択して反応する状態へと導いてくれます。そのひとつの例は呼吸の練習(プラナヤマ)で、副交感神経系の「闘争・逃走反応」をリセットして安定させ、不安症や欝に効果があるのです。

身体と心は相互関係を持っているので、ヨガセラピーの分類の最初の二つはこれらになります。多くの身体の症状は、解決が必要な潜在的な感情の問題が現れているのです。「生き方が身体を作る」といわれているように、ヨガセラピーは身体レベルの解放と精神レベルの探求を与えてくれるのです。身体の自然な英知に近づくことができれば、感情は解放され、深いレベルでの癒しが始まります。

ヨガセラピーの三つ目の側面は、私達の本質の霊的要素に働きかけます。全ての精神修養法や宗教などの聖典は、人間は内に霊魂のエネルギーを持つと認めています。ヨガ哲学では、人生の様々な問題は真の霊的本質に認識していない、あるいは知らない(無明)せいだと明言してます。これは、なんとなく塞がれたような、限られたような気分であることに言い換えられます。鍼灸などのエネルギー療法と同様に、ヨガセラピーは生命力(プラナ)の流れを活性化させてエネルギーの滞りを取り除き、本来の健康と目的意識を取り戻すのです。
「私は『心臓病患者』とか『癌患者』とは呼びません。彼らは偶然身体的バランスを失った神聖な存在なのです」 心臓病のためのディーン・オーニッシュ・プログラムでのヨガ・プロトコルを開発した「The Healing Path of Yoga」の著者であるナシャラ・ジョイ・デヴィ、2013年のヨガセラピー・トゥデイ・マガジンのインタビューで。
この本当の自分を知り、内側の精神と繋がる方法を紹介することで、ヨガセラピーはより深いレベルでの変化に対応する機会を与えてくれます。どっぷりとはまってしまったり一体化してしまうことなく、人生を客観的に経験する能力を作ります。
穏やかさと精神的な安定性は、内観と瞑想を通して得られ、過度に刺激された心は休まります。ヨガセラピーは、深い安らぎと無条件の愛をもたらす意識の広がりへの扉を開けます。
「ヨガセラピーは、精神、自分の本質の覚醒というヨガの基本概念の経験に基づいた理解を通し、身体と心の安定をもたらす癒しの旅であるヨガの生き方に焦点をあてている」インテグラティブ・ヨガ・セラピーの創始者、ジョセフ・ルパージュ
ヨガセラピーの実践は、全ての年齢のあらゆる人に快適さと解放をもたらします。個人に合わせたプログラムなので、経験や特別な能力は全く必要ではありません。クライアントのニーズや問題、目標を定めた後、ヨガセラピストは、姿勢や呼吸法、リラックス方法や瞑想のテクニックなどひろい範囲の心と身体の練習方法を用います。個別のプログラムが様々な状況に対処し、クライアントの身体的能力のレベルやライフスタイルなどを考慮し、プラクティスの種類や量を処方します。

ホリスティックな代替治療としてのヨガセラピーは、人々の症状を抑え、痛みに対処し、バランスを取り戻し、体力をつけ、心理的回復力を増加し、精神的意識を広げます。身体的な活力、感情の解放、深い魂の繋がりを同時に得たいと思っている人にとって、とても素晴らしい癒しの方法と言えるのです。

2015年11月3日火曜日

依存症再発を防止するヨガと瞑想の効用
The Benefits of Yoga and Meditation to Prevent Relapse

Press Release Rocket からの記事です。
http://www.pressreleaserocket.net/the-benefits-of-yoga-and-meditation-to-prevent-relapse/359585/

依存症治療に関する内容ですが、身体に悪いとわかっているのについついやってしまう不健康な習慣(食事や飲酒、運動など)についても同様だと思います。

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選択できる依存症治療に取り組む方法は様々あります。
ヨガと瞑想は、身体的にも精神的にも多くの効果があると証明されています。治療を通して健康的な心を持ち続けることが回復においてとても重要です。この2つのツールは、依存症と闘う人が持ちがちな回復を邪魔するネガティブな強い思いを排除するのに役立ちます。治療を通して、身体と心は試され、思考をコントロールすることで依存症からの回復に大きな効果を得ることができます。
治療を通したヨガセラピーと瞑想の効用は、強靭な身体を作り、同時に強い精神を作ります。瞑想は、呼吸法によって即座といっていいほどストレスを解き放つことができます。心を他の場所に送ると共に呼吸のコントロールの方法を獲得すると、ネガティブな状況への対処の仕方が変わります。これが再発防止に役立つのです。
ヨガセラピー

ヨガセラピーで獲得した行動の変化は、状況への反応が反発ではなく積極的なものへとすることができます。ヨガセラピーは心の健康や過体重を大幅に改善し、また柔軟性や体力を高められます。こうしたセラピーは、長期間に渡り、身体力や精神力、健康への自然な感覚(判断力)を身につけることができると言われています。

瞑想

瞑想によって内面の変化は、心や精神、身体に穏やかな安らぎを与えることができます。瞑想をすることで、ネガティブな行動の根本的原因を深く探ることができます。一歩下がって怒りを解き放ち、過去の行動に対する煩わしい考えを手放すと、それ以降の人生を通して立ち直りの道を歩むことができるのです。内面の治癒だけでなく、瞑想は免疫機能を高め、体内に酸素がいきわたり、総体的に気分がよくなります。

瞑想やヨガがもたらすツールが、再発の可能性を下げ、正しい解決法を探す健康的なアプローチを与えてくれます。心をコントロールすることで、過去の依存症のために起こる困難な状況に対処できます。





2015年11月1日日曜日

ヨガについての5つの「ウソ」
Five Untrue “Facts” About Yoga

今回は、Yoga International からよくありがちな「ヨガって○○なんでしょ」とか「私は○○じゃないからヨガできない」についての記事です。
(https://yogainternational.com/article/view/five-untrue-facts-about-yoga




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1.「ヨガするには超柔らかくないとダメ」

例えばこんな会話。

最近知り合った人:「それで、あなたのお仕事は?」
私:「ヨガを教えています」
最近知り合った人:「ああ、私はヨガできないんです。硬いもんで」
私:(礼儀正しく頷く、心で泣く)

