2016年10月1日土曜日

秋の過ごし方と5元素について
Fall Health And The 5 Elements: How Ayurveda Helps

10月になりました。
厳しかった残暑も過ぎてやっと秋らしくなってきました。
今日は、夏の疲れの出やすい秋をどう過ごせばいいのか、古代インドの叡智を探ってみましょう。
---------------------------------------------------------

季節は5元素から成っているのを知っていますか?
「火」が優位だった夏が過ぎると、秋には「風」が優位になってきます。

自然界のすべては、「地」「水」「火」「風」「空」という元素の中で揺らいでいます。私たちが目にするもの全てはこの5元素でできていて、そのバランスは常に変化しています。つまり、私たちの身体や精神、心はこの5元素の調和の変化に影響されるため、気分や肌、消化力、エネルギーのレベルや欲望もこのバランスに沿って変化しているのです。
聖なる科学であるアーユルヴェーダによれば、身体と心と精神の健康の秘訣はその元素のバランスが必要なのかを理解することなのです。


秋の元素(風)


秋、「風」の元素が優位になってきます。「風」は、消化器系の食べ物の移動や老廃物の排泄、食べ物の吸収や肌の健康など身体の中でも多くの機能に関連しています。また、思考を動かす働きがあるので、私たちの想像力や独創性に影響します。

「風」は乾いていて、変わりやすく、軽く、冷たく、粗く繊細です。外的環境に「風」が増えてくると、肌が乾燥したり、活力が上下したり、思考が散漫し、関節がこわばった感覚があり消化力が少し落ちます。

「風」の冷やす効果が温度の急な下落となり、身体の冷えや体液のよどみを引き起こします。これが、身体の痛みや咳、風邪、アレルギー、胸部鬱血や疲労感、鬱などの原因にもなりえます。

「風」はまた、環境と身体を乾燥させます。肌や消化器系が乾いてしまうのです。秋になると、お腹が張ったり食後に重たく感じ始めたりするのは、熱が減って乾燥してくるからです。健康を保ち毒素を貯めないようにするには、水やスープ、シチューなど水分を多くとる必要があります。少し多めのバターを含んだ食べ物、甘味、酸味、塩味のある食べ物は体内の水分量を増やします。

秋になると大抵は風が強くなり、私達はなんとなく落ち着かなくなります。秋は、読書や瞑想など自身のためになるようなことを始めるよい時期です。夏は温かい日中や活動的な生活を楽しむのに忙しい時期ですが、秋になると突然落ち着かなくなり落ち込んだりする人もいます。廻りの美しいものに想いをはせる時間を少し取るようにしましょう。そうすることで、心と身体のバランスを取りやすくなりあなた自身についても少し知ることができます。


浄化+オイルマッサージ


秋には身体を浄化することも大切です。内臓や消化器系の資格のある施術者による浄化は、風邪やインフルエンザの予防になり、健康でエネルギッシュでいられます。

オイルマッサージは浄化を促す方法のひとつです。オリーブオイルを使って、関節やお腹廻りに特に気を付けて全身に擦り込むとよいでしょう。肌を滑らかにし、関節の動きを保ち消化を活性させます。オイルでマッサージをすると、身体が自らを浄化してくれるので毒素が貯まらないのです。

乾燥肌にはマッサージ効果をあげるためにゴマ油をつかうこともできます。


ハーブティー+チャイ


秋に元気で健康でいるためのもう一つの方法は、内臓を浄化するお茶を飲むことです。お茶を淹れて一日中飲むと、身体が潤って毒素を排出し消化の火を活性化しておくことができます。

オーガニックのチャイを買うこともできますが、もし自分で作ろうと思うなら、体内の「風」を穏やかにするために温かく甘いスパイスを使うことが大切です。

シナモン、フェンネル、クローブ、生姜、スイートバジル、ミントやカルダモンを一緒に挽いてチャイ・パウダーに。もしくは、ただ火にかけて煮出して濾すしても美味しいお茶になります。正しい割合というのはないので、自分にあったものを作るといいでしょう。毎日、新しいお茶を試すのもいいですね。甘味として蜂蜜を足すと、すっかり温まってリラックスした気分になることでしょう。

このように、秋の間に身体をケアしておくことが、やがて他の病気をも予防できる可能性があるのです。


秋の色とクリスタル


秋は変化の季節です。活動的な夏と内省的な冬の間をつなぐ時期です。この季節を楽しみ身体と心にもたらされる変化を受け入れましょう。必要ならゆっくりでもいいので、自然の中を歩いてバランスを取りましょう。

「風」のバランスをとるために。創造力を使って大地の色で家を飾りましょう。茶色、錆色、赤、オレンジは「風」のバランスをとってエネルギーを与えてくれます。エネルギーのバランス、安定、創造性のある豊かな環境をつくため、水晶を置くのもいいでしょう。創造性にはカーネリアン、 コミュニケーションにはラピスラズリ、安定性にはブラッドストーンを選びましょう。



家族や友人:収穫の恩恵


秋は、内なる自身とのつながりを深める季節なので、一人で過ごす時間を大切にしましょう。そして、家庭料理を囲んで家族や友人たちと時間を共有しましょう。収穫を祝い、根菜のスープやシチューを作りましょう。ビーツや人参、ジャガイモなどの栄養を身体に満たしましょう。森で寝そべったり落ち葉の中で遊んだりして、「地」の元素とともに過ごすとよいです。裸足で歩いたり、できるだけこの季節を目一杯楽しみましょう。




(出典)ayurveda next door
http://ayurvedanextdoor.com/fall-health-5-elements-ayurveda/

2016年9月28日水曜日

きれいな身体でいるにはアーマ(毒素)を取り除こう 
Want A Clean Body? Keep It Free Of Ama (toxins)

パンチャカルマの話が出たので、デトックスについて。
ayurveda next door からの記事です。

------------------------------------------------------------------- 

私たちの身体は、毒のいっぱい詰まったゴミ箱ではありません。なのに、消化不良やストレス、呼吸する大気中の化学物質や飲料水、食物などの汚染によって、常に身体の中で毒素が作られています。それらを定期的に排出できなければ、毒素がたまった結果病気として現れるとアーユルヴェーダでは言います。そして老化とともにその不純物排出の働きは弱まっていきがちなので、定期的な内的浄化セラピーが必要なのです。

3つの毒素


アーユルヴェーダの師によれば毒素は3つあります。よくあるものがアーマで、消化力が弱まっていたり不適切な食事で過負荷になったときに消化管内に蓄積されるネバネバした未消化の老廃物のことです。

アーマが身体から排出されず蓄積され続けると、消化管にとどまって体内をめぐり始めるのです。ある部分に一定期間とどまるとアーマは反応しやすくなりサブ・ドーシャであるダートゥ(身体組織)、マラス(尿などの老廃物)に溶け込んでいきます。

三つめの毒素は、今日の私達が呼ぶところの環境毒素です。環境毒素は体外から取り込まれる食物に含まれる殺虫剤や化学肥料だけでなく、保存料や添加物、遺伝子組み換え食品などが含まれます。「腐った」食べ物や有害なバクテリアいっぱいの食物もこのカテゴリーに当てはまります。他のガラヴィシャ毒素は、ヒ素、鉛、アスベストや洗剤や生活雑貨に含まれる化学物質、毒、大気と水の汚染、着るものに含まれる化学物質や合成繊維、麻薬などです。

アーマヴィシャとガーラヴィシャの毒素はアーユルヴェーダ医師に任せるのが一番ですが、体内のアーマ蓄積を防止するための長期的ケアは自分でも行う方法がいくつもあります。


アーマ蓄積のサイン


身体が重い、関節がこわばっている、朝起きて舌が白くなっている、不快な体臭、食後にだるく眠い、頭がぼんやりするときは、身体にアーマが蓄積しているかもしれません。下痢や便秘、関節痛や悲しい気持ち、だるさ、免疫の低下、頻繁な発作や風邪なども全てアーマによって起こる問題なのです。

アーマは体内の循環経路を詰まらせ、細胞や臓器への栄養の流れを妨害します。もしくは、細胞や組織から老廃物を運ぶ経路を詰まらせて、結果的に毒素を蓄積させることもあります。


アーマはどうしてつくられるのか: 食事とライフスタイル


アーマは、不完全な消化による老廃物なので、消化を妨げる食事やライフスタイルはアーマの原因となります。

揚げ物や硬いチーズ、肉、残り物やジャンクフード、加工品、こってりしたデザートなどは消化しにくく、消化力を超えてしまってアーマの形成につながります。アイスクリームや氷水、冷蔵庫から出したばかりの食べ物など冷たい食べ物や飲み物もまた、その低い温度が消化の火を消してしまうので消化しにくくなります。

どれくらいのどんな食べ物が消化できるのかは、自分の消化力によります。消化の力は、身体の タイプやバランスによって弱かったり、強かったり、不規則だったりします。もし、消化力が弱かったり時間がかかるようであれば(カパ・ドーシャに関連した特徴です)、食べ過ぎたり消化力以上にこってりしすぎるものはアーマを形成してしまいます。

強い消化力(ピッタ・ドーシャに関連)を持つ人は、たくさんこってりしたものを食べてもアーマが形成されることはありません。不規則な消化力(ヴァータ体質に関連)を持つ人の食欲や消化力は変動しがちで、強くなったり弱くなったりします。

自分の消化のタイプに合うように食事を調整する必要があります。消化力はまた、季節によって変化し、食事やライフスタイルを調節しないでいるときに天気が変わればアーマが形成されることもあります。

消化力はまた、不適切な食習慣によって弱まります。例えば、毎日違う時間に食べる、消化力がより強い昼に最も重い食事をしない、食事を抜く、あるいは食事と食事の合間に食べるなどはすべて消化の力のバランスを崩します。

不規則な生活もまた消化を妨げアーマの原因となります。精神的、感情的、身体的ストレスもまた、消化不良とアーマの原因となります。イライラしているときに食べた後、胃に痛みを感じたことがあれば、それはこのせいです。一般に、自分の本質に逆らったり、自然の法則に逆らったりすると、消化力に影響してアーマの形成につながるのです。


アーマを減らす食事


単純なアーマは、消化の火であるアグニを強化してバランスを整えることで、普通は身体から排出することができます。まず、アーマを減らす食事を始めることが重要です。これは、温かく料理したての、軽く消化しやすい自然食品で、それぞれの体質と季節に適したものです。

アーマを減らす食事は、新鮮で有機的な野菜、甘く水気のあるフルーツ、未精製のキノアやクスクス、ライ麦、大麦、アマランサス、キビ、米、そしてムング豆やレンズ豆のスープなどの消化しやすいタンパク質などです。作り立てのヨーグルト1に対して4の水、味付けに塩か蜂蜜を入れてブレンドしたラッシーは食事の後の消化促進に大変良い飲み物です。消化を助けるバクテリアである乳酸菌が含まれているからです。チャードやケールなどの火を通した葉物は、排出を促し体のデトックスに特に優れています。

野菜や穀物は、体質と季節に合った味の良いスパイスで味付けしなければなりません。上記に挙げたアーマの原因となる食物は避けましょう。(揚げ物、熟成したチーズ、こってりしたデザートなど消化しにくいもの、冷たいもの)

一日を通してお白湯を飲むのは、アーマやあらゆる毒素を排出するのによい方法です。特にデトックスのスパイスを足したお茶はよいです。


デトックスのためのお茶


朝、2Lのお湯を沸かします。クミン小さじ1/4、コリアンダー小さじ1/2、フェンネル小さじ1/2を入れ、10分間蓋をして蒸らします。スパイスを濾して保温できるポットに入れ、一日中飲みましょう。毎朝、新しいお茶をいれて新しい一日を始めましょう。


ライフスタイル


太陽が最も強く、それが消化の火に反映される正午に、最も重い食事をすることが大切です。夜に食べ過ぎたり肉やチーズなどの重いものを食べると、それらが胃にとどまってアーマを作ります。夜は軽いものを摂るようにし、寝る前に消化が終わるようにしましょう。

また、毎日同じ時間に3食取るようにすることも大事です。身体が毎日の日課になれると、食事前に消化液が準備され、消化がより効率的になります。いろいろな時間に食べると、消化が狂ってしまいます。

本当にお腹がすいていなければ間食はやめて、食べ物が消化されるまで食事は待ちましょう。まだ消化中にもかかわらず、またそのうえに食べれば、未消化の酸っぱい老廃物であるアーマのもとになります。

アーユルヴェーダのその他の日課も重要です。夜の10時までには就寝することは欠かせません。というのも、10時から早朝2時のピッタの時間に消化の力が浄化し活性化するからです。遅くまで起きていると、おそらく夜中にお腹がすいて食べたくなり、それが消化力に負担をかけてアーマを作ります。

朝の6時前には起床しましょう。カパの時間(午前6-10時)まで寝ていると、アーマで身体の経路が詰まって身体が怠く疲れた感じになるでしょう。

体質にあった日々の運動は、消化力を刺激して体内の毒素を浄化するのを助けます。また、ストレス管理を行い、体質に負担がかからない楽しめる仕事をすることです。日々の瞑想は、精神的、身体的ストレスの解消におおいに役立ちます。