以下は、バットマンの中のセリフ。
OK、わかった。これは確かに「アヒムサ(非暴力)」を謳ってはいないけれど、いい点をついてる。例えば、確かに、自分に柔軟性がないと思ってたらストレッチするのはいいことだ。だが、それ以上のものがある。「ヨガするほど柔らかくない」と思うのはよくない。なぜなら、柔軟であることの方が当然よくて、ヨガに適しているというありがちな前提に根ざしているからだ。もし、自分が柔軟な方の人間だとしてら、ウッタナサナで床に手を着いたり、ダウンドッグで踵を床に着けたりするのが楽だろうが、実は特に最初は、可動域が大きいと有利というより不利なことに気づく。本来ストレッチするために作られていない靭帯でストレッチすることになるから、関節が不安定になり怪我をする危険が高い。だから、ビギナーや妊娠中(妊娠ホルモンが靭帯を緩める)、そして生まれつき柔らかい生徒にとっては、柔軟性よりも安定性を優先することが重要なのだ。
ヨガは単に柔軟性だけのものではないということを覚えていて欲しい。強さというのも大きな要素なのだ。ランジや立位ポーズ、プランクなどを考えてみれば、安全に練習すると途方もない強さが作られるし、また必要でもある。
つまり、どういうことか?超柔らかいとか板みたいに硬いとか関係なく、誰にでも最初から「得意」なポーズはあるし、大きな挑戦となるポーズもあるのだ。

2. 「ツイストは『デトックス』して肝臓を『絞る』」


ヨガを長くやっているときっと出くわすであろう「雑巾絞り。」「雑巾を絞るようにツイストして!」この言葉を聞いたことがないという人に説明しよう。つまり、雑巾は内蔵を意味し、絞るのはツイストの動き、そして長い間溜め込んできたいろんな毒素を絞り出すという感じだ。確かに、肝臓など内蔵をきれいにしデトックスするのは、ツイストポーズの効用だ。しかし、肝臓は汚い雑巾ではない。単に肝臓なのだ。そして、肝臓自体に自然なデトックス作用があり、「大部分は」細胞レベルで行われる。しかしこれは、ツイストが臓器に全く意味がないというわけではない。おやつを食べ過ぎた翌朝にちょっと多めにアルダ・マツエンドラサナをするとしたら、ツイストはバランスの練習に重要だし、血流をよくして内蔵にとても効果がある。けれど、パリブリッタ・トリコナサナをするたびに、実際に肝臓を絞っているわけではない

3. 「ホットヨガでかく汗は大量の毒素を出している」


残念ながら、直接的に毒素をただ汗で出すことなんてできない。汗をかくことに意味がないわけではない。だんだんと心地よくなり38度以上の室温(誰にでも適当というわけではない)の中、汗をかく激しいエクササイズはその効果がある。血流という意味で、激しい運動のいろんな効用がある、なぜなら、それは、激しい運動だからだ。でも、ヨガマットに落ちた汗は毒素が身体から出て行った結果ではない、なら身体でなにが起こっているのか?もしかしたら、汗腺には「エクリン汗腺」と「アポクリン汗腺」の二種類があることを思い出す人もいるかもしれない。アポクリン汗腺は身体の一部に集中している(腋や股間)。ストレスにさらされるとそこが活性化され(だから人前でスピーチすると腋汗が出たりする)、主に水分を脂肪(皮膚のバクテリアと接触して匂いを出す)からなる汗を出す。

エクリン汗腺は、反対に、体中にあって体温が上がると活性する(ホットヨガなどで)。この汗腺は、主に水分と塩分からなる汗を出す。だから、ヨガで身体から出る汗というのは、水と塩なのだ。エクリン汗腺の汗は、体温を調整するものであって毒素を出すものではない

4. 「ヨガをするにはやせていなくてはならない」 (とか、逆に、「ヨガは痩せる」)


おそらく、最も苛立たしい通説のひとつは「ヨガっぽい身体」についてだろう。アサナの練習をするには、ヨガ雑誌の表紙やDVDのラベル、無脂肪ヨーグルトの広告に載っているような美しい身体にならなければならない、というような。そうじゃないのなら?ええと、少なくともそうなりたいとは思っているよね?ああ。「そういう人、ものすごく多いのよ」とヨガ実践者であるブロガー、ジェサミン・スタンレイは言う。「私が本当に集中してヨガを練習し始めたころは、それを人に言うのも嫌だった。『へえ、ヨガやってるの?』的な目で見られることが重荷だったから。経験上、大抵の人は、いわゆるヨガの身体をしてない人が『ヨガしてます』って言うと、体重を減らすためにやっているビギナーだと思うのよ。そんな反応に、だいたいは(気分にのいい日は)ちょっとイラつくか、チョーむかつく!というレベルまでいく日もあるの」と付け加えた。こういった推測は、ヨガ実践者を侮辱するだけでなく、練習自体を矮小化している。そして大抵は、生理学に関してかなり間違った理解をしていることからきている。「健康に関する推測はまた、頻繁に不適切にされることが多い」とCurvy Yogaの創設者アナ・ゲスト・ジェリーは指摘する。「例えば、人が大きな身体の人は不健康で柔軟性がないと推測するのは珍しいことではない。しかし、当然ながら、(本当は)曲線がきれいに見える状態が理想の体重なのです」

「私達が見ている(ヨガの)姿というのは、大抵は圧倒的に白人で、若く、スレンダーな女性です。その結果、そのカテゴリーに入らない人はみんな、西洋メディアが現れる何千年も前から存在する精神的実践であるヨガから疎外された気分になる。では、どうすればいいのでしょう?理想の自分と今の自分を切り離すことです。私達の内面を理解し、他人の身体への愚かな欲望を止める方法としてヨガを実践し、ボディ・ポジティヴィティ運動を利用するのです。自分の身体にここちよさを感じるようになり常に完全な状態にいることに気づくと、目標を達成していないと自分を軽視する必要もなくなるのです」

5. 「わかった。でも、難しいアサナを練習するには『もちろん』痩せてないといけないんでしょ?」


たくさんあるヨガ関係のメディアを見てみると、ヨガっぽくない身体の人が、チャイルドポーズやレストラティブなアサナ、たまにシンプルな立位ポーズをしているのに比べ、もっと難しいポーズ、アームバランスや逆立ち、深いバックベンドなどはほとんどいつも痩せた人ばかり。これが、大きい身体の人は「ビギナーレベル」のアサナしか練習できないのだという問題のある基準ができてしまう。もちろん、実際には人のBMI値や脂肪率が、どれだけ上級のアサナを練習しているかの指標にはならない。「正直なところ、ヨガ界のこの側面が、私が家での練習を(Instagramで)記録し始めた理由です。」スタンレイは言う。「ヨガ界にはふっくらタイプが確実にたくさんいるのに、誰も上級のアサナをしていないのに気づいたのです。基本的に、ヨガ関連メディアがいろんなタイプの人が上級アサナをしているのを見せれば、もっといろんなタイプの人が上級アサナを練習するでしょう」