(出典)http://ayurvedanextdoor.com/want-a-clean-body-keep-it-free-of-ama-toxins/


2016年9月25日日曜日

心臓疾患の危険を軽減する1週間のパンチャカルマ
Panchakarma treatment for a week may reduce heart disease risk

The Times of India の記事です。
パンチャカルマとは直訳すると「5つの行い」という意味で、記事に説明されている通り、デトックスと若返りのためのアーユルヴェーダの5施術のことをいいます。
------------------------------------------


アーユルヴェーダに基づいたヴェジタリアンの食事、瞑想、ヨガやマッサージを特徴とする健康プログラムである1週間のせパンチャカルマ・プログラムは、炎症やコレステロール調整、心血管疾患リスク因子などに関連する血液ベースの代謝をかなり減らすことができると臨床実験結果が示した。

著名な統合医学支持者である上席著者、カリフォルニア大学のサンディエゴ医科大学教授ディーパク・チョプラ氏によれば、「一週間のパンチャカルマ・プログラムは、受けている人の代謝プロフィールを著しく変化させることができる」

「the journal Scientific Reports」に発表されたこの発見は、統合医療やホリスティック医療の健康への効果を代謝生体指標を用いて評価するものである。

「生物学的研究の全システムのための骨組みを作るという試みの一端として、我々の次の段階は、遺伝子発現と心理学的健康のどちらにも相互的に関連するものとなるだろう」とチョプラは述べた。

カリフォルニア大学サンディエゴ医科大学の研究チームは、瞑想やアーユルヴェーダのような代替医療や統合医療は極めて人気があるが、ヒトの微生物群やゲノム、生理機能に対するその効果はあまり理解されていないと言及している。

「我々の研究プログラムは文献上のこうしたギャップに対処するものだ」と第一著者であるクリスティン・タラ・ピーターソンは言う。

「パンチャカルマは、マッサージやハーブ療法など身体を強化・活性する処置に関わるデトックスと若返りのプロトコルのこと」とピーターソンは指摘した。

この研究は、カリフォルニアのカールスバッドにあるChopra Center for Wellbeingで、30歳から80歳の119人の健康な男女において行われた。

約半数がパンチャカルマを受け、残りは制御グループとした。

液体クロマトグラフィーと質量分析を用い、6日間の治験期間の前後で血漿分析を行った。

研究者らの発見によれば、パンチャカルマのグループの中には、血清コレステロール、逆にⅡ型糖尿病危険因子に関連する12種の特定の細胞膜物質(フォスファチジルクロリン)に減少が見られた。

「これらリン脂質は、炎症やコレステロール代謝に関連する経路へ広範囲に影響を与える」ピーターソンは説明した。

「血漿や血清のフォスファチジルクロリン代謝レベルは、心臓管疾患のリスクを極めて予測しやすくする」ピーターソンが言及した。


これは、バンガロールに行ったときの
眼のデトックス中の友人です




(出典) The Times of India
http://timesofindia.indiatimes.com/life-style/health-fitness/health-news/Panchakarma-treatment-for-a-week-may-reduce-heart-disease-risk/articleshow/54275481.cms

2016年9月23日金曜日

経絡の存在を科学がついに証明
Science Finally Proves Meridians Exist

シンガポールにいた頃、プラナ(生命エネルギー)を計れるマシーンを開発したという人のプレゼンテーションを聞いたことがありますが、目に見えないものってなかなか信じられないものですよね。
今日の記事はUPLIFTから、経絡、いわゆるツボを科学的に解明したという大変興味深い話です。
かくいう私も、使いすぎで肩や手首を痛めやすく鍼灸院に定期的に通っていますが、その効果は間違いないと実感しています。

--------------------------------------------------------------

スピリチュアルと科学の融合にはどんな意味があるのか


「すべての文化と近代医学以前のすべての伝統医学では、治療はエネルギーの移動によって為されていた」 アルバート・フォン・セントジェルジ(ノーベル生理医学賞受賞の生化学者)

何世紀もの間、いくつかの伝統における古代の賢者やヒーラーらはエネルギー体というものを鋭敏に理解していた。中国、インド、日本、そしてチベットなどの伝統的治療は、生命エネルギーが流れるエネルギーの経路や経絡、ナディに言及している。

生命とは生物的電気であり振動エネルギー現象であり、従って健康は様々な方法でエネルギーのバランスをとることで得られると考えられていた。生命エネルギーが身体を駆け巡って生気を与えることで生命が存在し、私達に動いたり、息をしたり、食べ物を消化したり、考えたり感じたりすることを可能にしていると。



エネルギーの経路


この生命エネルギーまたは「気」は陰と陽という2種類から成っており、身体中を巡るエネルギーの道(幹線道路)の高性能のネットワークに沿って流れている。2000年以上も前、古代文化はこのエネルギー経路の存在を知っていた。タイでは「セン」と呼び、インドでは「ナディ」、中国や日本では「経絡」「経路」「管」、チベットでは「経絡」と呼ばれていた。多くの東洋医学技術が発達したインドでは、72000ものナディ(エネルギーの道)があると言われていた。これらの経路におけるエネルギーの滞りが病気であると信じられている。鍼、指圧、マッサージやヨガを含む伝統的治療は、広大なネットワークの中の身体に駆け巡る経絡やナディとして知られるエネルギーの道あるいは経路の存在に基づいているのだ。

肉体や骨があるにも関わらず私達がエネルギー体であると考えるのはやや雲をつかむような話かもしれないが、私達は根源では他のエネルギー場に組み込まれたエネルギー場である。事実上私達の身体は電磁気を帯びており、科学は長年、心電図やMRIといった先端機器でその周波数の計測を行ってきた。針を使わなくても、こうした道や点が電気を帯びていることを示す多くの研究がある。指圧の技術は、同じエネルギー効果を活性化することを利用している。同様に、気功や太極拳、ヨガのポーズなどはツボに流れる電気を増幅させることがわかっているが、現在に至るまで科学は経絡の存在を信じてはこなかったのだ。


科学的研究


近年、ソウル国立大学の研究者らは、経絡の存在を確認し「primo-vascular system(訳註:PVS、直訳すれば『第一の脈組織』)」と呼んでいる。彼らによれば、この組織は心臓血管系において不可欠な部分である。

それ以前の1960年代初めに、北朝鮮の科学者キム・ボンハンが経絡を発見したと言及している。キム・ボンハン博士は50年以上も前に、血管とリンパ管の内外、そして内臓表面と真皮下に新しい管状構造の存在を示していた。彼はそれらが伝統的な経絡だと信じていた。彼の研究後、そうした経絡はボンハン管と呼ばれたが、様々な臓器におけるこの組織の存在はさらなる研究によって裏付けられている。

現在、韓国の研究者らは、PVSは実際に鍼経絡系の物理的構成要素であると考えている。そして、この組織は、生物フォトン(光の電磁波)やDNAが伝達するエネルギーや情報の流れに関連していることを示唆する。

この生物物理学の手法で東洋医学を研究している韓国の科学者らは、特別な染料を注入し経絡に色をつけた。ツボに染料を注入することで細い線が見えるようにしたのである。経絡のない箇所ではこれらは現れなかった。研究者らは、経絡は皮膚だけにあるのではなく、実際には実体のある液体が流れる管組織であり、この液体が集まって幹細胞を形成することを発見した。

かつて科学者らは、古代中国のエネルギー施術者が作成したツボの地図に明らかに合致している微小血管構造の集中した個所を観察するのに、イメージング技術とCTスキャンを使っていた。Journal of Electron Spectroscopy and Related Phenomena(電子分光法と関連事象ジャーナル)で公表された研究では、ツボとそうでない個所両方にコントラストCTイメージングと放射線を使用した。CTスキャンによってツボでない個所とツボの解剖学的構造の明らかな違いをはっきりと示した。

特別な染料を注入し経絡に色をつけた


経絡体系


主要な経絡は12対あり、2つの中間経絡と6つの陽と6つの陰がある。陽の経絡は身体を下降し、陰経絡は上昇する。各経絡はまたある元素に関連する。各経絡は昼夜の一定の時間に最も活性化し、元素や季節に影響される。

その元素的構造の中の生命フォースの脈管として、経絡は私たちの身体と細胞レベルで、そして宇宙と複雑で深い関係を示している。私たちは、身体的レベルそして細胞レベルで、元素やエネルギー構造やエネルギーの流れによってすべての生命と親密につながっている。私たちの地球はまた経絡と同様、エネルギーの道やレイ・ライン(訳註:先史または古代のイギリスで、神聖な場所や重要な地点が並んでいると考えられる直線)だと言われている。


経絡と健康の関係


私たちの身体はバランスが必要である。多すぎず少なすぎないバランスの取れたエネルギーの流れが健康につながる。これは私達がどのように生きているのかと同じだ。バランスが最優先である。過不足のない食物と水、健康的なバランスの取れたライフスタイル。ブッダが言うように全てにおいて「中庸」であること。

人生におけるこの調和とバランスを、陰陽(より単純に言えば男性的女性的な)エネルギーという相反する宇宙の2つの触媒的エネルギーのバランスとみることができる。

私たちは、この2つの体内の力の調和とバランスが取れていると健康で生き生きとしていられる。バランスが崩れ、一方の力がもう一方より強くなってしまうと病気になる。この力やエネルギーはとても明確な身体の経路、もしくは経絡を通って流れており、それは身体が治癒するエネルギーの道である。

伝統的なインド医学は、経絡から発展した。身体にはナディがあり、神経系、循環器系、消化器系、呼吸器系、リンパ系などを形成している。このナディに滞りがあれば健康に影響する。ナディはまた、思考や感情、神経インパルスを運ぶオーラ体にもみられる。このナディが滞れば、感じたり他人や環境、自分自身と深くつながる能力が失われる。動脈や静脈が身体機能に重要であるのと同様、ナディは私たちの神経や心と自我の回路である意識のマトリクスを通り抜け、存在の超俗的次元から肉体的表現を支えているのだ。

このエネルギーの流れがブロックされると、力を失い病気になる。ヨガや瞑想といった練習は、こうした微細なエネルギー経路に働きかけ、身体中のエネルギーの流れを支える。いくつかの古代インドの文献によれば、身体にはエネルギーの道であるナディが35万あるという。伝統的インド医学や精神科学では、物体、オーラ体、因果体のエネルギーはナディを通って流れていると言われている。この骨組みでは、ナディはナディチャクラと呼ばれる強力な特別点でつながっているという。

脊柱に沿って走る最も重要な3つのナディは、イーダ、ピンガラそしてスシュムナである。スシュムナは人間の身体の中心にあるエネルギーの経路で脊柱の基部から登頂へと走っており、根本の進化的フォースであるクンダリニのエネルギーを伝える。クンダリニはヨガや瞑想を通して眼覚めるが、脊柱の基部に眠っているといわれている。クンダリニの活性化により、より高度な意識状態へとつながる。ヨガの目的は、スシュムナを広げ、こうした経路を結合させることである。これらの3つのナディを浄化すると、全体的に健康になり、体と心の健康だけでなく精神の広がりにもつながる。様々なプラナヤマのテクニックは、これらのナディを開き続けるのに役立つ。

柱に沿って走る最も重要な3つのナディは、イーダ、ピンガラそしてスシュムナである

もしエネルギーに敏感だったり鍼灸などエネルギー治療を体験したことがあれば、例えば脚や腕にエネルギーの流れや冷たいあるいは熱い流れを感じたことがあるかもしれない。これが、経絡におけるエネルギーの解放であり、滞りが取り除かれて放出されたエネルギーの流れだ。

輝かしい健康を支える経絡系を基にした素晴らしい治療様式は多数ある。身体のエネルギーの流れを高めることで、バランスがとれて健康になることができ、真の自分自身に繋がることができる。鍼治療は、石器時代後期の中国ですでに使われていた治療法である。人々のすべての病を治療するのに使われていた。鍼治療は、中国が分離政策をやめて外国の政治的また文化的接触を再開する70年代になるまで近代西洋の意識には入ってこなかった。

西洋における鍼治療の適用範囲の広がりはゆっくりだが、おそらく科学的根拠がないと思われていたからだろう。しかし、こうして経絡の科学的証拠がある現在、身体のエネルギーという視点に基づいた他の素晴らしい治療法とともに、鍼治療は全ての病に対してより広範囲になっていき、より多くの人々の輝かしい健康を支えていくだろう。


(出典) http://upliftconnect.com/science-proves-meridians-exist/

2016年9月20日火曜日

自然に幸せになれる方法
How to Boost your Happiness Naturally

UPLIFT からの記事です。
エクササイズの個所でヨガが言及されていますが、健康的な食事をすること、感謝する心を持つこと、自分の身体と対話することもまたヨガの一部なのです。

-------------------------------------------------------

ドーパミンの力で自然な高揚感を得る


ドーパミンは、私たちの脳の中で快感、熱中、報酬に関係する自然に発生する神経伝達物質だが、総合的な健康に対する価値はたいてい見過ごされている。鬱や倦怠感、優柔不断、無関心、絶望感、性欲減退、集中できないなどはドーパミン不足のサインだ。ラッキーなことに、に浸らなくても、もとの健康な状態に自然に戻る方法はたくさんある。人生に幸福感や至福、刺激や欲望を増大する準備はできているか?

たまにちょっとした「セックス・ドラッグ・ロックンロール」をやることもあるかもしれないが、極度の快感には中毒性があることを忘れてはならない。我々が求める「その場しのぎ」は必要なエネルギーの急上昇を与えてくれるが、時間がたつにつれ不健康な習慣へと変わりエネルギーを補給するどころか枯渇させてしまう。時には、こうした耽溺が不健康な社会的交流と合わさって、自分自身や大切な人たちにつらい苦しみを作り上げてしまうこともある。上昇が激しいほど下降もきつくなる。だから読者の諸君、自らの身体に責任をもつように!



ドーパミンは報酬や快感と大いに関係があるため、「目標に向かい続ける」集中力を与えてくれる。ゴールに達した達成感は素晴らしく、この記事を読み切ったときにはそれが少し出てくるはずだ!この成功へとかりたてる意欲は、ビジネスやスポーツ、そして愛においても助力となり、したがってドーパミンの誘発が豊富なライフスタイルを確立することは、探求する価値があるゴールなのだ。

その場しのぎ


「その場しのぎ」の食べ物といえば、カフェイン、アルコールそして砂糖だ。また、作られた危機(いつもドラマに深入りする)、衝動買い、ビデオゲームのやりすぎ、ポルノ、ギャンブルなどは、ドーパミンを急上昇させる行動だ。こういった物や行動に定期的に手を出してしまう時、それはドーパミン不足でありライフスタイルを改善するべきだというサインだ。

食事

健康的なドーパミンのレベルは、バランスの取れた腸内フローラに関連しているようだ。だから、ヨーグルトやケフィア、生のザワークラウトなど身体によい最近の豊富なものを食べるといい。バランスの取れた食事というのは、総合的に「自然」なものか加工されていない食べ物で、果物や野菜、穀物、豆類、種、ナッツなどの植物性食べ物に多い。食事はただの食べ物ではないと覚えておこう。メディアや周りの環境や人、毎日感じる精神的状態などは、自身の気分やドーパミンレベルを左右するのだ。効果的な食べ物をいくつか紹介しよう。

リンゴ: リンゴに含まれる「ケルセチン」は、癌予防になるだけでなく神経変性疾患の予防に大きな役割を果たすという研究がある抗酸化物質のひとつだ。昔のことわざにある通り「一個のリンゴが医者を遠ざける」

バナナ: バナナはチロシンの宝庫だ。チロシンは、ノルエピネフリンとドーパミンに変わるアミノ酸だ。乗るエピネフリンとドーパミンは興奮性の神経伝達物質で、意欲や警戒、集中や記憶において重要。

ビーツ: ベタインは特定の野菜に含まれるアミノ酸の一種で、特にビーツに多く、一次的な抗うつ剤でもある。ベタインは、S-アデノシルメチオニン(SAM-e)生成の誘発剤として働く。身体はSAM-eなしでは生きられないので、それを生成する。SAM-eは、ドーパミンやセロトニンなどの特定のホルモン生成に直接関係がある。ドーパミンは満足感、喜びといった感情を司る。

鶏肉: 卵と同様に鶏肉は、興奮性の神経伝達であるノルエピネフリンとドーパミンのレベルを上昇させる完全なタンパク質を含む。鶏肉はまた、神経のエネルギーを発生させる力になるコエンザイムQ10の宝庫だ。

チーズ (特にカッテージチーズ): チーズはタンパク質豊富な食べ物だ。タンパク質はアミノ酸を供給し、ドーパミンやノルエピネフリンの生成を助ける。

卵: カリフォルニア大学バークレー校の研究では、鬱患者の脳にはセロトニン、ノルエピネフリン、ドーパミンの量が少ないことを示している。タンパク質を多く含む食物を食べることでドーパミンを増やし自然に鬱に対抗する方法があるが、卵は用途が広く、また肉を食べない人にも勧められる。

魚: オメガ3脂肪酸は、特にサバや鮭、スズキ、ニジマス、カレイ、マグロ、イワシなどの魚に含まれる。この脂肪酸は身体の中で多くの働きをし、神経伝達物質の生成に役立っている可能性がある。

小麦胚芽: 小麦胚芽はフェニルアラニンの宝庫である。フェニルアラニンは必須アミノ酸で脳や血漿に多く見られ、体内でドーパミンの合成に必要なチロシンになる。

(参照: Medhelp.org)


エクササイズ


我々の多くは多くの時間をデスクに向かったり運転したりしているが、つまり十分なエクササイズをしていない。ドーパミンは血液が流れると放出されるが、例えば夕日を見るために山の頂上へハイキングに行くなどという目的があるときにより多くなる。エクササイズと積極的な行動はまた累積的な影響がある。例えば、何キロか痩せて健康的になり異性を引き付けるようになるかも。またエクササイズによって、脳に栄養を送り込み新しい脳細胞ができると同時に、セロトニンやノルエピネフリン、アドレナリンなどが生成される。ヨガや太極拳、気功、サイクリング、ハイキングをすることで、たくさんの気持ちのいいご褒美がもらえる。

感謝の気持ち

これは、脳内化学のうちで最も興味深いもののひとつで、我々が思考や考え方で自分の身体を変化させることができるというものだ。感謝は、Psychology Today article にも数多くの実験結果が記されている通り、ドーパミンを増やす素晴らしい方法だ。感謝は「徳のサイクル」を作り上げるが、それはすでに所有しているものや仕事などに対する感謝を促し、幸せになるものへ焦点をあてる一方で感謝するものをもっと探求するようになる。感謝の習慣をつけるには、感謝日記を書いて毎日読むといい。多くの場合一日中感謝の気持ちを習慣づけることでもう一歩前進できるだろう。

心地よいものの中のひとつは、そろそろこの記事を読み終えることだ。ドーパミンを多く作る習慣を健康的な方法で始められるたくさんのアイデアを手に入れたはずだ。二週間続けて結果をみてみよう。そして、その幸福感や意欲、刺激とともにドーパミン運動を初めて世界を救おう!(この記事を友達と共有するだけでもいい)

自分の身体を信じて自然に身を任せよう


なぜある種の人や行動が一定のの気持ちをもたらすのか理屈を説明するのは難しいが、もし自分を本当に調整できるなら、何かや誰かがほかの誰かのエネルギーに影響するような生命力を持っているということに納得がいくのではないだろうか。

これがわかれば、どうすればいいかわかるはずだ。時々我々は、何かを始めたり、変えたり、打開しようとして、一次的に疲れてしまいそうなことにエネルギーを注いだりしてしまうものだ。時には、生命力を枯渇しないで増やそうという方向から反れていく。そして、この世であるべき自分の完全性を保持し、成長し進化すべき状況から完全にエネルギーを取り上げてしまう行動をしてしまったりする。判断がつかないときは、自然が生命力維持のための素晴らしい教師だ。どの動物も、餌を探したり危険を避けるために自らの「感覚」と直感を信じている。植物はいつも、エネルギーを周りの環境から取り込んで蓄え、最も生命力をくれる要素に向かって育つ。彼らは、生命力枯渇の状況にいることに言い訳したり悩んだりしない。ただ、生命のバランスが保持できる方向に向かって動き、向かい、探し、伸びていくだけだ。

今の君の生命力はバランスがとれているか?バランスを崩してしまうものを手放し、君の存在する全ての場所の全てのレベルにおいて、もっとパワフルで前向きで心地よい生命のフォースを養うには、どうすればいいのだろう?


(出典)http://upliftconnect.com/dopamine-natural-high/

2016年9月16日金曜日

グルジがガンジー賞受賞!

シンガポールからの連絡で知ったのですが
数多くいる海外居住のインド人の中でインドに素晴らしい貢献した人に
 NRI Welfare Society of India
 (直訳すればインドの海外居住者福利協会 といったところでしょうか?)
から授与される 2016年Mahatma Gandhi Samman 賞に
前回ご紹介した Dr Satyam が選ばれたそうです!

インドの伝統医学であるアーユルヴェーダと伝統文化であるヨガの研究や臨床における国際的な素晴らしい実績を認められたものです。
授賞式は30日にロンドンで行われるそうで、ロンドン在住の日本人のセラピスト仲間が出席します。

驚きと感激と誇りといった感情がわーーーっと波になってやってきた感じです。

ああ、なんか嬉しいなあ。

2016年9月15日木曜日

<日記>グルジの新しい一歩

私が初めてヨガ・ティーチャーのコースを取ったとき、
たまたまそのスタジオでトレーニング講師だったのが
現在、シンガポールのUnion Yoga Ayurveda を経営しているドクター・サティアムでした。

当時彼はまだインドの病院に在籍中で、
トレーニングの時だけシンガポールにやってくる若いアーユルヴェーダ医師でした。
私もまだヨガがなんなのかよくわからないうちに受けたので、
彼の熱く語る哲学や浄化法など、毎日が驚きの連続でした。
他数人の講師の方々に学び、ながーい実習を終え約半年かけて
やっとお免状がインドから届いた日は本当に嬉しかったことを思い出します。

それから数年たって、ドクターはシンガポールでビザを取得し
アーユルヴェーダセラピーのクリニックであり、セラピストを育てるための Union をオープンしたのです。
オープンしてすぐ、ティーチャー・トレーニングでも一緒だった友人とともに
彼のもとへ行き、すぐにVYASAのヨガセラピストのコースを受けることにしました。
(事情により、現在はVYASAのコースは行われていません)

彼は、年齢こそ若いものの努力家で知識も豊富で頼りがいがあり、
何よりもその笑顔がものすごく優しく温かい人物なのです。
そんな彼なので、商売上手というわけでもなく、私が実習に携わっていたころは、
良心的な値段にも関わらずそんなに忙しいというわけでもありませんでした。

そのころ、来られていた何人かの患者さんの中に、パーキンソン病の男性がおられました。
脊椎がだんだん湾曲してきており痛みもあり、歩くのもやっとでしたが
絵やギターがとてもうまく、いつも冗談を言っておられる明るい方で
私も何度かセラピーにお付き合いしながら笑ってお喋りをしたものです。
そんな明るい彼がある日、身体の症状のことでドクターと話していた時、突然、泣き崩れてしまったのです。それを受け止めたドクターは、
「大丈夫、僕が(症状を)よくしてあげるから安心してください」と言いながら彼をそっと抱きしめました。そうしてしばらくそこに抱き合って立ったままの二人を見ていて、私は涙が出そうになりました。
医者というのは、こうやって患者に寄り添って安心させてあげるものなのだということを目の当たりしたのです。ドクターに全てを委ねてしまいたいという患者さん側の気持ちも伝わってきました。
その日以降、私の中の何かも少し変わったような気もします。

そんなこんなで結局、約9か月もかかってしまったのですが、
無事にカリキュラムを終えてお免状をもらって日本に帰ってくることができました。

帰国後、クリニックは口コミでどんどん患者さんも生徒も増え、
セラピールームも増築し、香港にもブランチができ、
そして今週末、シンガポールでもうひとつブランチがオープンすることになりました。
それに立ち会うことができないのが残念なのですが
こうして、彼の温かい想いが広がっていくのを見るのは本当にうれしく思います。
そして、昨年から今年にかけて再度アーユルヴェーダを学びに行った際に出会った新しい仲間たちも頑張っています。

Union の詳細はこちらのホームページからどうぞ。
英語ですが。。。
ちなみに、インドに行った時の写真に私もちらっと写っています。 ^^


さて、私も(マイペースで)頑張らねばなあ、と。





2016年9月8日木曜日

<日記>ガムランでヨガ

約二年前から始めたインドネシアのガムラン演奏ですが、
昨日、先生とともに地元の老人福祉センターで演奏してきました。
(昨年末あたりから、ちょくちょく演奏会に出させてもらってます♪)

当日の打ち合わせのとき、演奏の合間にヨガをやってもらえないかというお話しをいただき
急きょ20分ほどクラスをやることになってしまいました。

おそらく、ヨガを経験したことない方がほとんどだろうと思い
冗談を交えて笑いを誘いながら(関西人ですからね)
呼吸法と軽いストレッチを行いました。

と、舞台の上で私のうしろにいたガムランの先生とメンバーが
静かにガムランの演奏を始めたではないですか!
ライブのガムラン演奏をバックにヨガができるなんてなんて贅沢な!!
静かで集中していく呼吸の時には穏やかな音色で・・
立ち上がってストレッチに移ると少しにぎやかに・・・

すごいライブ感でした。
病みつきになりそうです(笑)

2016年9月1日木曜日

ヨガセラピー: 医師が注目する最新の健康トレンド
Yoga Therapy: The Newest Health Trend that Doctors are Paying Attention To

Huffington Post からの記事です。
ヨガセラピーの可能性について、IAYTの活動について詳しく述べられています。

----------------------------------

健康志向の人は以前から、ヨガの癒しの効果を知っている。しかし、この古代の英知の人気は今日の主流となりつつあり、それは特に医師たちの間で広がってきている。今、医師が処方するヨガセラピーが西洋医学の医師の間でも高まりを見せている。

2016-08-30-1472571155-8242041-wellb.jpg


では、ヨガセラピーとは何なのか?なぜ注目されているのか?ヨガセラピーは患者の回復を助けるのだろうか?