「誰のいつ撮った写真を使うかは、常にヨガをどう表現するかの選択です」ゲスト・ジェリーは付け加える。「日々、痩せた身体でより複雑なポーズをするというステレオタイプが生み出されます。その逆もしかり。だから、大きな人にそういったポーズをする自由を与えると思うのです。でも、全ての人が、プロップスを使ってそれぞれの身体に本当に合ったポーズをしてるのも見たいと思います。ヨガの本当の自由というのはそれだと思うのです。そうすれば、もっと多くの人が、どちらも可能だと知り、練習に歓迎されていると感じるでしょう」


2015年10月26日月曜日

<日記>朝食について


今日のクラスは、主に前屈を深める骨盤の動きと、
ダウンドッグ(下向きの犬のポーズ)のための上半身の使い方の練習をしました。

終わってからいつも皆さんでお茶(今日はジンジャーレモンタルシティー)を飲みながら
いろいろお話するのですが
今日の話題は「朝食ってどうしてる?」でした。

個人的に胃腸が強いほうではないので、私は朝は軽くすませるか抜くこともあります。
しっかり食べると、昼ごろまで胃がもたれたりするので
これは、昔からの経験に基づいて自分に一番いい食事サイクルを実践しているわけです。
が、一般に、朝食は夜間の絶食後の大事な栄養補給だと言われています。

最近のお気に入りは、起き抜けにまずレモンを絞ったお白湯を飲んでから
人参をベースにした野菜と果物をコールドプレスしたジュースと
熱処理していない蜂蜜をかけたトーストを摂っています。
そろそろ寒くなってきたので、ジュースも考えないといけないなあと。

人はそれぞれ体質も消化力も違うので、
やはりここでも自分の状態をきちんと知ったうえで
自分にあった食事や生活パターンを見つけることが大事なんですね。



シンガポールの朝食の定番、カヤトースト

2015年10月25日日曜日

ヨガとストレスの科学
The Science behind Yoga and Stress

オーストラリアの情報サイト UPLIFT からの記事です。
http://upliftconnect.com/yoga-and-stress/
By Dr M Storoni MD PhD on Tuesday July 14th, 2015

ヨガには様々な種類がありますが、
それぞれに別の効果があり、個人の嗜好も色々です。
が、ストレスに注目する場合、どういったヨガがいいのでしょう。
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ヨガのポーズをすると脳内物質と神経間結合に何が起こるのか?

脳には、ストレスにおいて重要な役割をもつ場所が二ヶ所ある。これらは、感情や認識に関わる機能を果たしている。ここではこれらを「感情脳」(扁桃体とその結合部、内側前頭前皮質を含む内側前頭皮質)、「論理脳」(背外側前頭前皮質、前頭全皮質の他の部分、帯状皮質や海馬各部)と呼ぶことにしよう。




感情脳は、私達の血中にアドレナリンとコルチゾール駆け巡らせる交感神経により「ストレス反応」を引き起こす。論理脳は常に、このストレス反応を「停止」させようとし、また感情脳を抑制しようとする。論理脳が強ければ強いほど、これらの二つはよく機能することになる。ストレス反応が「停止」されれば、副交感神経系の信号が「作動」する。この信号は、身体を「弛緩」させる。よって、強い論理脳はリラックスと密接に関係しているのだ。

ストレス反応と「弛緩」信号は特定の経路を通って身体中を巡るのだが、この経路のある箇所には小さな「スイッチ」がたくさんあり、こうした信号の作動・停止を物理的にコントロールできる。首は、こうしたスイッチが存在する(頚動脈)よい例である。



ストレス回路を訓練する

ヨガは、このストレス回路全体を二段階で訓練することができる。まず、じっと静止して集中したり、バランスを取ったりしてポーズを「保持」する度、論理脳が活性化される。前屈すると、「弛緩」信号が首の「スイッチ」で作動する。従って、集中して前屈すると、同時に論理脳と弛緩信号が始動する。

後屈は、首のスイッチを通してストレス反応信号を始動させる。筋肉の収縮もまた、ストレス反応信号を誘発する。従って、静止しバランスに集中しながら後屈して筋肉を収縮させると、論理脳はまた「余分」の仕事をしなくてはならなくなる。静止してポーズに集中する前に、この2方向からきたストレス反応信号に耐えなければならないのだ。この論理脳に反する働きをする「余分」な妨害が、脳を筋肉のように「訓練」する。

神経を繫ぎ直す

一連のヨガが終わるころ、論理脳は「訓練」されている。すっかり活性化されているのだ。感情脳が静かになって、精神的な穏やかさを感じる。このように論理脳を長期間訓練すると、論理脳内の神経を繫ぎ直すことができる。考えを制御することが容易だと感じる新しい回路が作られる。おそらく、自分の考えを行きたい方向に導き、ネガティブな考えや経験にこだわらないようにすることが以前よりも容易に感じられるだろう。これが、ネガティブな出来事にこだわる傾向がある欝や不安症において、ヨガに効能があるように見える理由のひとつであろう。論理脳内の強い結合が、感情脳とストレス反応を抑えこみ続けるのだ。だから、ヨガはストレスと闘うのにこんなにも効果があるのである。

重要なことは、各ポーズのホールドが長く、うまく編成されたシークエンスに組まれたヨガポーズを行うことである。そうすると、ヨガとストレスはうまくバランスを取り始めるのだ。


2015年10月17日土曜日

グルテンアレルギー 5つの兆候
5 Signs You May Be Gluten Intolerant

今回は健康関連の情報サイトCurejoyの記事からグルテンアレルギーについて。

パッケージに「グルテンフリー」と書かれた食品が店頭に並ぶようになって久しいですが、
私のまわりでもグルテンフリーダイエットを始める人が増えています。
昔から麩などグルテンを食べてきた日本人にも
アレルギーの人が居ないわけではありませんが
あまりセンシティブになりすぎるのもどうか、と思ったりもします。
自分(の体質)を正しく知ること、それはヨガの目指すところのひとつですが
そこから全ては始まるのではないでしょうか。

http://www.curejoy.com/content/5-signs-may-gluten-intolerant/



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「グルテンフリー」が最近大流行しているようですが、
それはもう「ただのブーム」を超えています。
グルテン過敏(セリアック病と混同しないように)は本当に心配する人が多いことでしょう。
グルテンは小麦やライ麦、大麦に含まれる蛋白質です。
全く問題のない人もいますが、この蛋白質を消化するのにが大変な人もいるのです。
グルテンアレルギーが近年増えているのは興味深いことです。昨今の農業や小麦の変化、
殺虫剤、それとも環境の変化なのか、以前よりずっと増えています。
が、グルテンにとても過敏な人が、それに気づいていない可能性もあります。
さてあなたはどうでしょう?