ヨガセラピーとは?


ヨガセラピーは、自然治癒力を高め健康状態を改善する様々な実践を含む。それには、呼吸法や身体的ポーズ、イメージングや瞑想への誘導などがある。食事もまたヨガセラピーの一部となる。

普通のヨガには速いスピードで体力が必要なものもあるが、ヨガセラピーは安全で穏やかな方法で行う。そして、様々な健康状態にある患者に対応するため特別に訓練を受けたヨガ・ティーチャーによって行われる。各患者が異なるように、ヨガセラピーもそのスタイルや形は大きく異る。小規模のセラピークラスや個人セッションから、養護施設や病院のチェア・ヨガなど多岐にわたる。

ヨガセラピーは、その症状だけでなく患者そのものに注目し、より総合的に治癒へと導くものだ。その実践は、身体と心、精神に同時に働きかけ、心臓血管系や肺、神経系など身体のあらゆる個所を強化する。

人はときに同時にいくつかの症状に悩まされるが、ヨガセラピーもまた多目的に作用するものだ。ヨガの実践が、消化機能を改善し、精神的健康をはぐくみ、同時に身体の組織への酸素供給を促すのだ。


注目される理由


ヨガセラピーはまだ新しい分野だと思われている。が、現在、世界中で臨床的に実行可能な治療法だと認識されてきている。米国では、大きな医療施設やクリニックにおいてヨガセラピーのプログラムが確立されており、定期的に実践する医療施設や病院がますます増えてきている。ヨガセラピーが患者の治癒に有効であることを多くの医師たちが理解するにつれ、医療の一部となってきている。

ここ12年間、48ヵ国3400人以上のメンバーからなる国際ヨガセラピスト協会(IAYT)は、西洋諸国において尊重され認知されるセラピーとしてのヨガを確立するため努力してきた。審査のある年一回発行の医学誌を発行し、学術研究会議に出席し、ヨガセラピーの厳しい認定基準を作成するための国立衛生研究所の助成金を受けた。現在では、トレーニング・プログラムを認定したり、卒業したセラピストに資格を与えたりし始めている。

IAYTのデータベースによれば、2003年には5プログラムにすぎなかったヨガセラピー・トレーニングが現在では130以上にのぼる。それには、最近IAYTに認可された何年もかかる厳しいプログラムが24あり、さらに20のプログラムが検討中だ。2015年にはIAYTのヨガセラピー施術師のほとんどが病院に努めており、その他は外来クリニックや理学療法、腫瘍部門、リハビリ部門、あるいは個人で行っている。

医療界におけるヨガセラピーの容認には、臨床研究がその一端を担っている。多くの研究機関が、不安症や腰痛、不眠、鬱など広範囲にわたりヨガを用いた治療を行い、その実証された効果を文書で立証してきている。また、高血圧や心血管疾患の危険因子を減少させる効果も証明されている。研究はまた、ヨガが癌治療の副作用の緩和にも成功していると示している。放射線治療中にヨガを実践した患者について、疲労感やストレスが減り、生活の質の向上がみられたと報告している。


ヨガセラピーに効果があるのか?


ヨガセラピーは特にストレス軽減の効果があることが証明されている。これは、先進国で日々高レベルのストレスにさらされている多くの人々にとって良いニュースである。ストレスは様々な疾患の原因(の一部)となることが知られているが、それは過敏性腸症候群、偏頭痛などから、心臓疾患や糖尿病、骨粗しょう症など潜在的に生死にかかわるものにわたる。

他の医療(代替医療であれ伝統医療であれ)と組み合わせることで、ヨガセラピーは特に慢性疾患の治療に効果的であると証明されている。例えば、がん患者の科学治療や放射線治療の副作用を緩和する以外に、ヨガセラピーはバイパス手術後の治癒を早めることができるという研究がある。臨床試験では、高血圧、II型糖尿病、喘息の患者で定期的にヨガの実践を始めた者の多くが、必要だった薬剤の用量を減らすことができたり、また全く必要でなくなった。患者にとって、薬剤を減らせるということは副作用を減らせるということであり、また言うまでもなく経済的な節約となる。

ヨガセラピーの未来


医師や患者がヨガセラピーを主要な治療法として完全に受け入れるにはまだ時間がかかるだろう。しかし、それが補足的なものであれ、ヨガセラピーは飛躍的発展を遂げるだろう。その効果を文書化する研究機関が増えていることが、ヨガセラピーが普及しているという大きな証拠だ。

2016年8月22日月曜日

<日記> お盆明けのクラスで思ったこと

今年の猛暑は、本当になかなか厳しいですね。
南国で暑さに慣れているはずの私でも、さすがに35度を超えるとエアコンなしではいられなくなります。
窓から景色を見てみると、コンクリートとアスファルトばかり。
ぎらぎらと反射する日光の下で、少しだけ残っている緑。
これでは、町全体が熱くなるのも仕方がないですね。


さてお盆の間に、マレーシアはペナン島まで、お友達のコンドミニアムを訪ねてきました。
その間、クラスはお休みです。

さて、お休み明けのクラスでは、子供さんたちの夏休みということもあり
お休みが多かったのですが、
久しぶりに来てくださった生徒さんの言葉に私が癒されました。


>休みの間、ほとんど家の中で過ごしていて身体が重くて重くてしんどかったんです。
>気持ちもしんどかったけれど、今日ヨガをして心も体も軽くなりました。
>本当に来てよかったです。


諸事情で今は週一回のペースで行っていますが、本当は、週二回くらいの頻度で行うといいんですけどね。。。

こんな言葉をいただくと、本当に励みになります。
さて、来週はどんなクラスにしようかと今から楽しみです。


2016年8月10日水曜日

ヨガから得られる7つの素晴らしい恩恵 
7 of the Best Gifts You Will Receive From Yoga

今回は、30歳でステージ4の進行し転移した癌にかかり、それを克服したある女性の投稿を紹介したいと思います。

-----------------------------------------

最初は歯を食いしばるように求めていたヨガが私の魂を癒した


ここに記したのは、ヨガが私に与えてくれた7つの恩恵です。

受けいれること: 
自分の全てを受け入れること。特に自分の身体と経験してきた変化について。パーティーに明け暮れた20代前半、妊娠した20代の後半、ステージ4の癌になった昨年、治癒していく過程。
そして私はまだここにいます。この強靭な身体が私を支えてくれたのです。

自分のためにならないパターンに気付く: 
ヨガは、それが意図的でなくても、身体や感情、精神などあらゆるレベルの探求を独創的に深めてくれます。例えば、練習に行くのが怖いと思った時がありました。クラスの前に自分の心のそうした状態に気付き、それがなぜなのか自分に問いかけました(クラス後はいつも気分がよくなるのにどうして?)。ただ気付いたのは自分の中の大きな変化だったのです。理由を探っていくと、すごく疲れてしまうにも関わらずヴィンヤサの練習に自分を追い込んでいて「まだ足りない」と感じていることに気付いたのです。それは、ポーズでも、先生でも、クラスでの上級者でもなく、ただ「もっとうまく」なりたいと押し付けて追及しようとする自分のエゴでした。

手放せる能力:
首や肩の緊張を解き放つことが、実のところは精神的な重荷を解放する練習だったのです。練習前の身体が「そこまでいく」期待を解放し、フローの途中でもチャイルド・ポーズで休んでもいいのだと受け入れること。私は、夜なか中泣き続け何時間も動き続けた赤ん坊から眠りを奪っていたのだから。私たちの身体は、そんなエゴの声を無視するようメッセージを送ります。それを私はヨガと人生の中で学びました。「過ぎたるは及ばざるがごとし」

自分を許し、そして他者を許す能力:
あるポーズができないとき、頭の中で「●そ!」と文字通り自分を叱責していました。事実、背の低い私は、ほっそりとしなやかな先生と同じポーズを取れるような体格ではないのです。茶色の目を青にしろとでも言っているようなものです。もっと穏やかなアプローチで思考を和らげていくと、自分自身を許すことができ、自分自身を受け入れることができ、そして真実を見ることが怖くなくなるのです。自分に対する愛を深めると、他者への愛も深めることができ、そうして世界は救われ始めるのです。

くよくよしないことは、ストレスを大いに減らす:
フルタイムで働き、キャリアを築いていくことは、常に緊張状態にいることになります。そんなプレッシャーを自分自身に課しているとき、ヨガは、それを全部解放して自分以外のものは何も必要のない今という時を受け入れる場所なのです。ホッとします。

内なる知恵の声を信じる:
やわらかで微細な直感のつぶやきを聞くということは、まだマスターできていないにしても、ヨガがそれに近づけてくれています。エゴにとらわれやすい私は、独裁的で力強いエネルギーが大きな声でがなり立てるのでそれを無視するのが難しいのです。エゴはいつもそこにあって、「母として、妻として、社員としてうまくやっているか、それからこの戦士のポーズIIがうまくできているか?」なんていう「本日の恐怖メニュー」を餌にしているのです。思考の中の静けさというのは、「お前には価値がある、お前は満たされている、そして細胞レベルではお前は神聖なのだ」と言う内なる聖者と同調することなのです。

世界をエネルギーととらえる:
原子のレベルまでいけば、人はみなエネルギーの球体にすぎません。私たちはヨガのポーズをしたりするこの身体が与えられていますが、何をするのかを選択すること、真の私達は何なのかは、自分自身にかかっています。私たちは、思考を選択する力を持っていて、それは私たちのエネルギーに情報を伝え、私たちの世界での経験として現れます。ヨガは、私に「魂の源」である世の万物とともに私の命を共に作っていくことができるとはっきりと気付かせてくれました。それが私のやりたいと思っていることです。完全で、平和で、愛に満ちた豊かな人生は、私たちが生まれながらにして持つ権利なのですから。

なぜヨガをするのが好きなのかわからないかもしれません、ただ気持ちがよくなるからだと思っているかもしれません。その活力は、あなたが平静で自分の心の準備ができたときにやってくるのです。


出典:Yoganonymous
http://yoganonymous.com/7-best-gifts-will-receive-yoga

2016年6月22日水曜日

国際ヨガの日 グローバルゴールズ実現には健康的生活が重要だと潘氏
On International Yoga Day, Ban spotlights importance of healthy living in realizing Global Goals

2015年から夏至である6月21日が「国連国際ヨガの日」となり
今年は二回目を迎えました。
世界各地で、様々なイベントが行われました。
国連からのニュースです。


---------------------------------------
2016年6月21日-- 国連事務総長 潘基文氏は今日、誰もがさらに健康的な選択、ライフスタイルを取り入れ、民族、信仰、年齢、性別や性的指向に関わらず、他の人々と調和するよう呼びかけた。
「ヨガの練習はまた、この地球の資源を消費しているという我々役割、そして隣人を尊重し共に平和に生きるという義務をもつ個人であるということの認識を促してくれる」潘氏は第2回国際ヨガの日を記念し述べた。昨年の国連総会にて6月21日をその練習に割り当てるという決議がされたのだ。「全ての人にとって尊厳と機会のある持続可能な未来を構築するために、こうした要素は不可欠である」と、氏は加えた。
ヨガは、インドを起源とする古代からの身体的、精神的、霊的な訓練であり、現在世界中で様々なかたちで行われている。「ヨガ」という言葉はサンスクリット語で「結合する」「一体化する」という意味があり、身体と意識の一体化を象徴する。
今年の国際ヨガの日式典は、昨年の国連加盟国全一致で採択された持続可能な開発目標(SDGs)の実現に向けた健康的な生活の重要な役割に焦点をあてている。
ヨガの効果に言及しながら、事務総長は説明した。「運動不足は、例えば癌、糖尿病、循環器疾患など多くの非伝染性の病気と関連しており、世界規模での主要な病気や死亡原因となっています。健康を促進し、正しく呼吸する方法を伝え、ストレスを解消するヨガは健康的なライフスタイルを培うのに役立ちます」
8歳の時にインドでヨガを学び始めた世界一高齢のヨギニ97歳のタオ・ポーチョン・リンチさんによれば、ヨガの古くからの訓練は「永遠の呼吸」に象徴されるという。
今日の本部でのヨガセッションの一部としてUN Radio にポーチョン・リンチさんはこう語った。ますます多くの人がヨガに参加するのを見るのは大変うれしく、「息を吸うというのは、自分の中の生命力と同調し、命の魂そのものに同調していいる」と教えたかったのだと。皆は彼女にできないことをいつも言うけれど、それには興味がないと言う。「外に出て行動する可能性が私のなかにあるってわかっているもの!」
国連に関して、ポーチョン・リンチさんは最も必要なものだと述べた。「膝を突き合わせて話し合う必要があるでしょう。人生で何が間違っているのかを探す必要はないわ。頭に浮かんだものは具現化するのよ。だから、平和と美、そして何か皆ができる良いことを具現化しましょうよ」皆がヨガの訓練をする世界とはどのようなものかという質問に対し「美しい春のような、何もかもが栄えた世界でしょう。憎しみはない、人々の笑顔を信じるわ」
Isha Foundation の創設者であるヨギのSadhguru Jaggi Vasudevは、世界中の20億人のヨギ達に向けて述べた。基本的に「それは効果があるからだ」 内側から「整えれば」誰もが楽しく穏やかな生活を送れる。戦地でヨガを教えることはできないかもしれないが、戦争それ自身が人の心の中で何が起こっているのかを示している。「だから、外側から始められない、内側から始める必要がある」と彼は言った。

2016年6月4日土曜日

<日記>シンガポールに帰省?

大変ご無沙汰しておりました。
なんと2月以来の投稿ですね。

実は、自宅の工事に数か月かかりまして、
その間ずっと工事の足場に囲まれて、日々薄暗い中で騒音に囲まれて生活をしていたら
気持ちまで萎えてしまい、クラスはいつも通り行っていたのではありますが
なかなか元気がでなかったのです。
まったく、住環境というのは人生を変えてしまうほど大切なものだと改めて感じました。

さて、すっかり初夏の気候となってきましたが、
まだ薄寒かったGW明けから二週間ほどシンガポールに行ってきました。
途中だったアーユルヴェーダ・セラピーの実習と試験を受けるためです。

年明けから公私ともに様々な出来事があり
心が落ち着かない中、思い切って出かけて行ったのですが
おかげさまでカリキュラムも3時間の筆記試験も終え無事帰国しました。

シンガポールは、私にとっていわば「アナザースカイ」になっていて
しんどい時もあの熱い空の下にいると元気になるんですよね。
懐かしい友達や先生やヨガの仲間たち、シングリッシュにローカルフード、国際的かつゆるい空気感。
そして蒸し暑くて身体が疲れるからこそ?もっと自分に向き合える気がします。

たくさんの知識と経験と愛をいっぱい、心と身体に満たして帰ってきて
これから、それをどうやって廻りにシェアしていくことができるかを考えています。

それよりも、まずはインドの大学に提出するレポートを書かなければならないのだけど!!


2016年2月21日日曜日

ジカ熱ウィルスに対するアーユルヴェーダと自然療法
Ayurvedic + Naturopathic Approach To Zika Virus



この新しく発見されたジカ・ウィルスに関する健康レポートが、米国や南アメリカの国々に波を起こしています。このフラビ・ウィルスはネッタイシマカによって伝染します。

ネッタイシマカはまた、デング熱やチクングンヤ熱の原因にもなっています。感染者の約80%に症状がない一方で、ジカ・ウィルスの症状は、急な発熱、斑状丘疹性発疹、関節痛や非化膿性結膜炎などです。こうした症状は最長一週間続き、入院したり死亡することは稀です。

しかし、最近の報告では、ジカ・ウィルスと胎児の小頭症発症の関連性を主張しています。

頭の外周が小さくなる小頭症は、たいていの場合、脳の発達異常の結果で、脳性まひなどの精神、運動障害を含む長期の発達障害の原因となります。他に、染色体異常、麻薬やアルコール暴露、環境有害物質、頭蓋骨早期癒合(頭蓋骨癒合症)や、代謝条件によって起こります。

ジカ・ウィルスは、黄熱病ためのネッタイシマカ研究中に偶然それが発見されたウガンダのジカという森の名前からきています。ジカ・ウィルスはサルに感染することがわかっています。

2015年の初め、ブラジル北東部の二人の妊婦の羊水から北東ジカ・ウィルスのRNAが発見されました。そして超音波健診で胎児の小頭症が認められました。このウィルスと胎児の発達異常に関連性はあるのでしょうか?

歴史的に、ブラジルの小頭症発症例は1万人の生児出生に0.5人であることに注目すべきです。2015年の下半期にブラジルの保健省へ報告された小頭症の疑いは、3000件にのぼります(1万人の生児出生に対し約20件)。この急な増加により、その原因のさらなる追究が必要です。

ブラジル保健省の調査の結果、2015年8月から10月に生まれた小頭症35例のうち25件(71%)が重度である、17件(49%)が少なくとも一か所の神経異常がみられ、神経画像検査を受けた27人すべての胎児に神経異常がありました。これはジカ・ウィルスと妊婦の関連性を示唆しています。

CDC(米国疾病対策センター)は、ジカ・ウィルスの存在が認められた小頭症のケース2件と流産した妊婦から摂った2件のサンプルを試験しました。この4件にジカ・ウィルスがみられ、胎児が子宮内でウィルスに感染したことを示しています。これらの母親らには妊娠中、熱性発疹があり、そのうち2件は流産してしまいました。

近年、アメリカ大陸の20か国でジカ・ウィルスの感染が確認されています。また、感染媒体であるネッタイシマカがウルグアイやアルゼンチンにも存在し、さらなるウィルスの拡散の可能性をもたらしています。

ジカ・ウィルスの予

  • ジカ・ウィルスの流行している地域への旅行を控える
  • 蚊の温床を排除する (水たまりなど)
  • できるだけ肌を出さない服装をする
  • 蚊帳を使用
  • エアコンの効いた部屋にいる
  • 虫よけスプレーなどで咬まれないようにする(妊婦及び授乳中の母親への虫よけには注意すること)

予防と治療のためのアーユルヴェーダと自然療法

アーユルヴェーダ体系の概要

食糧生産や大気環境など、私達は常に環境の変化にさらされています。最も微細な形で予期しない変化が現れるのです。アーユルヴェーダでは、プラクリティ(遺伝的体質)とヴィクリティ(現在のバランス状態)がこれを表しており、周りの状態により常に私たちは肯定的にも否定的にも流動的なのです。

この世界の微細な、そして巨大な存在と常に私達は影響しあい、母親の子宮に初めて存在してから新しく異なるものへと成長しています。健康や病気というのは、絶え間ない変化や私たちの存在に影響を与える「菌」の変異といえるでしょう。そうした菌は他のものと同じく、常に私達と影響しあい、私たちの組織に入り込み、身体のバランスを崩すのです。

ジカ・ウィルスに話を戻すと、西洋の医学ではウィルス感染には最小限の治療しか行いませんが、東洋や代替医療では感染の間、予防や治療にありとあらゆるツールを使って取り組みます。

ハーブ

蚊媒介性の病気のハーブを使った治療では、駆虫薬、抗原虫薬、抗マラリアの特性をもったものに注目します。駆虫するハーブは寄生虫を殺し、抗原中のものは原虫を効果的に狙い、抗マラリアハーブはマラリアを作る種を効果的に根絶します。幼虫を殺すものも多く使われます。

ニーム

ニームは、特に血液をきれいにし解毒する作用をもつ広い薬効成分でアーユルヴェーダでは広く知られています。葉や種から抽出されるニームエキスは、防腐、防虫(抗マラリア作用も)作用があります。しかし、ニームは血糖を下げる効果があるので、食事と一緒にとるよう注意が必要です。局所使用は安全で妊娠中でも大丈夫ですが、服用は避けなければなりません。

ニームの強い殺虫力が、いくつかの研究で明らかにされています。ある研究では、アセトンで抽出したニームオイルの濃縮液に浸した木片を入れておくと、水中のハナダカラとネッタイシマカの成長と繁殖が45日間にわたり抑制することがわかりました。

ニームオイルの殺幼虫効果のある研究では、ニームオイルが最長7日間幼虫を100%抑制する効果があり、ネッタイシマカの幼虫に対して第1日と第2日でそれぞれ95.1%、99.7%の減少がみられました。

こうしたニームは、蚊に関連する病気の抑制に効果があるでしょう。ネッタイシマカに対するニームの各部の効果を調べた研究では、葉のアセトンエキスが100%幼虫を死滅させることに成功し、48時間目には根のクロロホルムエキスがさらに効果を示しました。

ソディ博士の虫よけ対策

感染地に行く10日前、滞在期間、滞在後10日間の間、1日3回500mgのニームエキスを摂取すると、抑止、防止、治療することができます。ニームはまた、防虫スプレーとしても使用できます。

イランイラン

カナンガの木としても知られるフィリピン原産の熱帯木です。そのよい香りで知られ、エッセンスオイルは医学的に数多い応用がされ、妊娠中や授乳中だと考えられています。

ネッタイシマカによく効きます。ネッタシマカ、ハマダラカ、コガタアカイエカに対する様々はエッセンシャルオイルの効果を比較した最近の研究では、ネッタイシマカ(99.4%)、ハマダラカ(97.1%)、コガタアカイエカ(100%)の産卵に対して、イランイランの花の10%濃縮液に効果がありました。

ヨモギ

ヨモギはセスキテルペン・ラクトンが含まれており、マラリア予防に効果があるとハーブ界ではよく知られています。事実、マラリアの治療のためにこのハーブが処方されている薬品もありますが、最近ではヨモギ抵抗力のあるものが懸念されています。

妊娠初期のヨモギの内服は、奇形の可能性があるため避けるべきです。初期でなくても注意が必要です。媒介によっておこるマラリアやデングへのヨモギの影響を調査する最近の研究では、葉のクロロホルムエキスがそれぞれの媒体の死滅、または幼虫の活動の抑止に強い効果があることを示しました。

乾燥ヨモギのヘキサンエキスが、コガタアカイエカと比較してネッタイシマカとハマダラカに用量依存で効果的だとわかりました。ヨモギはネッタイシマカに有効でしょう。

蚊媒介のウィルスの予防や治療にこうした自然療法が効果的なテクニックだということは明らかです。また、これらは副作用が少なく外用には妊娠中も概して安全です。しかし、妊娠中は注意が必要ですので、医師に相談してください。


出典:Ayurveda Next Door

2016年2月19日金曜日

人生を変える5つのヨガスートラ
5 Yoga Sutras That Will Change Your Life

とあるヨガ実践者のブログが興味深かったので訳してみました。

-----------------------------------------

ヨガの身体的な練習は大好きだけれど、私は賢者らの哲学がもっと好きだと思う。

ヨガの旅の中でヨガ・スートラは一番素晴らしいものだと思う。ヨガの鍛錬についての正式な文書があるが、それが「パタンジャリのヨガ・スートラ」だ。パタンジャリは古代の賢者。彼のことはあまりわからないが昔からの言い伝えを体系化し英知の「糸(スートラ)」に編纂した。それは、神あるいは上位の力から授かった、人間とは何なのかを知る助力となるものだ。 ヨガ・スートラは心と身体、魂を支えるために存在する。

人間とはとても複雑なものに見えるが、スートラは私達が本当は何なのかを単純明快にしてくれる、大抵は現実の外に生きる考えるモノだと。スートラは、私達の真実、そして変動する心のせいで起こる苦しみをどのように減らすことができるかを突き詰める助けとなる。その文書はとてつもなく深く、私達が可能な限り人間として最高の体験をする方法を教えてくれている。

195のヨガ・スートラが存在し、すべてはつながっている。以下は私を助けてくれた、そしてこれからも毎日助けてくれる5つのスートラを紹介する。

ヨガ・スートラ 1.2 – ヨガとは心の動きを管理し集中する能力である

強く、調和のある正しい心の状態は、人生の中をもっとスムーズに流れる助力となる。多くの場合、私たちは間違った考え方をしている。ヨガにより、自らの考えに気付き、それが真実かどうかを分析し、真実に向かって心を導くことができる。動きや変動のある心は、たいてい必要のない苦痛をもたらす。もちろん、考えではなく本当の恐れや個人の喪失からくる苦痛もある。しかし、人生の多くの時間は、私達の心は混乱していて、よくない情報をもとにした決断をしている。

身体的、瞑想的ヨガの練習は、心を清らかにし調和を取ることで苦痛を和らげるのに役立つ。

自分に問いかけてみよう、「自分の考えをコントロールしているか?真実ではないと気付いた後、それを正せるか?」

ヨガ・スートラ 1.8 – 誤りとは、真実の誤解に基づく間違った知識である

目的は、誤った決断をしないで、真実を土台とした真実の理解を探ることだ。ベルナルド・ボアンショーのエッセンス・オブ・ヨガは、私達に蛇と枝の寓話を思い出させてくれる。「本当はただの枝なのに、それを蛇だと勘違いして溝に飛び込んだ男は、そこでサソリにかまれてしまう」