グルテンアレルギーの可能性の兆候


ぼんやりする: 集中できない、落ち着きが無い、いつもだるい

腹部膨満感: グルテンを含んだ食事のあとの膨満感、ガス、下痢、便秘などの消化不良

気分不安定: ADD(注意力欠如障害)、ADHD(注意欠陥過活動性障害)、不安、欝などがグルテンで悪化する可能性がある

関節痛: グルテンが潜在的原因の炎症による、説明のつかない強張った関節の痛みや急に悪化する関節炎

自己免疫障害: 自己免疫疾患は内蔵の問題が原因です。もしそのひとつがグルテンの消化にあるなら、あなたの身体がグルテンを外敵の襲来と思い身体の中で攻撃するのです。それが甲状腺炎、乾癬、繊維筋痛、狼瘡などの自己免疫状態を悪化させる可能性があります。

グルテン過敏かどうかを知るには?

もし、上記のいくつかを経験したことがあるなら、30日間食事日記をつけて除外食を試してみて下さい。少なくとも2週間(可能ならもっと長く)グルテンを止めて、徐々にまた取り始めてみる。グルテンをやめている間に症状が改善し、再度摂取し始めてまた症状が現れたら、あなたは過敏症です。
もし過敏症ならば、グルテンを日々の食事から排除することで、もっと元気で気持ちが落ち着き、消化がよくなり、今までよりも全体的にずっと気分よくなるでしょう!



2015年10月16日金曜日

<日記>アハ体験と人生について?

実は私、ヨガを始めて半年くらいで、ビンヤサという動きで必ず出てくる
チャトランガ・ダンダーサナで右肩を傷めてしまいました。
数年かかってやっと治ったと思ったら、今度は左肩を傷めてしまい、
これはまずいと、改めてきちんと解剖学を勉強しようと思ったきっかけにもなりました。

Chaturanga Dandasana
Photo from Yogajournal
人数が多いとなかなか先生の目が行き届かなかったり
最初の基礎をきちんと教わっていないまま、難易度の高いポーズに進んでしまっていたり
私のように、若い頃に鍛えた筋肉で力づくでポーズができてしまう人は特に危険なのですね。

肩がなんとなく治ってきたので、徐々に練習を再開したピンチャ・アユラサナという倒立。
どうしても、上で静止できないのです。
コアが弱い、肘が開きすぎ、かと思われたのですが、、、

Pincha Mayurasana
Photo from Yogajournal

今日、アハ体験が来ました!
いつも教えていただいている先生のたったひとことで!
「重心が後ろ過ぎるから前にいかないと」
そう、頭を少し前にやっただけで簡単にバランスが取れたのです。
しかも、バランスが取れてしまうと、今までガチガチに入っていた力も必要なくなるのです。

なんだか人生の縮図のような気がした瞬間でした。

理由がわからなくて、本当の自分の状態がわからずにもがいて悩んで
でも、ほんの些細なことで理解できてしまう。
その向こう側に行ってしまうと、なぜ悩んでいたのかさえ忘れてしまう。

まだまだ練習は必要ですが、ほんと、面白いと思います。


2015年10月5日月曜日

<日記>背骨は大事なんです

今日のクラスのテーマはバックベンド。
子供の頃は何でもなかったいわゆるブリッジのポーズに挑戦。
ややこしいのですが、ヨガでブリッジポーズと言えばこんなポーズ↓

Setu Bandha Sarvangasana

これもバックベンドですが、今日やったのはこれ↓

Urdhva Dhanurasana

ご存知の通り、背骨は、中枢神経の一部である脊椎が通っている大切な場所です。
身体の大部分は、ここを通っている神経で調整されているので
ここを健康に保つのはとても大事なことなのです。

折りしも、生徒さんのお母様が椎間板ヘルニアになられたとのこと。
ヘルニアなど、背骨周りの不調を予防するには
背骨周りのインナーマッスルを鍛えること、そして柔軟性を保つことが大事なのです。
だから、美しい姿勢を保つのはエイジング予防の基本といえるのではないでしょうか。


2015年10月2日金曜日

<日記>シンガポールに行ってきました

あっという間に9月が終わりもう10月です!

9月の初めはシンガポールに戻り、恩師であるアーユルヴェーダ医師について
改めてアーユルヴェーダの基礎の勉強をしてきました。

ヨガティーチャー、ヨガセラピストの資格取得の際にある程度は習ったのですが、
アーユルヴェーダだけに特化した授業を受けたくなって
そして、やたら暑い日本を抜け出したくて(?)行ってきちゃいました。
(実際には9月になった時点で日本の方が涼しくなってましたが・・)

授業は、アーユルヴェーダの歴史から基本的な考え方や理論だけでなく
ドクターのクリニックに来る患者さんたちのセラピーにも及びます。
様々なデトックス法やオイルマッサージなどを見学し、実際に訓練していくのです。

残念ながら、というか、当たり前というか
短期間の限られた時間では修了するまでは行かず
再度、シンガポールに行くことになりました。
今度行ったら、試験、実習、レポート提出などなどまだまだ盛りだくさんです。
とりあえず、今は復習ですね。

といいながら、シルバーウィークを充分楽しんだり、中秋の名月楽しんだり
翻訳のお仕事に追われたり、友達のwebショップを手伝うことになったり、、、
で、なかなか時間が取れなかったりしたりして。。

でもね、勉強も仕事ももちろん大事ですが、
人生を楽しむのが一番の一番だと私は思っています。:)




2015年8月25日火曜日

鬱からの脱出 ヨガの提案
Moving Out of Depression: 10 Yoga-Related Self-Care Suggestions

YogaInternational からの記事です。

身体だけでなく、ヨガは心の健康にも効果があります。
心の病気が身体に症状をもたらすのと同じく、
身体が原因で心に変化が起こることは誰もが気付いていることでしょう。
ヨガや瞑想は、薬ほどの即効性はないかもしれませんが
そうした原因に焦点を当てアプローチしていきます。

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ヨガ(アサナ)の練習の終わりに、シャヴァサナ(最後のリラクゼーションのポーズ)の静けさに心も身体も委ねているとき、日常に戻る道のりがまた始まります。欝と闘う多くの人にとって、この時間は、外界から身を守るマスクを再び着けることを意味するでしょう。ヨガクラスは、人生においてやらなければならないとされる事柄から逃れる避難場所であり、コミュニケーションの必要がない、行動や反応が他人に見られたり解釈されたりすることの無い場所なのです。

深刻な欝の患者には、ヨガをやろうという意思もエネルギーも持ち合わせていないことがあります。しかし、他方では、ヨガは欝患者が健康な状態に戻る、そして予防する手助けとなってきました。