全体を把握せずに何か言ったり報復する決断を、どれくらい私達はしているだろう。ことの真相をたぐらず、感情に基づいてだれかに反撃したことはないだろうか。おそらく、調和を作るよりも自分の気分がよくするために言ったり行動しただろう。これらに思い当たる節があるのは、あなただけではない。これは人間共通の経験だ。発言や出来事、状況を誤解し、そこに至るまでの経過を完全に理解することなく反応するのはよくあることだ。

自分に問いかけてみよう、「感情が動揺しているとき、状況をよりよく理解するために質問し始めることができるだろうか?」

Yoga Sutra 1.12 – 忍耐強い練習と非執着からくる心の変動をコントロールする


内面の安定とは、身体的困難の中で心を解放しポーズを保つことが必要となる日々の身体的ヨガの練習によってもたらされる。こうしたポーズを繰り返し、呼吸とともに鍛錬することで内面が支持される。継続的で集中した精神的探求(精神的繋がりに集中しながらポーズを行う)が、激情への執着を軽減する。この激情からの非執着が、安定した精神と心の平静をもたらす。

自分に問いかけてみよう、「毎日のアサナ、メディテーション、プラナヤマなどヨガの練習が、精神活動を導くのに役立っているか?欲望をやりすごして今いる場所に満足できるか?」

ヨガ・スートラ 1.13 – 忍耐強い練習は精神的安定を得て保つための努力である

人はみな、逆境に対峙する。不安の中でどうすれば平静でいられるだろう?それは、意思であり、精神的平和を保つために平静でいる努力をすることである。この内面の不屈の精神を得て保つのに、粘り強い練習が役立つ。状況を判断すると否定的衝動が起こるかもしれないが、この衝動を抑え込む代わりに、理解と論拠により肯定的で賢明な反応を確立する。平和を選択することができる。

自分に問いかけてみよう、「ほとんどの時を平和に過ごしているか、こうした平静を得るのに助けが必要か?」

ヨガ・スートラ 1.14 – 長期で不断の期間にわたり真剣で礼儀正しく取り組む者だけが、そうした鍛錬を確固に築く

どれくらいの期間ヨガを練習しているか?身体的な練習だけに取り組んでいるのか?ヨガ・ティーチャー・トレーニングに参加したことはあるか?人生を確認す真実に根付くための哲学を探求したことがあるか?

私は約15年管ヨガを練習している。その練習に執着しているし、してもいない。言い換えれば、練習が好きだし練習をするが、そんなに練習に執着しているわけでもない。それは、人生にかなり肯定的な影響がある。信仰に対しても、他の精神的な本を読むにしても。

何かがそんなに人生に肯定的であるならば、続けない意味があるだろうか?今、私はヨガを教えて13年になるがヨガのない人生は考えられない。

長い間、練習によって多くのことを得てきたし、美とともに年を重ねてきた。これからも教え続ける。外からも内からも自分を愛し探求する機会を与え、人々の内面の光に近づく助けをしていることを知っているからだ。

自分に問いかけてみよう、「長い期間、普段のヨガの練習ができるか?それはどんなものだろう?」

他の多くの人と同じように、まだ自分自身と能力についての信念と格闘している。けれど、ヨガは、多くの疑問や恐れを克服する助けとなってきたし、大抵は、自分に自信を持ち自分の光を明るく照らすことができている。ぜひ195のヨガ・スートラを学び、自己認識と魂の完全なる開花の道をはじめて下さい。あなたの魂が調和を得て、スートラがあなたに導きとよい影響を語りますように。


出典:Yoganonymous
http://yoganonymous.com/5-yoga-sutras-that-will-change-your-life

2016年2月15日月曜日

不安症を克服する9つのヨガのヒント
9 Yoga Tips to Overcome Anxiety Disorder


不安をうまくやり過ごすのためのヨガの効果


人間は自然に治癒する内なる力を備えており、その治癒を阻んでいるのは日々のストレスなのです。ヨガは身体全体のスピードを緩めるのに役立ちます。身体と呼吸に意識と集中を持っていくことで、ヨガは体の緊張を解きながら不安を鎮めます。

毎日のヨガの練習によって、日々の生活で心が落ち着きリラックスでき、落ち着きを持って出来事に対処できる強さを得ることもできます。ヨガは、理想的にはアサナ(ポーズ)だけでなく、プラナヤマ(呼吸法)、瞑想、そして古代のヨガ哲学を含み、これらは不安症の患者にも効果があり、新たに肯定的に力強く人生に対処していくことができます。



落ち着きのない心を鎮めることができる9つのヨガ・テクニック


1. アサナで身体を動かし心のストレスを取り除きましょう

ヨガのポーズは幸せで健康な心と身体を得るのに役立ちます。アサナは身体から緊張と否定性を解きます。特にいいのは、弓、魚、片足前屈、橋のポーズ、猫のストレッチ、両足前屈、立位前屈、下向きの犬のポーズ、頭立ち、屍のポーズなどです。


2. プラナヤマで呼吸を正しく行い不安を取り除きましょう

呼吸に意識をむけ、不安の原因となる不必要な思考から解き放たれましょう。

>> 深いヨガの呼吸
>> 交互の鼻孔の呼吸―吐気が呼気より長くなるとストレスが解消される。
>> 脳を輝かせる呼吸法(カパル・バティ)
>> フイゴの呼吸 (バスティリカ)
>> ミツバチの呼吸 (ブラマリ)



3. 瞑想をしてリラックスした心を楽しみましょう

瞑想は、乱れた心をリラックスさせ、落ち着きと安定を与え、瞑想をすることでまた、自分の周りのささいで小さなことに常に気を取られ心がどのように動いているかを観察することができます。また、見えない将来について不安に思ったり心配しすぎないでいられるのに役立ちます。

アドレナリンが急増するという言い回しを聞いたことがあるでしょう。これは、起こり得る危険に対する不安やストレスによって起こります。例えば、ジェットコースターなどです。そんな時には、アドレナリン・ホルモンのレベルが上がり、心臓の鼓動が早くなり筋肉が緊張、身体から汗を大量にかきます。このストレス・ホルモンのレベルを劇的に下げることが、習慣的な瞑想によって可能なことが科学的研究でわかっています。



4. ヨガ哲学を人生に。常に幸福でいつも楽しみましょう
シンプルながらも深淵な理念である古代のヨガの知識(ヤマ、ニヤマ)を知り、毎日の生活に取り入れることが、幸福で健康的に生きる秘訣です。例えば、サントーシャ(ニヤマのひとつ)は、満足することの価値を教えてくれます。

アパリグラハはまた、ストレスや不安の原因となる、過度の欲望やもっと所有し続けたいという欲望を克服するのに役立ちます。また、ショウチャは心と身体の清らかさについて述べています。この規律は、感染性疾患になるのではという過度の不安を持つ傾向にある場合に特に有効でしょう。

ヨガにおけるヤマとニヤマは私達に、不安とストレスを克服するのに大いに役立つ滋養のある食事をし、健康的なライフスタイルを送ることを薦めています。



5. 祈り、信じ、笑顔を絶やさず!

祈りの言葉は、安心への最良の形であり不安解消を支えてくれます。毎日の祈りやチャンティング、聖歌などは、あなたをポジティブなエネルギーで満たし心を安定させてくれます。また、全てが良い方向になるよう、また守ってくれる大いなる力の存在を深く信じる感覚をしみこませます。さらに、意識的にもっと笑顔でいるようにしましょう。自信と安定、肯定性がすぐに身体に入り込むはずです。すぐに試してみましょう!



6. 他人のために何ができるか考える

ずっと自分や自分のものにこだわっているときに、ストレスや不安の場所が作られてしまいます。自分に何が起こるのかを心配し続けてしまうのです。周りのだれかためにどうすればいいのかに注意を向けましょう。何かボランティア活動にエネルギーを注ぐと、深い満足感や大きな喜びを得られます。



7. 世界は永遠ではないと知る

まわりのすべてが一時的で変わっていくものだと気づくと、リラックスしてそこに落ち着くことができます。「これもまた通り過ぎるもので永遠ではない」という感覚が不安を解消してくれます。瞑想もまた、この人生の原理を見るのに役立ちます。



8. 不安を克服した同様の経験を思い出す

この状況は克服できるのだという大きな自信を得ることができます。大丈夫だと自分に言い聞かせるのです。



9. 肯定的な人のそばに

肯定的な考えの人と多くの時間を過ごすと同様の考えに影響され、人生に対する全体的な姿勢に現れます。肯定的な心だけが、喜びや平和、くつろぎなどを生むことができるのです。


その他不安を解消する方法:


  • 歌って踊って楽しみましょう。楽しもうという気持ちが不安から遠ざけてより調和のとれた状態へと導きます。
  • 信仰を持って、あなたを愛している至高の存在があることを知りましょう。至高の存在はあなたのそばであなたを完全に受け入れます。安心感は帰属意識から来るのです。
  • 不安を遠ざける大きなゴールに向かっているのだという大きな視野を持ちましょう。
  • 少し、気まぐれになってみましょう。不安はいつも予期される行動に関係します。まったく関係のない予想のつかないことをしてみましょう。
  • 最悪のことに立ち向かう準備をすれば、心が安定するでしょう


また、ヨガは治療ではなく生き方だと知ることも良いことです。ヨガからそのコツを学びながら正式な医療診断を受けることが不安症から早く解放される方法です。

医師は、不安の種類(パニック障害、強迫性障害、心的外傷後ストレス障害、社会不安障害、全般性不安障害など)を理解し、よりよい状態へと導いてくれるでしょう。そしてヨガはより大きな視野であなたの人生に対処する方法を教えてくれるでしょう。逆症療法や現代医療は副作用があるかもしれません、ホメオパシーやアーユルヴェーダなどの代替医療を検討するのもよいかもしれません。





出典:Yoganomimous
http://yoganonymous.com/9-yoga-tips-to-overcome-anxiety-disorder

2016年2月6日土曜日

乾燥肌のジレンマを解決
Solving the Dry Skin Dilemma with Ayurveda


この冬、乾燥肌で悩んでいませんか?それとも長い間困っているとか。あなただけではありません。それを日々の生活で解決する方法はあります。もちろん、バランスの乱れはどんどん複雑になっていきますが、科学も同じです。どうしようもなくなる前に、あまりひどくない不快感を摘み取ってしまうことが大事なのです。

乾燥肌はバランスの乱れの第一歩なので、それがもっとひどいものになる前に気を付けて直さなければなりません。どんな症状が出ていますか?ただの乾燥肌なのか、それともなにか他のささいな変化はありませんか?この数週間、数か月に何か特別なストレスはありませんでしたか?不安や便秘、ガス、耳鳴りなどありませんか?こうした症状は乾燥肌と同じ原因を持っています。こうしたパターンを見つけて、原因を断ちバランスを整えましょう。


原因を断つ


アーユルヴェーダ医師は、常に病気の原因を探り、まずそれを断とうとします。いつも可能とは限りませんが、治療をするのに原因を知ることは大変有益です。バランスの乱れの原因の三つは、時期(季節)、最善だと思っていることに逆らっていること、そして感覚器の不適切な使い方(たいていは使いすぎ)です。

乾燥肌に現れる性質は、主に乾燥(もちろん)と軽さと粗さです。そしてこうした性質から、ヴァータのドーシャが犯人だとわかります。ヴァータが必ずしも「原因」ではないにしても、環境や行動、食べ物のせいでヴァータが増えているのです。なので、そのバランスを戻さなければなりません。行動と食事に(環境を変えることは困難なので)反対の性質を取り入れて、悪化させるヴァータの行動を取り除きます。




ヴァータを整える

ヴァータは、ヴァータを作っている自然界の「空」と「気」の元素により起こるよくみられるバランスの乱れで、そうした性質はライフスタイルや環境の中で増えがちなのです。不規則な生活。常に興奮状態にある感覚。季節の影響に沿わないこともありえる「健康的な」食事の収れん性。

秋と冬は、ヴァータが優勢になるため一年の中で乾燥肌が起きやすい季節です。が、気候は変えられないので(温かく湿ったジャングルにでも行けるほど幸運でない限りは)、ほかのところを変えます。以下が乾燥肌のために内側と外側からヴァータのバランスをとる方法です。