症状を和らげたり、ストレスが与えるダメージを癒すというヨガのストレス解消の力はよく知られています。これまで多くの欝に悩まされる人々にとってヨガがよい効果をもたらすことはわかっているのですが、こうした効果はあまり注目されていません。もしかすると、「ストレスを受けている」というのは、私達の多くがプライドを持って身に着けているレッテルだからなのかもしれません。忙しくてストレスが溜まりすぎだと言う友人や同僚達の話をよく聞くことでしょう?仕事などで忙しい社会では、深く考える時間はほとんど残っておらず、多くの人が睡眠不足で悩まされ、「ストレス」は私達が払う代償となっています。ストレスは21世紀のライフスタイルただと同意語なのかもしれません。ストレスがないとしたら、あなたは成功者ではない!というように。

しかし欝は別物です。患者は自分の状況を誰かと分かち合うものだとは考えず、また現代のライフスタイルの結果にすぎないということもわかっていません。ひとりぼっちで世界からずれていると感じています。そして彼らが必要とする助けを求めようとするエネルギーも意欲も感じないことが多いのです。

「憂鬱」「落ち込んだ」気分というのは多種多様にある感情のうちの一部です。喪失、病気、災難やいろんな問題が私達みんなにふりかかり、人生のある時点で落ち込んだ気分になるのは当然のことです。しかし、欝というのは、それがいつまでも残り、また心や身体を無制御に蝕み始めます。よく理解し注意を払う必要があるのです。





症状を理解する


欝の標準的な症状に、無関心、孤独感、恐怖、怒り、不安などといった感情があります。こうした感情があると、ほんの小さなことにでも対処するのが難しくなります。そしてさらに日常生活から乖離し結果的にさらなる喪失に繋がります。つまり同僚や家族、友人などがあなたに拒否されたと感じて助けることができなくなるのです。欝の人々に多いのが、仕事や家庭、学校などで対応できるよう、対処メカニズム(精神的苦悩や問題に対処するために働くしくみで、さまざまな身体的病気や行為となって表れることもある)ができることです。涙を隠し、怒りを押さえ込み、孤独を飲み込み、それが疎外感を生み孤独感が強まります。ヨガは、こうした感情を和らげ、健康な心の状態に戻す手助けが出来るのです。

欝患者が医療診断や支援を求めることは重要である一方で、ヨガは、回復や長期的な健康への道のりの途中で充実した人生を作る場所や道、そして未来への信念を与えてくれるのです。
理解し、助けを求めることが健康を取り戻す第一歩となります。医師たちは欝の段階を以下のように分類しています。

  • 軽い欝: 日常生活にある程度の影響がある
  • 中程度の欝: 日常生活にさらに顕著な影響がある
  • 重度の欝: 日常生活を送ることが困難であり、精神病の症状を訴える者もいる

また、欝が現れやすい特有の時と場合があります。出産後欝(いわゆるベイビーブルーとは異なる)や、一般に冬に現れる光の不足による悲しい感情や無気力に感じる季節性情動障害(SAD)などがあります。



欝から脱出するためには


睡眠: 欝の多くの人が疲労感を感じベッドから出られないと訴える一方、よく眠れていないことが多いのです。よく眠れないでいると、乗り越えられないと感じる恐怖や不安に朝早くから長時間悩まされることになります。そして疲れて不眠のせいでイライラすると、毎日が辛いと感じるようになり、感情的にも身体的にも健康が損なわれ始めます。

ヨガを行っている多くの人は、始めて参加したクラスの後でさえ、睡眠の質が向上したと言います。

不眠や睡眠障害の原因はいろいろありますが、リラックスする方法を使って、睡眠を妨げる不安やストレスをやり過ごすことを心や身体に覚えさせることができます。


環境: 季節性情動障害(SAD)は多くの場合、屋外に出る時間を作ったりまわリの環境とつながりを持ち続けることで改善が期待できます。自然光から出るマイナスイオンが、心と身体の健康に不可欠な自然との繋がりを促します。昼間の自然光のもとで行うヨガは、健康を促進し、エネルギーや自信をもたらします。


触れるという癒しの力: 落ち込んだり自分を無価値だと思う時、欝は人間関係に影響してきます。ハグなどスキンシップが本当に必要なのに、拒否されてしまいます。ヨガは、身体を受け入れること、そして全ての存在それぞれが個性的であることの称賛を勧めています。触れることで感情や身体の緊張を解き、心と身体を刺激します。優しいソフトな握手でさえ、身体がそこにあるということを知らしてくれます。


マッサージ: アーユルヴェーダのマッサージは、感情を調和させ、心の痛みを癒す手助けをしてくれます。何世代にもわたり、アーユルヴェーダの専門家たちは、眉間にあるアジナ・チャクラ(直感力の中心)に関連のある場所に暖かいオイルを流す聖なる治療法「シロダーラ」によって、手で行うマッサージや伝統的な調合油で欝患者を支援してきました。この治療法は深いリラクゼーションをもたらし、ストレスを取り除き、神経系を沈静し、安心や静寂の感情を促進します。


栄養: 欝は食に対する興味を失わせたり、過食になったりさせます。脳が疲労してくると、高カロリーで甘いものを欲しがります。これは、ファーストフード依存や段階的な栄養不良を意味します。欝の要因として食事の重要性が知られるようになってきています。例えば、砂糖の消費量が欝、そして肥満に関係することがわかっています。脂肪、ミネラル、ビタミンなどバランスの取れた適量の食事は長期間の効能があるでしょう。栄養価を考慮して食物を選び正しいサプリメントを摂取することが、欝症状の軽減や防止に役立つでしょう。


哲学: 時折、自分の欝に対して大きな罪悪感や責任を感じることがあります。例えば、今自分に起こっていることが過去の過ちに対する結果であり、罰せられていると感じたりします。ヨガ哲学は、人生の浮き沈みを受入れることで、こうした思いに対する解毒剤を与えてくれます。何世紀もの間ヨガ哲学は、身体と心のバランスを保つためのシンプルな指針を示してくれています。集中力が無いときに分厚い本を読むのは大変ですが、パタンジャリの「ヨガ・スートラ」は、インスピレーションと理解の素晴らしい書物で、その中に書かれている「ヤマ」「ニヤマ」は充実した人生のためのシンプルな助言と希望を与えてくれます。


ヨガクラス: ヨガクラスのアサナ(ポーズ)は、集中が必要となり、1-2時間の間、心を鎮める効果があります。心を「スイッチオフ」し、欝状態に作られる不安や心配から離れることが出来ます。そして、身体へのよい効果、精神的刺激、仲間の支援、思いやりの環境など、素晴らしい効果を得られるあらゆるものがあります。