  • ヴァータと反対の性質を取り入れる: ヴァータは冷たく、粗く、軽く、乾燥、繊細で動きがあります。日々の生活や食事でこうした性質を思い出してください。たくさんのパンやクラッカー、生野菜を食べていませんか?ヴァータの性質はそうした食事に多く含まれます。温かく、湿った(油を含んだ)やわらかい、重い食事に変えましょう。この季節により多くの油(ギー、オリーブ油、ごま油、バター、肉、ミルク、ナッツ)をとったりスープやシチューが欲しくなることは自然です。その食欲に気を付けることも自然なことです、なぜならヴァータを整えてくれるのですから。
  • アボカド、さつまいも、アーモンドやアーモンドミルク、卵、サーモンなど、内側から乾燥肌に栄養を与えるものを多めに取りましょう。
  • そしてこの季節は、生のものやサラダを避け、ジュースやスムージーには氷を入れないとか野菜や果物を一晩室温に置いておくなどしてください。生の生姜、シナモンを何にでも加えましょう。
  • 温かい水(白湯)で水分を補給します。ヴァータは本当に乾燥させます。もし便秘していれば、それもまた脱水状態の現れです。魔法瓶にお湯を入れ(レモンを入れるといいです)どこにでも持っていきましょう。朝はまずマグカップ1-2杯のお白湯から始めるとよいでしょう。
  • シャワーは控えめに、オイルをたっぷり。アーユルヴェーダの乾燥肌に対するセルフケアで最も大切なもののひとつがアビヤンガです。アビヤンガはオイルで毎日マッサージすることです。ゴマ油や亜麻仁油、アーモンドオイルなどはヴァータを整えます。すべてのオイルが一緒というわけではありません。例えば、ココナツオイルは軽くていい香りがしますが、あまりべたつきません。これはいい性質なのですが、本当に乾燥しているときにはあまり効果がありません。上記のオイルなど重めのオイルが、ヴァータを整えるのには必要なのです。
  • 理想的には、シャワーの前に、温めたオイルで頭皮やつま先を含むすべての肌をマッサージしましょう。あまりに不快に感じるときは、寝る前にマッサージをし、専用のウェアを着てオイルがなじむようにして寝ましょう。
  • アロエのジュースやジェル、リコリス、カモミールやカレンデュラ、発酵肝油など肌に栄養を与えるハーブなどを摂りましょう。






出典:Ayurveda Next Door
http://ayurvedanextdoor.com/solving-the-dry-skin-dilemma-with-ayurveda/

2016年2月3日水曜日

恐怖や不安を引き起こす可能性のある「魂の筋肉」
The ‘Muscle of the Soul’ may be Triggering Your Fear and Anxiety

大腰筋は一番深いところにあるコアとみなされ、ヨガセラピストであり映画監督のダニエル・オルソンがいうところの「魂の筋肉」だ。この骨盤近くにあるコアを支える筋肉は、可動性、構造的バランス、関節機能、柔軟性などに影響している。身体をまっすぐに保持したり動かしたりするための機能以外に、大腰筋は特にストレッチされて身体から緊張が解かれたとき、現在という時と繋がるのを可能にすると信じられている。

構造的な健康だけでなく、精神的な幸福感のために大腰筋は重要であると研究が示唆している。「大腰筋の本」の著者であるリズ・コックは、大腰筋は「文字通り最も深い生きる本能、繁栄したいという基本的な欲求を具体化している」という。つまり、大腰筋は一般的に考えられているもの以上だということだ。大腰筋を健康に保つことでプラナの治癒力を利用して心の健康を改善することが可能なのである。

大腰筋ってどこにある?


大腰筋は身体の安定性に関連性のある主要な筋肉である。脚から脊椎に伸びており脚と脊柱をつなぐ唯一の筋肉だ。T12の胸椎から出て腰椎に沿って下に向かい腿骨の上につながっている。

爬虫類との関連


脚と脊椎をつなぐことに加え、大腰筋は横隔膜ともつながっている。呼吸は横隔膜によって制御されているが、恐怖や不安による多くの身体の症状が起こる場所でもある。コックは、これは「爬虫類脳」と呼ばれる私たちの脳幹や脊髄の最も古い場所と、大腰筋が直接的な関係持っていることによると信じている。

コックによれば「大脳皮質の言葉や組織能力が発達するずっと前に、その生きる本能で知られる爬虫類脳は私たちの本質的な核になる機能を保持してきた」常に忙しく競争し、獲得している今日の生活様式は、大腰筋をいつも「戦うか逃げるか」の状態にしている。


psoas

慢性的な大腰筋のストレスに関する問題


常に「戦うか逃げるか」状態にとらわれて、大腰筋はほとんど生まれた時からストレスにさらされ、抑制されている。コックが書いているように「この状態は、現代の生活スタイルのあらゆることで悪化している。車のシートから窮屈な服装、椅子や靴などが姿勢をゆがめたり自然な動きを抑制し、大腰筋はさらに収縮する」この長い間の慢性的な大腰筋へのストレスが、背中や腰、膝の痛み、さらに消化不良や呼吸機能不全などにつながる。また、慢性通の主な原因にもなる可能性がある。

大腰筋に慢性的ストレスをかけるのは、身体だけではない。構造の安定のための筋肉ではないのだ。感情、世界観、他人にどう向き合うかにまで、生活のあらゆる面に影響する。とても多くの問題が大腰筋と関連している。ネガティブな感情になったり、人間関係に影響したり、全体的な満足感にさえ影響する。身体だけでなく心の健康にも健康な大腰筋が重要だと気づくことが、この注目に値する筋肉を大切にする第一歩である。

コックはこう書いている、「腰痛や不安症、膝痛や疲労に悩まされているのなら、大腰筋の収縮が原因である可能性が高い」

恐怖と大腰筋


大腰筋は「戦うか逃げるか」メカニズムに密接に関連していることから、大腰筋の収縮によって恐怖がより大きくなっている可能性がある。

最も独特な形で現れる感情であり、身体の中に「閉じこもる」ことができ、その結果身体と心が緊張する。大腰筋のバランスを取り戻すことで、この抑圧された緊張を解くことができる。そして、気づかなかった人生に対する恐怖感を解くために大きな効果があり、つまり身体と心の両方の健康が促進されるのだ。筋肉の痛みや緊張がなくなるとともに、内面の安定という素晴らしい感覚を感じるだろう。


エネルギッシュな身体との関係


大腰筋を伸ばし解放することで、癒しと回復のエネルギーに満ちた大地とつながることができ、プラナのエネルギーのバランスを保ち今という瞬間をもっと感じることができるようになる。健康的な大腰筋のおかげで正しい安定性を保つことができ、それがプラナを体中にスムーズに流し、生命力の適切な配分が行われる。身体の感覚としては、身体が適切に支えられているときは、動きはスムーズで無駄な力はいらない。つまりもっとエネルギッシュになるのだ。

現代のための古代の知恵


大腰筋の理解は決して新しい知識ではない。実際、時の中で失ったり無くなった古代の知恵とかなり似ている。ヨガは、古代のグルたちが固まった大腰筋を解放することの重要性を理解していたことを明確に教えてくれる。古代のヨガのアサナ、それは今日世界中で行われているが、大腰筋を伸ばして解放し、快適性を取り戻し身体全体のバランスをとることに焦点をあてている。一貫した練習によって、この筋肉の使い方を知ることができ、それは長期的に治癒に大いに役に立つ。
ヨガはまた、今の大腰筋の健康を図るのによい方法でもある。木のポーズ(ヴリクシャサナ)などの多くのポーズは、大腰筋が正しく収縮していないとできない。もし、座位や立位のポーズの練習中に膝や腰に違和感を覚えたら、大腰筋が抑制されている可能性があるので注意したほうがいい。

大腰筋は重要であるがあまり知られていない筋肉で、身体と心の健康に重要な役目を果たしている。この筋肉を無視し続けると、身体と心のストレスや緊張となり、不安症や鬱、慢性の腰痛や膝痛、消化不良や呼吸困難などの問題を起こすことになるのだ。



出典: The Mind Unleased
http://themindunleashed.org/2015/07/the-muscle-of-the-soul-may-be-triggering-your-fear-and-anxiety.html

2016年1月30日土曜日

幸せと長寿の秘訣を92歳のヨギが語る
A 92-Year-Old Yogi Shares Her Secrets To Happiness & Longevity


3つの職業に一度の人生、それが今日私がいる場所までかかった時間です。私が誰なのかを知り、本当に私らしくあるために。それは毎日の努力、希望、そして恐れないことが必要です。そして、80歳半ばになるまではこの変化は起こり始めなかったのです。

私が歩いて話せるようになって以来、「挑戦」という言葉は直感的に私のモットーであり続けています。今日まで、そのモットーは私自身のもととなっています。挑戦に対峙すればそれを受け入れることができますが、出会わなければチャンスを生かす機会を失っているということなのです。あなたの人生の旅を変えることのできる何かを失い、もしかするとそのチャンスは二度とこない可能性もあるのです。

ヨガの練習、タンゴを踊ること、空中ブランコや縄跳び、どれもやろうと思っていたものではないのですが、それでも人生のとても遅くになってからやることになったのです。これらの練習はこの地球上の私という存在への最も実りのある挑戦なのです。

空中ブランコを始めて、突然、詩や音楽、ブログを書くことになりました。タンゴは、タンゴの作曲に。そして、まったく予期していなかったのですが、友人のスカーレットがハリウッドYMCAのクラスに私を連れて行ってくれたことでヨガを始めたのです。

クラスはとても混んでいて、熱くて、その瞬間は気分の良いものではありませんでした。けれど、先生からの短い話とたった5分のメディテーションの後、初めてのダウンドッグ(下向きの犬のポーズ)をしたときには、「ちょっと待って、これすごくいいと思うわ・・・」とでも身体が言っているかのようでした。

私の身体は大きな痛みや困難もなく反応し、そして言うまでもなく、そのクラスは、その後今に至るまで何年間も続けているとても素晴らしく力強い旅の始まりだったのです。

近い将来に、去るつもりはありません。

私はそれをヨガで見つけました。ひとつひとつのポーズの間の時間が練習の本質です。私はためにヨガをし、ヨガをするために生きています。私の人生はヨガの練習によって前進していると理解しているのです。

私は毎日45分間のヨガの練習で一日を始めます。全筋肉に油をさし、心と身体を強くし、精神が呼吸をします。そうです、身体を鍛えるにはいろいろな方法がありますが、私の考えでは、ヨガほどすべてを包括的に行えるものはありません。

ジムに行っても(私は選択しませんが)、身体や心になんからの働きかけをすることになります。疲れてしまうかもしれませんがきっと自分にこう言うでしょう「私自身を私の一番の友人にとっていいことをやった」と。

あなたの身体は間違いなく、そのままであなたの一番の友人であり素晴らしいパートナーです。身体も充電が必要なのです!「時間がない」なんて言わないで。それは嘘。時間がないなんて、気分をよくして長生きすることを妨げるつまらない言い訳に過ぎないのです。そして私が生き証人です。


また、朝に縄跳びをするのが大好きです。この練習は私の身体全体を刺激し、一日でも欠かしたら死んでしまうかもしれません!秘訣は、ゆっくり始めるのです、まずは1分、そして2分、というように。最終的に、私のように取りつかれてしまったら、6分間までいけるでしょう。きっと全体的なスタミナがついていくことに驚くはずです。

縄跳びなんて身体に悪いという人の声は聴かないでください。私はもう2年間跳んでいますが、まったく何の痛みもありません。この練習が循環器にどういいか考えてみてください。新しい血液と酸素が肺と心臓に送られるのです。臆病にならないで、ただ試してみてください。きっと長く健康的な人生が送れると私が保証しましょう。

私にとって、ヨガ、タンゴ、縄跳びは素晴らしいトリオなのです!ただひとつが私の人生を変えたというのではなく、素晴らしい92年という人生の旅をよりよいものにする新しい方法をいつも探し続けていることなのです。

生まれた時から、あなたは素晴らしい道具を与えられています。「身体」です。あなたの人生でたったひとつ得ることのできるものですから、愛し、尊び、敬意を払いましょう。身体の声を聞きましょう。注意を払ってすべての可能性に気づきましょう。私は、これまでになく気づいていますが、そうした英知は、時間と練習からだけ得られるものなのです。

人生を生き、自分がしていることを愛していれば、あなたのためにそこで待ち受けているすべてのチャンスにもっと受け入れることができるでしょう。人生の本質は「あなた自身」なのです。私たちはみな同じ人間です、少し形が違うだけです。

していることを愛し、あなた自身を愛しましょう。定期的な献身的なヨガの練習が、健康で長生きする鍵だと、私を例として理解してください。すべての呼吸は意味があるのです。そして、それを行っている間、楽しむことを忘れないでください。もし楽しんでいないのなら、人生がまったくつまらないものになってしまうからです。



出典:MindBodyGreen
http://www.mindbodygreen.com/0-20677/a-92-year-old-yogi-shares-her-secrets-to-happiness-longevity.html

2016年1月29日金曜日

<日記>チャクラが!

先日のシニアクラスで、チャクラのシンボルが背中に刺繍されているタンクトップを来ていたのですが
その形が気になったらしい生徒さんが「ちょっと見せて!」と。
そして、持っていたメモにささっと書き写して帰られました。

ああ、ご興味があるのだな、と
次のクラスのときにチャクラの資料をお配りし簡単に説明しました。

すると、その次のクラスのときに
「これ見てみて!」と言われるので何だろうと近づいていくと
なんと、マットケースにご自分で刺繍したチャクラのシンボルが縫い付けられているのです!

すごい!