サポート: ヨガは自尊心を高めます。欝では、長時間集中することができなくなり、注意が散漫になるといつしかネガティブなことばかり考えていることに気づきます。アサナを少しの間行うことで、先生と生徒間だけでなく、自分自身の可能性に関しても信頼できるようになるのです。


リラクゼーション: リラックスすると感情の爆発が起こることがあります。深いリラックス状態では、感情や不安が表面に出てくることがよくあります。感情を解放することが、前に進む手助けとなり、この浄化が欝症状からの解放感を与えてくれることをがわかっています。初めてのときは短く行い、日常に戻る時間をたっぷり取ることです。目を開けたまま行う方が安心できるという人もいます。クラスの最後に、それぞれが感じたことを話しあう時間をとってもいいでしょう。


メディテーション: メディテーションは、適切な管理のもとで行えば素晴らしい効果を与えてくれる強力なツールです。最初は短く、肯定的に始めるのが最良です。呼吸に集中するか音に集中することで、心と呼吸の微細な関係を理解するのを容易にしてくれます。気持ちが昂揚するメディテーションがいいという人もいますが、お天気の日が時に欝患者をさらに孤独に感じさせることもあるのと同じ効果をもつ可能性もあります。



最近の研究で、中度の欝の治療においてヨガの効能が立証されています。ヨガは呼吸やストレッチに注目しており、それが身体の酸素レベルを上げ、身体や心の健康に導きます。ヨガはまた、心の中の雑音から意識をそらし、心を落ち着かせ、欝によって生じるネガティブな考えから遠ざかることに焦点を合わせているのです。



(出典)https://yogainternational.com/article/view/moving-out-of-depression-10-yoga-related-self-care-suggestions

2015年8月19日水曜日

生理痛のためのヨガ
Yoga for Menstrual Cramp Relief

毎月やってくるこの痛みにウンザリしている方もいらっしゃるかもしれません。
私も、かつてはそうでした。
ほぼ毎月痛み止めを服用しないと、痛みで夜中に目が覚めることさえありましたから。

ところが、ヨガを始めてから
基礎体温が上がり、風邪をひきにくくなり、同時にほとんど生理痛がなくなりました。
痛みがないってこんなに楽なことなんだと、驚くほどです。

ただ、痛みが無いからと言って生理中の身体は普段とは違います。
自然に逆らわず、あまり無理をしないことが
翌月のコンディションにも関わってくるのです。
また、この時期は
流れを妨げる逆立ちや、捻るなど腹圧のかかる動作は控えて下さい。


ところで、痛みの原因について、
私の師であるアーユルヴェーダ医師がすごくわかりやすく説明してくれたことがあります。

「普段運動しない人が急に運動すると筋肉痛になるよね。
 それと同じで、普段動いていない臓器が月に一度だけ急に動こうとするから痛みがでるんだ。
 だから、普段から、子宮廻りを動かしてあげることが大事だよ」と。




下記は、生理痛解消のためのヨガのビデオのリンクです。(You Tube, Yoga International)

ビデオの 3:42 辺りから実際のポーズに入りますので、
言葉がわからなくても真似をすればいいと思います。

ビデオで使用しているようなボルスターがなければ
畳んだブランケットや枕などを使ってもよいです。

腰周りを緩め、股関節を開き、骨盤全体の緊張を解いて、副交感神経を優位にしましょう。
痛みがひどいときは、呼吸を使って緊張を解きましょう。

では、ごゆるりと。。。


https://www.youtube.com/watch?v=VPquG8Oi3AU#t=32








2015年8月17日月曜日

<日記>アーユルヴェーダって?

食べて、寝て、だらだら・・・になりがちなお盆休みが終わって今日のクラス。
気温が高くて、毎日汗をかくけれど、運動でかく汗とは違うものです。
久しぶりに呼吸筋を目一杯つかって呼吸して、身体をしっかり伸ばしました。
ちゃんと身体を動かすことで、睡眠の質もよくなります。
だらだら・・・ではなく、しっかり休息が取れると、また元気に活動できるようになるのです。

ところで今日のクラスでも話題にのぼりましたが、アーユルヴェーダといえば
まだまだ日本では、オイルマッサージだけが知られているようです。
が、本来アーユルヴェーダ(「生命の科学」という意味)とは、
古来より伝わるインドの伝統的な「医学」。
単なる病気の治療・予防だけでなく、心のメンテナンスをも含み
身体や心のバランスを保ち健康を維持するための知識なのです。
どちらもインド発祥ということもあって、基本的な考え方はヨガアーユルヴェーダも同じです。
アプローチが少し違う、と言った感じでしょうか。

もっとアーユルヴェーダの良いところを
みなさんに知ってほしいなーと思った今日のクラスでした。






2015年8月6日木曜日

ヨガの効能についての新しい科学
The New Science on the Health Benefits of Yoga

健康に関するサイト SONIA からの記事です。

http://www.sonima.com/yoga/health-benefits-of-yoga/?utm_source=huffingtonpost&utm_medium=syndication&utm_campaign=site


記事は、国際ヨガセラピスト協会(IAYT)のディレクターである Dilip Sarkar氏の逸話から始まっています。昨年、岐阜県であった学会を訪れた私は、彼と少しだけ話すことができました。「米国に来ることはありますか?」と聞かれ「予定はありません」と答えて別れたのですが、実際あれから渡米する機会はありません。もし、予定があると答えたなら何をおっしゃろうとしていたのか、今になって気になりますね。

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それまで病気をしたことがなかった血管外科医の彼が、51歳で突然倒れて心臓バイパス手術を受けることになります。そしてその後、アーユルヴェーダやヨガ・セラピーに魅了されたといいます。

65歳のSarkar氏は、毎朝1時間ヨガを行っています。現在彼は、医療の現場を引退しヨガ・ティーチャー、そしてヨガの研究者で、2010年に立ち上げた医師向けのヨガセラピーコースで年間3回以上教鞭をとっています。

「ヨガセラピーの研究でわかったのは、日々の練習によって無理なく自然にライフスタイルを変えることができることです。健康的な食事、質の良い睡眠、規則正しい生活など」

ヴァージニア州ハンプトンのタクシャ大学統合医学部の学部長でもある彼の言葉は、下記のような数多くの研究に裏付けられています。

心臓血管の健康促進

ヨガセラピーでリラックスすることで、血管が緩んで血圧が下がり、心筋への血流が増加。
メタボリックシンドロームの中年の中国人182人が一年間ヨガをしたところ、血圧が下がっただけでなく大幅に体重を減らすことができた。


慢性的な首や腰の痛みを抑える

正しい姿勢が首痛・腰痛を緩和。
「椎間板ヘルニアや脊椎狭窄自身に痛みはない。筋肉の収縮が神経を刺激する。筋肉の緊張や痙攣が痛みを生じさせる」ので、腰痛には筋弛緩剤が処方されることが多い。
「ヨガセラピーでは、ポーズをとるとき呼吸に合わせて筋肉がゆっくり緩むことで腰痛が消える」


脳の活性化

53-96歳の133人を対象にした研究で、週2回30分間のヨガを一ヶ月以上行うことで認知機能が向上することがわかった。
「呼吸に集中することで酸素を最大に取りこむことができ、脳や身体への血流が増える」
記憶力の大幅な向上や欝症状の減少もみられた。


糖尿病の抑制

「ヨガの練習は、アグニと呼ばれる『消化の火』を増やす。ヨガの見地からいえば、身体が糖分を消化しきれないせいで血糖値が上がる。消化の力が上がれば血糖値も改善され糖尿病の防止や抑制になる」

II型糖尿病の男性30人に6ヶ月ヨガの練習をさせたところ、血液グルコースレベルが著しく低下した。


ストレスや不安の回避


ヨガは、特に精神衛生の問題の危険がある女性の、ストレス・ホルモンであるコルチゾールのレベルを下げたという研究がある。


抑鬱症の改善

産後欝症の女性に、たった8週間のヨガが著しい効果をあらわした。24週間毎日60分のヨガが、手術や放射線治療、化学療法を受けている乳癌患者の抑鬱症状を改善。「戦士のポーズ」は病と闘う力をくれる。


癌の危険性を低下

習慣的なヨガが遺伝子変異発現を防止。病気の症状と闘う強い武器ともなる。
女性の癌患者への週二回三ヶ月のヨガで、炎症を抑え体力向上、気分が明るくなる効果があった。


自己肯定を促進

セルフコントロール、自己認識、幸福感、身体の認識、バランス、心身、反射性に関して、ポジティブな感情を持つことができるようになる。

「ヨガという言葉は『調和』。心、身体と魂を調和させる。ヨガの練習では、ポジティブな感情を取り込み、ネガティブな感情を吐き出す」


長寿と若さ

ヨガやメディテーションが老化の兆候を消し、酸化的ストレスや炎症が主な原因である生活習慣病を防止する。


PMS(月経前症候群)の改善

シャヴァサナなどのポーズが、リラックス効果を与え症状を和らげる。




(各研究の詳細は、原記事にリンクからジャンプできます)



2015年7月31日金曜日

頭痛のためのヨガ
Yoga for Headaches

ヨガに関する情報を発信している米国の Yoga international の記事です。


https://yogainternational.com/article/view/yoga-for-headaches

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頭痛は誰でも経験したことがあるでしょう。


偏頭痛や単なる二日酔いだったり、はたまた、食べ物によるアレルギーだったり、長時間陽に当りすぎだったり、視力の問題かもしれません。が、頭痛のほとんどの原因は、特に首の緊張によるものなのです。そしてそれはヨガで治すことが出来るのです。


まずは、頭痛を予防することが大切です。そして頭痛を予防する最良の方法は、頭と首の位置を正しく保つこと。これが意外と難しいのです。問題となるのは、頭骨の基部から肩の上端に延びる頚椎(首)の位置です。7つの椎骨からなる頚椎は、それぞれの間にクッションとなる椎間板があり、後方向かってにアーチ状になっています。首は、脊髄の中で最も可動性があるのですが、同時に最も安定性のない部位なのです。


肩の上で頭を安定させたり回したりするための筋肉が数多くあります。そのひとつが「僧帽筋」です。肩の上部にある僧帽筋は、頭骨の基部から肩上部の外側まで延びています。僧帽筋上部が収縮すると肩は耳の方向に持ち上がります。腕を挙げる際に使う筋肉ですが、緊張して常に肩を少し挙げ気味にしていると僧帽筋上部を使いすぎることになり凝って痛みを感じるのです。肩甲骨を後方そして下方に下げると、僧帽筋の伸張を感じることができます。こうしないと、この部位の緊張が頭と首の位置が正しく保てなくなり緊張性頭痛を引き起こします。


このタイプの頭痛はまた、頚椎の神経圧迫からも起こります。首の悪い位置が原因で神経が圧迫され、頭や眼の奥が痛くなるのです。


ですから、正しい姿勢を保つことで頭痛は防止できますし、また姿勢で頭痛が改善されることもあるのです。



正しい姿勢を保ちリラックスするヨガ

  1. タダーサナ 
  2. ヴィパリタ・カラニ 
  3. シャヴァーサナ 
  4. サーランバ・セツ・バンダ・サルヴァンガサナ 


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ただし、頭痛のひどいときは、ただただリラックスして休むようにして下さい。
このほか、ヨガの呼吸法も効果的です。


2015年7月28日火曜日

悪循環を断ち切る: 高齢者の転倒>怪我>不安 
Falls, Injuries and Anxiety: Breaking a Vicious Cycle

Huffington Post からの記事です。

http://www.huffingtonpost.com/hilary-young/falls-injuries-and-anxiety-breaking-a-vicious-cycle_b_4875233.html (英語)

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アメリカでの調査ですが、65歳以上の怪我や脊椎損傷の主な原因は転倒によるもので、その数は年々増加傾向なのだそうです。

一度、転倒で怪我をすると、また転けるのではという恐怖心が生まれます。

そのせいで身体を動かさないようにすると、身体の可動域や体力の減少に繋がり、結果的に転倒のリスクを増やすことになってしまうのです。

転倒への恐怖はまた不安を増加させてしまうのですが、それに対する抗不安薬がまた転倒や認知症の危険を伴ってしまうのです。

2011年から2012年に行われたオランダのユトレヒト大学の研究では、向精神薬を服用した高齢者は、転倒のリスクが3~5倍になったそうです。

ベンゾジアゼピン(向精神薬の一種)の服用により認知症発症が50%増えたという

British Medical Journal に掲載された15年に渡るフランスの研究もあるそうです。

ヨガを習慣的に行うことは、年齢に関わらず、こうした転倒や不安症のリスクを回避することができるのです。

「ヨガの練習によって、心と身体の認識を促すことができます。やさしい動きやストレッチで、自分自身の限界や身体の変化を感じることができるのです」あるヨガセラピストの言葉です。

「ヨガで行う様々な屈伸が関節を円滑にし、脊柱をしなやかに保ちます。また、筋肉を強化させ骨を守ります。多くの呼吸法により、呼吸器系や神経系をリラックスさせ、不安やストレスを取り除くと証明されています」 筋力が衰えた高齢者には、椅子を使い無理なく行えるヨガもあります。