「なんの形がわからなかったけど、なんとなくいいと思ってたの。
説明を聞いて意味がわかってみると、作ってみたくなって」

いつも、私がさらっとご説明するヨガ哲学のことを一番熱心に聞かれている方です。
これからもきちんとお伝えしていかなくては、と思いました。

御室のスタジオ

2016年1月26日火曜日

強力に寒い季節を乗り切る3つの方法
3 Tips To Feel Your Best In Extreme Winter Weather



自然のリズムにより敏感にある季節、強力に寒い季節の間、どうやってバランスを保てばいいのでしょう?戸外の環境に順応できない私たちは、ドアを閉め極端な季節がもたらす不快感を断ち切ろうとするでしょう。このどうしようもない寒さに文句を言い、日々をなんとか生き、もしかしたらどこか別の場所へ行ってしまいたいとさえ願うでしょう。行き場がなく、孤独で、元気がなくなったと感じるかもしれません。簡単なことではないのです。でも、自然から学ぶことで、この季節を穏やかに過ごすことができるのです。



1.深く掘り下げる


地面やその上にあるものすべてが凍ってしまったように見えるとき、植物と同じように過ごしてみましょう、深く掘り下げるのです。植物全体の2分の3は、たいてい根系です。大きなオークの木が、地下でどう過ごしているが想像してみましょう。根は生き生きとしていて、やってくる春に向けてエネルギーを蓄えています。けれど今は、力を蓄えて隠れています。表面に何もないときは、探るべき場所は「内側」なのです。

毎日行う簡単な呼吸の練習(アンドリュー・ウェイル博士)
身体は楽に、背筋はまっすぐに。鼻から吸って4つ数えます。7カウント息を止め、8カウント口から吐きます。毎日これを2回、できれば日の出時と日の入時に。もしくはいつでも。



2. 元気を出す


アーユルヴェーダでは、寒く凍える温度と乾いた粉雪は、すべての動きを制御するヴァータのドーシャをもたらします。バランスが保たれていると、ヴァータは独創性、創造性、熱意を促進します。しかし、多すぎると、ヴァータはこれらの特徴を強く引き出しすぎて、不安や心配、情動不安などを押し進めます。

考えすぎは、衰弱につながります。できないことややりたくないことについての思いは、無力感や不満の感情を残します。伝統的に、日々の習慣をきちんとこなすなど地に着いた行動や温かく重い食べ物などが心を落ち着かせるのに役立ちますが、極端な季節にはこれが微妙になります。

これらを行いすぎると、今度はカパのドーシャが増加し、重さや倦怠感などを促進します。これら2つのドーシャのバランスをとるのは、この環境では少し工夫が必要です。ヴァータを鎮めるため温かく火を通した食べ物をとりますが、野菜のスープやシチューなど軽いものを選ぶようにしましょう。肉や精製糖を取らない日を作りましょう。できれば戸外で20分間散歩をして、カパを増やさないようにします。可能なら15分間日の光を浴びて太陽のエネルギーを集め、ピッタのドーシャを活性させます。それが生産性につながります。



3. 流れにまかせてみる


自然のものはみな、周りの環境に適応して生き残っていきますが、私たちもそうです。気温が下がって寒く感じた冬の初めを考えてみましょう。ここ北東部では最初に4度以下に下がると凍えそうに感じるものですが、2月までには4度なんて真夏のように感じるものです。極端な季節で感じることにとらわれないで。いつも変化しているという事実に気づかなくなってしまうから。

この季節の日の出は、私たちが目を覚ます時間と同じくらいでしょう。スマホのお天気アプリがあなたの地方の日の出が何時かを教えてくれます。日の出の数分前に起きて空を見ましょう。上記の呼吸法を行います。すぐによい効果が得られるはずです。

日々、氷は解けその下に水が流れ、凍った大地の奥で水を求めて根が広がり始めます。毎日が春に向かっています。うまくいかない時もあるでしょうが、自然のぺースに寄り添うことができればもっと心地よくなるのです!



2016年1月15日金曜日

寒い季節のアーユルヴェーダ
Ayurveda for the Colder Months




日が短く寒い季節、日差しも少ない。とうとう冬が来た。この季節、身体の調子も心も落ち込みやすい。寒くじめじめと湿った日には、ヴァータとカパのドーシャが悪化します。むくんだり、咳や風邪をひいたり、時には恐ろしいインフルエンザに罹ったりも。

日光が不足すると私達の体力が奪われます。ですから、季節に向けて免疫系に焦点をあてるよい機会となります。休養をしっかりとって(年末年始には難しいかもしれませんが)、消化の火であるアグニを増やす栄養価のあるものを摂りましょう。

ピッタ・ドーシャが多い人にとっては冬はいい季節といえるでしょうが、寒い季節にバランスを保つアーユルヴェーダのコツを理解することは誰にとっても有益でしょう。



ヴァータを鎮めカパを落ち着かせる暖かく栄養のある食事を


私達は基本的に、冬の季節に多く食べるようにプログラムされています。多少の体重増加は仕方ないでしょう。たまには食べたいだけ食べてもいいのです。栄養価が高く消化のよいものが何なのかを考慮して、食事の賢い選択をしましょう。

朝食は暖かいお粥やオートミールがいいでしょう。昼食や夕食には、お米、大麦、ライ麦をたくさんとりましょう。ギーやココナツ、アボカド、ヘンプ、オリーブなどの健康的なオイルをさがしましょう。サラダなどヴァータを悪化させやすい季節はずれのものを避け、季節の根菜を足したスープやシチューを摂る様にします。ホットミルクに身体を温める生姜やシナモン、カルダモンなどのスパイスを入れて一日を終わりましょう。



あなたの人生にもっとスパイスを


赤ワインを楽しむ季節です。リラックスできるだけでなく、身体を温めるという二つの効果があります。ワインを飲まないという人には、温める様々なスパイスを入れたお茶を飲むと同じ効果が得られます。シナモン、黒胡椒、クミン、ターメリック、タラゴン、ローズマリー、オレガノ、唐辛子などを使ってみましょう。少しのスパイスが大きな効果をもたらしてくれます。



Dを探せ!


日光が少なくなる冬には、ビタミンDの多いものを摂りましょう。サーモン、マグロ、タラ、乳製品、卵、キノコ、ヨーグルト、チーズ、ズッキーニ、トマトなどがお奨めです。



地に足をつける


アビヤンガと呼ばれるアーユルヴェーダの自分で行うマッサージは、心を落ち着かせます。ごま油でマッサージすると乾燥肌が潤って血流がよくなります。頭のオイルマッサージは、季節の変化がもたらすフケ、頭痛、不安症などを防止します。また、温かいお風呂やスチーム、サウナは身体を温め寒さを撃退するのにとても良い方法です!



血流をよくする


弱った消化力を刺激したり、代謝を調整したり、身体の毒素を取り除くのに最も良い方法のひとつは、エクササイズをすることです。寒い季節には、身体は最も必要とする場所、内蔵から熱を取ろうとします。これが手足が冷たくなる理由です。「骨まで寒い」という感覚です。太陽礼拝などの繰り返す力強いエクササイズがいいでしょう。実際、太陽礼拝は朝に行うことが理想的で、体内に熱をおこして重要な筋肉を温めます。カパラバティの呼吸法もまた、体内の熱を作ったり消化の火であるアグニを改善する素晴らしい方法です。



休んで準備する


12月は、休養をとり一年を省みて新年に向けて準備をする時間です。自分の内側をみつめ、種を蒔き、意思を固めましょう。地につき、静けさの中で内省的になるときです。これを利用して、瞑想の時間をとったり日が短くなるとともにやってくる静けさを受け入れましょう。光が不足するので、季節的な鬱になることもありますが、これを防ぐため、光について瞑想したり、「オーム」など心に響くマントラを唱えましょう。

ひどい粘膜性の風邪をひいたときは、数日の間、食事を減らしましょう。軽く温かいスープなどの簡単な食事をとって、休んで回復させます。乳製品、甘いもの、揚げ物、イーストを使ったパンは避けます。これらは、停滞をより悪くします。咳のでる風邪には、ジンジャーティーがとてもよく、ローハニー(熱を加えていない蜂蜜)を少し入れると特によいです。

気力が増し、地に着いた健康的な春を迎えるために、温かく光をたっぷり浴びた冬が過ごせますように。






出典:Wanderlust
http://wanderlust.com/journal/ayurveda-for-the-colder-months/

2016年1月8日金曜日

ボールを使った股関節のためのヨガ
A Sequence for Healthy Hips

あなたは、あなた自身や痛んでいる細胞組織を治す大きな力を持っています。それは、痛みや機能障害、疲労や心の不安などを引き起こす、見過ごしがちな身体の簡単な動作にまで至るでしょう。立ったり、座ったり、歩いたり息をしたりというあなたの行動が、あなた全体に連鎖反応を起こします。理想的なよい姿勢を保つための強く安定した身体の組織にするため、全ての動きに注意して正常化させなければなりません。

下記のシーケンスは特に股関節に有効です。テニスボールを使って行います。

ダブル・ピジョンでチェック

床に座って脛を交互に重ね、右の足首が左の膝の上に、左の足首が右の膝の上にくるようにします。足首は曲げておきましょう。


このポジションで背骨が曲がるようであれば、ブロックかスツールを使いましょう。
一度に両足をのせるのではなく、片方ずつ行って股関節をチェックするのもよいでしょう。

座ったまま腹式呼吸を5-10回したら、足を入れ替えましょう。

注意:
誰もがこの写真のように股関節が開くわけではありません。無理をしないで、自分自身の可動域を感じるようにして下さい。

ロール・シーケンス

梨状筋

Action 1:
仰向けに寝て、ボールをひとつずつお尻の下、上後腸骨棘の真下にくるようにおきます。ボールがお尻の筋肉深くに押し込まれるので、梨状筋の根元に圧力がかかるようにしましょう。

両足の裏をつけて、膝を外側に開きます。腹式呼吸を数回行ってボールと馴染みます。

数秒間お尻に力を入れた後、力を抜いてリラックス。5-8回繰り返します。


注意: 圧が強すぎると思ったら、壁ぎわで立ってボールを壁に置いて寄りかかりましょう。

Action 2:

右側のボールを床に置いた右足の下に置きかえ、左のお尻とボールに体重を乗せ、梨状筋に沿って転がします。一般的にお尻を横切っている、仙骨から大腿骨上部の突起へと伸びる筋の伸びを感じましょう。この動きが、梨状筋の端にある全ての筋肉に同時に圧をかけます。



Action 3:

ボールを使って、左の大腿骨上部突起を探します。骨盤と腰を動かしてこの骨の周りにボールで円を描き、腱とここを繫いでいるその他の柔らかい組織の上を転がしましょう。






反対側も1-3まで繰り返します。


マム・ジーンズ・ポケット

Action 1:

二つのボールを並べて中臀筋上部の端に置きます。左下に寝て頭をブロックか枕の上にのせ、数呼吸ボールを馴染ませます。





お尻の横にある中臀筋を活性化させるために左の足の外側を床に押し付けます。そしてその緊張を解きます。2回繰り返しましょう。

つま先を伸ばしたり足首を曲げたりしてボールに対して上下の動きを行い、中臀筋に沿って転がします。(写真なし)

Action 2:
骨盤を前後に動かして、ボールを押し付けます。骨盤を前に戻す前に、お尻の上部にボールを強く押し付けて圧が大きくかかるようにしましょう。(写真なし)






Action 3:
数回、左の膝を持ち上げたり床におろしたりして優しく筋肉をボールで刺激します。




自転車こぎの動きで、左脚を床から数センチ持ち上げます。一方向に数回漕ぎ、反対側も行います。


脚を変えて actions 1–3まで繰り返します。

大腿筋膜

Action 1:
ズボンの前ポケットがくる辺りである左の大腿筋膜張筋に沿って二つのボールを置きます。上前腸骨棘の横になります。

右足を左の膝前に置いてボールを固定します。数回深呼吸をしてボールを馴染ませます。


大腿筋膜張筋に沿ってボールが動くように左のつま先を伸ばしたり足首を曲げたりします。これはとても小さな動きです。

Action 2:
身体と腿をボールの上に持って行き、この小さな筋膜に抵抗を与えます。5-8回繰り返しましょう。




Action 3:
下になっている膝を曲げたり伸ばしたりして大腿筋膜張筋をストレッチします。(写真なし)



Action 4:
左腿の横側中央、腸脛靱帯に沿ってボールを転がします。膝は曲げたままにし、圧が強すぎると感じたら左の上に右腿を重ねます。(そうでなければ、右脚は左後ろに置きましょう)




左腿を前後にスライドさせ、ボールが腸脛靭帯と外側広筋を横切るようにします。




方向を変えて actions 1–4 を繰り返します。


ダブル・ピジョンで再チェック
身体を戻して股関節の可動域が広くなっているか、背骨をまっすぐ保つのが楽になっているかを確認しましょう。




1.お尻の片方に何らかの緊張がありましたか?
2.少し歩いてみて、お尻の細胞が活性しているのを感じますか?
3.この文を完成しましょう。「私は_________のを感じる」


出典:Yoga International
https://yogainternational.com/article/view/a-sequence-for-healthy-hips?