何か新しいことを始めることで、プラスの連鎖反応を起こすことができます。

そうして、悪循環を断ち、健康で幸せな人生を送り続けることができるのです。

2015年7月23日木曜日

首の痛みに効くヨガ
Yoga to heal neck pain

THE TIMES OF INDIA の記事です。




首の痛みの原因: 
  • 首を前のめりにする癖
  • 緊張による肩こり
  • 椎間板ヘルニア
  • 腰の問題

首の痛みのケア:
  • 首にズレがあれば、まず、顎を引いて頭骨の下に戻そう。首から鎖骨にかけてリラックスするはず。
  • 胸骨を引き上げながら肩甲骨を下げる。

首をリラックスさせ、正しい位置に戻すアサナ:


  • トリコナサナ
  • パリヴリッタ・トリコナサナ
  • パルシュヴァコナサナ
  • パリヴリッタ・パルシュヴァコナサナ
  • アルダ・チャンドラサナ
  • ヴァタヤナサナ
  • ブジャンガアサナ
  • ウシュトラサナ
  • ドゥィ・パーダ・ラジャカポタサナ
  • ゴームカサナ
  • マリチアサナ
  • スプタ・ウッティタ・ハスタ・パダグシュタサナ
  • サルヴァンガサナ
  • マツエンドラサナ
  • シャヴァサナ
  • アナンタ・シャヤナサナ
  • バラドヴァジャーサナ
(アサナの写真はリンク先に掲載されています)

それにしても、なかなか高度なアサナまで紹介されています。
写真を見ただけで、自分で試してみるのは絶対にやめてくださいね!
余計にどこか傷めることになりかねませんから!!!


2015年7月15日水曜日

安らぎを得る5分間ヨガ
5-Minute Yoga Practice for Peace


またまたHuffington Post からです。

http://www.huffingtonpost.com/sadhguru/5-min-yoga-practice-for-i_b_7778690.html


いかにもヨギ!といった感じの男性が(笑)
動画で、ヨガの効能と神経を浄化する呼吸法を説明してます。

この呼吸法は「ナディ・ショーダナ」あるいは「ナディ・シュッディ」と呼ばれています。
左右の鼻から交互に呼吸する方法で、クラスでもほとんど毎回行っています。

左右の鼻は、それぞれ交感神経と副交感神経に繋がっており
交互に行うことで自律神経のバランスを整える効果があるのです。
高血圧の患者さんがこれを続けた結果、血圧が安定したという研究もあります。

いつでもどこでもできるので(電車の中とかだとちょっと気持ち悪がられるかもしれませんが)
いつでもどこでも試してみて下さいね。



2015年7月14日火曜日

<日記>ラッキー・プライベート レッスン

昨日の春日丘のクラスは、皆さん子供が休みだとか腰を痛めたとかで
なんと生徒さんがお一人でした。

30代の男性なのですが、お仕事上、身体の柔軟性が必要だということで
昨年の10月から毎週ほぼ欠かさずお越しいただいています。
筋力もあられる反面、確かに少し硬いところがありますが
お人柄も真面目でストイックでいらっしゃるので
どんどん上達されていくのを見られるのは
お教えする側としては、とても嬉しいものです。


「こんなプライベートでやってもらって1000円なんて、めっちゃええですわー」

・・・私もそう思います。(笑)




2015年7月13日月曜日

<日記>シニアヨガ

この週末は、大阪のスピリットヨガでJodi Boone 先生の
シニアヨガ・ティーチャー・トレーニングに参加してきました。

65歳以上の高齢者が、日本の人口の25%を越えている今日
心身ともに健康で自活し続けられるための支援が注目されています。
そのなかでも大きな可能性をもつのがシニアヨガでしょう。




私の京都西町でのクラスも、生徒さんが全員70歳以上で80歳以上の方もおられます。
皆さんそれぞれ、高血圧だったり、腰痛や膝関節痛持ちだったり
五十肩、腰椎のヘルニア、腎疾患、糖尿病といろんな問題をお持ちですが
素晴らしいことに、皆さんとてもお元気で生き生きとされています。
クラスの後は、いつもお茶を飲みながらおしゃべりをするのですが
まあ、私が口をはさむことはほとんどなく、みなさんでワイワイされていつも圧倒されます。

それでも、60歳以下の健康な方と比較すれば
体力も筋力も低下しているし、耳が聞こえにくかったり
普通のクラスとはまた違うアプローチや注意が必要です。
老化していく身体をいたわりながらも
明るく前向きになっていただくようにお教えするのは、なかなか大変なことです。


ヨガセラピスト資格取得の際に
高血圧や関節痛、腰痛、糖尿病、ぜんそくなど心身症の生徒さんへの対応を学びましたが
今回、改めて高齢者に特化したヨガを学べたことは素晴らしい経験となりました。

トレーニングの間、癌を克服した高齢者の生徒さん、
数十年ヨガ指導されてきたご自身も高齢者になられた方、
ご自宅で高齢者ヨガの指導をされている方もお越しいただいて
貴重なお話をお伺いすることができました。
また、トレーニングに参加された方たちともお知り合いになれ
一緒にがんばって行ける仲間ができました。

私も、もう一歩踏みだしてみようかという気になっています。

この出会いと学びの機会が与えられたことに感謝、感謝です。


2015年7月10日金曜日

乳癌に関連したリンパ浮腫に効果のあるヨガ
How To Manage Breast Cancer Related Lymphed

アメリカの Breast Cancer Yoga Authority のブログから
乳癌の術後に起こりやすいリンパ浮腫の症状を軽減するヨガが紹介されています。
下記のリンクからジャンプしたページに、動画があります。

http://breastcanceryogablog.com/2015/07/02/how-to-manage-breast-cancer-related-lymphedema-with-yoga/ (英語)



リンパの流れをよくするためのフローヨガを行う:

  • リンパが滞らないよう、体全体の経路に流し続ける
  • 乳房組織を健康に保つのに効果的である
  • リンパを流し続けるには、リラックスすることも必要
  • 体力と柔軟性を取り戻すことができる



フローヨガの動きが体力を作り免疫に効果:
  • 優しい流れるような動きが、柔軟な背骨と強靭な神経系をつくる
  • 神経系のバランスが整うと、交感神経と副交感神経が連携してうまく働き心が穏やかになる
  • 流れるような動きのポーズが、消化、吸収、排泄を促す
  • ヨガが身体の免疫系を刺激して健康を維持する

*Breast Cancer Authorityの管理人は、乳癌を克服したヨガティーチャーであり、このサイト他にも乳癌に関係した情報が掲載されています。